2010/07/31

ドキドキ


久しぶりに朝からちょっとドキドキした日。
私のお腹の中にいるのは、女の子だって分かった日。

2010/07/30

レモンのパウンドケーキ


レモン好きの友達Yさんのお誕生日に、パウンドケーキを焼いた。
ちょっと多めに焼いて、翌日、臨月の妊婦Rちゃんがおうちに来たので、おやつに。
最初は、Rose Bakeryのレシピで作ろうと思ったけど、バターと砂糖の多さに戸惑って、
結局クリームチーズを入れたりしてアレンジした。アイシングもなし!
お店じゃないもん♪

2010/07/27

Lennart Nilsson『A Child Is Born』


先日、私のエージェントA&Aのディレクター、Kajsaの家に行った時、
フォトグラファーLennart Nilssonの写真集を見せてもらって、衝撃!感動!
すぐに欲しくなって、eBayで探した。
彼女は、母国スウェーデン語の70年代の古本と、今出版されてるもの持っていて、
私は古本のほうにすごく惹かれたので、80年代の英語の古本を購入。(読めないくせに)

Lennart Nilssonは、内視鏡などを使って、世界で初めて子宮内胎児の撮影に成功した、
"写真界のノーベル賞"と呼ばれるスウェーデンの医学写真家。

人間は、受精してからたった40日間の間に、人類が進化した40億年の歴史を経るというけど、
私のお腹の中でそれが起こっていたと思うと、本当に神秘的...
羊水という海の中で、小さな卵から、魚、両生類、爬虫類、そしてほ乳類へと進化し、
人間のかたちになるまで、1日に1億年分の成長をする。
みんなみんな、どんな人も、一番最初は0,06mmの命からスタートして、この過程を辿ってきた。

羊水って、40億年前の地球の海水と同じ成分と聞いてびっくりしたけど、
母親ひとりひとりが、体内の神聖な海を汚さずに、守っていくことが、
なによりのエコロジー(生態系という意味を含めた地球環境)に繋がる原点なんじゃないかと思った。

受精後4週目の、しっぽのある7mmの赤ちゃん。

5週目。たった1週間で手足がにょきにょき。

6週目。もう1.5cm。人間らしくなってきた。

左側の水風船みたいな小さな袋が卵黄嚢。栄養を溜めて赤ちゃんに与える袋。

顔の変化。一番右側は20週。産毛がしっかり生えてきてる。
ちょうど今の私の赤ちゃんはこんなかんじなのかな。

この豊かで穏やかな表情...
『千と千尋の神隠し』でお風呂に入ったあとの"河の神"に似てる!

夏野菜ベジカレー


日本のカレーが好きだけど、市販のルウはいろいろ化学調味料が入ってるから、
使いたくない。と思って、日本の自然食品サイトで無添加のルウを見つけました。
これが!おいしい!!日本のカレーの味!
だけど、キーンってするジャンクな味がなくて、まろやか〜。
食べ終わった後も、口の中がモヤモヤするような変なかんじもなく、感動。
「食ったー!」というより「おいしゅうございました♡」という優しいかんじ。
値段もそんなに変わらないし、買い溜めしたーい。デミグラスソースも今度試します。

今回は、たまねぎ、にんじん、じゃがいもを撹拌したのをカレーにして、
夏野菜をグリルして乗っけてみました。

2010/07/25

おとなりさん


キッチンの窓から、ぼーっとお向かいさん見たら、くろねこくんがこっち見てた。
引っ越してきたの?って聞いたけど、じーーーっとこっち見てるだけだった。

数日後、旦那さんがよく仕事をしてるスウェーデン人のスタイリストさんが
偶然、おうちのお隣に引っ越してきた。びっくり。
窓から顔出して会話できるくらい、おとなり。
もう大きな声で歌えないや。でも、これから楽しみ。
今度クッキーでも焼いて持って行こーっと!

2010/07/22

精白食品のこと。


甘いものが大好きな私ですが、妊娠してからは、今まで以上に気を使うようになりました。
もちろん、たまには市販のお菓子やパン屋さんで買ったものなども食べますが、
精製された白砂糖を何年も置いていない我が家では、普段のお料理やお菓子作りには、
未精白の砂糖、メープルシロップ、アガベシロップなどを使っています。
先日、パーティ続きで パティスリー並みの豪華なスイーツたちに目がくらんで
何日間か食べ続けたあと...案の定、体はだるく、寝起きが悪く、肩がこって、それから頭痛。
危険を感じて摂取をやめたら、やはりすぐに治りました。
以前もそんなことがあって、顔にできたニキビが半年くらい治らなかったこともありました。

上白糖やグラニュー糖などの白砂糖は、精製過程で亜鉛酸ガス・石灰・アンモニアなどの
化学物質を使用し、もともと持っていたビタミン、ミネラルなどの栄養素を削ぎ取って
糖分だけにし、カロリーのみの、栄養学的には欠陥食品の「化学製品」になるそうです。
それが体内に入ると、代謝の過程でビタミンB郡を大量に消費するので、
だるさや疲労感、むくみ、肩こり、貧血、イライラなどを招きます。
そして、体液が酸性に傾くため、それを中和しようと骨に蓄えられているカルシウムが溶け出し、
歯の問題や、骨粗しょう症の原因にもなるようです。
血糖値の急激な上下を招き、アドレナリンというホルモンが放出されて、
思考力が衰えたり、集中力がなくなったりもします。
それによって、現代の発作的な犯罪を招きやすい状況を作り出すとも言われています。

マクロビ的な視点から見ると、"極陰"の食材なので、体を冷やし、緩め、
逆に極陽のもの求めるため、振り幅が大きくなって体に負担が掛かるようになります。
マクロビオティック理論の創始者である桜沢如一さんの言葉を下にお借りします。

「一物全体」
自然にできた食物で人間に無駄なものは一切ありません。
大根の根っこだけ食べるのではなく、葉っぱも食べなければなりません。
両方食べることで栄養のバランスがとれるようになっているのです。
お米は玄米がもっとも栄養があるのです。スーパーでたくさん売っている精白米は
見た目はおいしそうですが、栄養分をせーんぶそぎ落とした残りカスみたいなものにすぎません。
「米が白い」と書いて「粕(カス)」と読むのはそのためです。
砂糖も精白した真っ白なものは、残りカスにすぎませんから、とってはダメです。
同じように野菜の皮も剥かずに全部食べることで人間に必要な栄養がとれるようになっています。

ところが、今はどこの家庭でも精白された米を食べ、
野菜の皮はキレイに剥いて料理をしております。
大根の葉っぱなんか見向きもされません。なんともったいなく無意味なことか!
農薬や化学肥料を使わない自然な天然の米や野菜は、精白したり皮を剥いたりしなくても
そのままおいしくいただけて、体の陰陽のバランス中庸に保つのにもいいのです。
大根の葉っぱもマクロビオティックの料理なら、たいへんおいしくいただけます。

大自然の恵みを余すところなく最大限に活用することが、「一物全体」ということなのです。

精白した砂糖の取りすぎは体を陰性過多にし、気力、集中力、記憶力などがどんどん低下します。
そして無気力な厭世的な人間を作り出していくのです。今は「ニート」とか呼ばれる働く気のない
若者が増えていますが、こんなのは母親が砂糖の入った甘いものばかり食べていて、
子供にも甘いお菓子ばかり与えていたからにちがいありません。

玄米粉とくるみのクッキーと、全粒粉とメープルシロップのオートミール・胡麻のマクロビクッキー。

白砂糖だけでなく、精白塩、白米、白パンなどの精白食品を主食とするよう推奨する現代栄養学。
うどん、パスタなども同じように精白され、ビタミンやミネラルがほとんど削ぎ落とされています。
全てを未精白の食生活にすることは難しいですが、できるだけ天然の糖類天然塩、
玄米、全粒粉のパンやパスタを使うことをおすすめします。
食べにくければ白米に玄米を混ぜたり、5分付き米にしたり、個人的に、
全粒粉パスタはあまり好きじゃないので、最近は、普通のと半分混ぜたり、5分付きにしたりします。
甘いものが食べたいときは、未精白の糖類使用のオーガニックのもの(甘さも控えめ)や、
自分で糖分を調整したお菓子を作ったり、フルーツ、ドライフルーツを食べるようにしています。
たまには、ジャンクなほどこってりのチョコケーキとかも食べちゃいますが。

できる限り、「自然のままの姿を食べる」「生命をまるごといただく」ということが、
自然からの整ったエネルギーをまるごと体内に取り入れられて、一番元気になれる方法だと思います。
化学処理で精白され、栄養を取られてしまった真っ白の食品や、
化学調味料、加工食品ばかり食べていると、食べ物本来の味に鈍感になり、
自分の体の本来の力や、不調にも気づきにくくなってしまうような気がします。
まるごと、全体を食べるということは、そのものすべてに愛を持って接するということ。
自然体の赤ちゃんが育っていく過程で、持って生まれた個性も才能も
無理矢理に摘み取ってしまったら、残った人格だけでは、
社会や人に接するバランスは取れなくなってしまうと思います。
私も普段の生活で、精白食品を控えるようになってから、
以前よりイライラしにくく、穏やかに、優しく、健康になりました。

そして、農薬や化学肥料を使わないきれいな土で育った自然のものをまるごと食べるということ、
お肉を感謝して無駄なくありがたくいただくことは、
私たちが今向き合っていかなければならない、エコロジー問題にも繋がっています。


久しぶりに長ーくなってしまいましたが、続きは別ブログ"Les devoirs"で。

2010/07/19

アプリコット


そろそろ食べたかったおいしそうなアプリコットを
マルシェから連れて帰って、日曜日の昼下がりにのんびりタルトを焼いた。

バターは使ったけど、全粒粉生地とメープルシロップで、ちょっとヘルシーに。
レシピ改良して勘に任せて作ったけど、我ながら上出来!かなりおいしかった〜。

夏のお客さま

今年の夏のお客さまは、Boutique CULOTTEのオーナー・ミナコさんの愛犬ポン!
実は、2月に預かってたペケの兄弟。
家のお向かいの友達と交代で、丸1ヶ月預かってます。


暑い日が続いたときは、ぐーたら寝てた。


えー。こんな暑苦しいとこで寝るの、35℃なんだけど...ムートンが大好きみたい。

去年の夏も、2匹のお客さまが来てた。
もちろん夏のバカンス時期だからなんだけど、
今月の蟹座のテーマ"家族"とも、なにかしら私たちに影響してるような気がする。



2010/07/18

ほっこり。


夏っぽい食生活ばかり続いたあと、少し涼しくなったら、
なんだか体が陰性に傾いて 調子が悪くなってきたので、根菜類でほっこり。
にんにくと生姜、ねぎ、にんじん、大根、白菜で、豆乳味噌スープ。
薬膳ではないけど、お薬のようなメニュー。ほっとした。
それと、昨夜の残りのチキン南蛮(旦那さん作)。
なんだか豪華。

2010/07/16

森のベリー

先日、森でいただいてきたベリーちゃん。
この赤い子は、数日経ったら濃い紫色に変わった。
なんだろう?ブラックベリー?
それにしても、つま先から頭までトゲトゲ!!


2010/07/15

夏サラダ

夏の定番。きゅうりとキノアのサラダ!

おばあちゃんの手作り切り干し大根ともやしのサラダ。
食べ過ぎて歯が痛くなった...

2010/07/11

family


実は...
今年末に、我が家に家族がひとり増えることになりました。

今まで二度の初期流産を体験し、とうとう私のお腹にしっかり立派に宿ってくれました。
二度の浄化は、私にとって、体にとって、とても意味のあるもので、
私にこびりついていた余計な感情や、弱さ、さらに体に蓄積された毒素を
赤ちゃんがきれいに持って行ってくれた、大切な出来事だったと思っています。
そして、今回の妊娠が分かったのが、4月4日のイースター・復活祭の日...
春の女神と、うさぎたち(私の家族、イヴルナ)が、
幸せのたまごを運んできてくれたような気がします。
きれいになり、住み心地のよいお腹に、今では元気にすくすく育っています。

今回も実は、初期に様態が悪くなり、ドクターから流産と診断された2週間後、
三度目の涙を浄化した頃、なんと奇跡的に妊娠継続が分かったのです。
何事もなかったかのように、私のお腹にしっかり根を張って、赤ちゃんは元気に成長していました。
この子の強い生命力や、周りの流れを変える力には、本当に毎日驚かされるばかりで、
まるでこの子に導かれ、育ててもらってるようなかんじです。

今は妊娠18週目(日本でいうと5ヶ月目)で、人より早く1ヶ月前から胎動を感じています。
日に日に大きく膨らむお腹。
日に日に強くなる胎動、赤ちゃんの存在感。
日に日に愛おしく、穏やかになっていく私の体。
妊娠してからというもの、不思議なことばかり起こり、
何があっても動じなく、受け入れられて、まるで不思議の国にいるみたい。

日頃の生活のせいか、ありがたいことに血液がきれいなようで、
過去のブログを見てお分かりの通り、つわりが全くなく、
自宅安静期間はあったものの、今は母子ともに元気いっぱいで生活しています。

そして今日は、私にとっての戌の日。そして新月。
いい記念なので、みなさまにご報告する日にしようと思いました。
出産予定は、12月中旬です。
これからも、tremplapinとしての活動はもちろん続けて行きますし、
ブログを通しても、プライベートでも、どうぞよろしくお願いいたします。

妊婦生活・心と体の変化の記録を別ブログに日記として毎週綴っています。
よろしければご覧ください。


新月


今回の新月は、今の私にとって最も必要な、大きなエネルギーが集中してる。
蟹座のパワーである、家庭・家族、安定、成長、育成...
これも私の体のリズム、生きるリズムにぴったり沿って、シナリオがあるかのように流れていく。
自然のままに、宇宙の流れるままに。




次の新月(蟹座)が起きる日時: 
日本時間 2010年07月12日 04:36〜(ボイドタイム : 12日20:47〜21:51)
パリ時間 2010年07年11日 21:36〜(ボイドタイム : 12日13:47〜14:51)
*ボイドタイムとは、月の働きが無効になる時間帯なので、その間の願いごとは控えてください。

★新月が蟹座にあるときに願うと実現しやすいこと
家庭・家族/安定/成長/親密さ・慈愛/感情・気分/育成/解放/不安感
(ジャン・スピラーの新月カレンダーより)

2010/07/10

くりかえす生命の誕生とおわり

7月10日。イヴの眠る森に久しぶりに行ってきました。
この日は、イヴといっしょにお墓で眠るルナちゃんの命日。

日本から来ている、元パリ在住でフラワーデコレーターのMaggieさんといっしょに、
森の探検と植物採集も兼ねて。気がついたら3時間も夢中になって歩き回ってた。

パリの街の中は夏真っ盛りだけど、森は少し暑さに疲れて、
前回よりもカラっと乾いて、瑞々しさがなくなった感じがした。
でも、枯れた草木や落ち葉の隣では、生まれたてのカモの赤ちゃんが
母親のそばで無邪気に遊んでいて、自然の中の生命の誕生と終わりのサイクルを 同時に強く感じた。
毎年、夏の終わりの森に来ると、枯れていくこと、死んでいくことは決して悲しいことじゃないと
感じさせられる。すべてが繰り返しているから。

ルナが空に旅立った日の夜、私のお腹に原因不明の蕁麻疹が出た。
そして6年後のこの日の夜、同じ場所に、蕁麻疹が出た。もちろんそれ以来。
偶然とはいえ、不思議。




























Maggieさんが、シロツメクサを編んで花かんむりを作ってくれた。さすが!
小さい頃はよく作ってたのに、いつのまにか作り方をすっかり忘れちゃってたのよね...



tremplapinの水筒といっしょに。