2011/08/27

森の鼓動

とっても久しぶりに、イヴの眠る森へ。
本当は、6月頃から毎週日曜日ごとに計画してたのに、雨だったり、予定や仕事が入ったり。
夏休みに入って、やっと旦那さんがお休みの平日に、行くことができました。
この日は天気がよかったので、イヴのお墓参りをしたあと、旦那さんは釣りに。
私と娘は、草むらの上でごろんごろん。

湖に浮かぶ睡蓮たちが、もう年老いて色褪せていたり、
いつもいるカモたちが暑さのせいか見あたらなくて、
夏の森にしては、ちょっぴり生命力がなくて疲れてるような感じ。
旦那さんも魚が釣れないと言うし、
耳を澄ますと、森の大きな鼓動が聞こえてくるよう。
ドクドクドクドク。ちょっと緊張感。ドキドキドキ。
音が止まった静かな森の隙間に、風だけが通り過ぎてく。
そろそろ赤い実や、ふわふわ綿毛に変身して、冬の身支度をしてる子たちもいた。

娘は、茶色くなった落ちたプラタナスの実を3つ、おもちゃにして、
頬を撫でてく心地のよい風と戯れながら、遊んでいました。
また来年、たんぽぽが咲きこぼれる季節に、カモの赤ちゃんを見に来よう。














2011/08/23

Paris Plages!


セーヌ川沿いが毎夏、砂浜になるParis Plages。
今年はすでに10周年だそう。
10年以上住んでるのに、行ったことなかったので、
今年は、旦那さんと娘を連れて、初めてのパリの砂浜、行ってきました。

ぎりぎり最終日の35℃の炎天下、人がぎゅうぎゅう。日陰もほとんどなく、暑い暑い。
売店のアイスを頬張りながら、歩いてはみたけど、
うーん。海もないのにビーチだけって、なんかカラカラしてて、砂漠にいるみたい〜
果てしない水平線があるからこそ、それを眺めながら浜辺で乾いた風と遊びたいもの...
そしてジャブーンと飛び込みたい。


設置されてる霧のシャワーは、気持ちよかった。
ところどころに虹が出てて、子どもたちはおおはしゃぎ。

砂のお城もありました。
この夏は雨が多かったけど、どうやって固めてるんだろう?

2011/08/19

PLAYTIME LOVES JAPAN in Tokyo


パリ、そしてニューヨークのPlaytimeで行われた東日本大震災への支援企画、

キッズファッションのPOP UP SHOPPLAYTIME LOVES JAPAN」。

今度は、823日~25日に東京のPlaytimeにオープンします。


このショップは、Playtime来場者と一般の皆様を対象として、

PlaytimeTokyoの出展者たちによるコレクションを中心に、

子ども・マタニティー服、アクセサリー、デザイン雑貨等のデザイナーサンプルセールとして、

小売価格の70%OFFにて提供されます。(参加ブランドやアイテム紹介はこちら

今回の収益は、被災地支援団体「Save the children Japan」、「こどもの音楽再生基金」、

「ふんばろう東日本支援プロジェクト」に寄付されます。


今回もHope and Love for Japanの主催でtremplapinのイラストを使っていただきました。

当日は、Hope and Loveとのコラボのうさぎ親子Paperdollぬりえも販売されます。


Playtime LOVES JAPAN プレイタイム東京

2011823日~25

23 10:00 - 18:00 / 24 10:00 - 20:00 / 25 10:00 - 17:00

http://hopeandlove.jimdo.com/japan/playtime-loves-japan-in-tokyo/

http://playtimetokyo.com/events/


ベルサール渋谷ファースト

150-0011 東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワーB1

公共交通機関からのアクセス※

「渋谷駅」東口徒歩 8 分(JR 線・銀座線・東横線・井の頭線)

「渋谷駅」14 番出口徒歩 8 分(半蔵門線・副都心線)

「表参道駅」B1 出口徒歩 10 分(銀座線・半蔵門線・千代田線)

アクセスインフォメーションは→こちら


ご来場に際してのお願い

今回の期間限定ショップではショッピングバックのご用意がございません。

大変お手数ですが、ご来場の際にはエコバック等をご持参いただけますようお願いいたします。

お買い上げは現金のみとさせて頂きます。現金のご用意をお願いいたします。


当日販売されるPaperdollぬりえは250円です。

2011/08/17

子育て 親育て


娘が誕生して、8ヶ月が過ぎました。
離乳食にも慣れてきて、毎日なんと普通の3倍くらいの量を食べる食べる。
活発に動きすぎて、3ヶ月間増えなかった体重がやっとふっくら増え始めました。
毎日の食事を本当に嬉しそうに喜んで、もぐもぐ食べてくれる。
言葉としてはまだ言えないけど、毎回、私と一緒に大きな声で「いただきます」と言う。
たいしたものは作ってないけど、「一物全体」の思想をもとに、
玄米とお野菜を中心に、できるだけ食べものの命を丸ごといただき、
食べることのありがたさ、命あるものの大切さを伝えていきます。

実は最近そわそわ自分自身がなにか違うぞ、と思い始めるようになり、
出産してから、ものの考え方が以前とまるで変わっていることに気づきました。
ものごとを考えていると、自分が分裂していくかんじに陥ってしまい、
視野が狭くなったような、ものごとの全体を意識しなくなったような、
例えば今まで地球規模で考えてたことが、小さな命のことだけを考えたり。
それがショックで落ち込んだこともありました。

でもそれは、母になったからであると気づき、
そんな考えもできるようになったのだと、逆に、視野は広がったと捉えるようになりました。
宇宙には正解も間違いもない。
まるごとすべてが私。

私は娘を育てるという大きな役割を与えられて、娘に育てられてる。
出産時に、体中の細胞で、生まれ変わった感覚を感じてから、
女として本来持って生まれた野生の勘や大きな力をぐんぐん引き出してくれる。
離乳食をあげながら、命の大切さを教えられてるのは、逆に私で、
私たちの魂の関係を、強い絆を感じて、
これから先がますますわくわく、楽しみになった今日この頃です。

2011/08/16

夏の公園

最近はほぼ毎日、娘を連れて公園に行きます。
砂の上で夢中になって遊んだ後は、疲れて寝てしまうので、
そのままベビーカーに乗せて、私は読書をして束の間の休息。
家では仕事に追われていても、この時間だけは忘れて、自然の中で深呼吸。
無邪気に遊ぶ子供たちや、おしゃべりするお母さん、
ペタンクをするおじいちゃん、水撒きをするおじさん、
珍しい植物や色とりどりの花々を眺めて、大きなあくびをひとつ。
そんな時間をありがとう。














娘のお気に入り。最近いっぱい落ちてるこのイガイガ、なんだっけ?
どんぐりみたいなのが詰まってるけど、どんぐりの一種?

ベビーカーが前に進まないほど、ぎっしり落ちたこの光景は、そろそろ秋の準備。

2011/08/10

Tomate ananas


ブログ友達(とお呼びしていいでしょうか)のPhotoquiritさんのブログで、
何度か登場してて初めて知ったTomate ananas。
Ananasとはパイナップルのこと。
おいしそうだな〜と気になってて、なかなか見つけられなかったんだけど、
Marché des enfants rougeのBioマルシェで、出逢った!

ちょこっと冷やして、夕食の時間に、贅沢な前菜のようにいただきました。
あまーい!
酸味はなくて、まるでフルーツ。塩をかけたらスイカのよう。
さっぱり、しゃっきり。元気をもらった!
パイナップルトマト、今度はどこで会えるかな。

Double Rainbow


雨がやんで、辺りがふわぁ〜っと明るくなって晴れたので、
もしかして〜と空を見上げたら、力強い七色の光を放つ大きな虹がくっきり!
その2日前にも同じ位置に架かってた。
暗くてぐずぐずした雨の空に、一瞬にしてこんなに美しい虹が姿を現わすなんて。
宇宙の無限のエネルギーを感じた。

見えるかな?ちょっと上のほうにもうっすらと。二重虹!

2011/08/05

ぶどうの木

家の近所の空き地のような場所に、ぶどうの木を発見!
誰かが植えたの?自然のもの?
ここに引っ越して初めての夏なので、知らなかったけど。
それにしても立派な房が、ぎーっしり実ってて、とても楽しそうだった。
一粒食べたら、すっぱくてかわいくて、無邪気に生い茂る元気なパワーをもらった。





2011/08/04

まるいフルーツ

先日、ご近所のMさんに「買いすぎたのでおすそわけ〜」といただいた、
ミラベルとレーヌ・クロード。
今まで、プルーンの仲間か、なんてあまり気にしてなかったけど、
これがおいしいぃぃ!!食べ始めたら止まらない!

また少し暑くなってきて、ジューシーなあの子たちが恋しくなったので、
アリーグルのBioマルシェに行って、ごっそり買ってきました。
最近はどこに行っても、夏の終わりのまるいフルーツたちで溢れています。

以前ここでも書いたアリーグルのBioマルシェ
量り売りで、1Kg2.80ユーロや4.50ユーロ均一のものや、
なんでもごちゃまぜで4Kg買うと10ユーロという自分で選べる福袋みたいな破格値も!
てことは1Kg2.50ユーロ。
Bioのピーマンやいんげん、ブロッコリー、もちろんフルーツなんてこの値段じゃどこでも買えない。
マルシェでばったり会ったTomoさんに「ここは絶対怪しい!安すぎるもの、絶対Bioじゃないわよ」
なんて言われながら、「でもちゃんとABマークの認定証とか貼ってますよ」と
私も半信半疑で、思い切って4Kg買っちゃった。(ベビーカーにぎゅうぎゅう詰めて)
果物の農薬アレルギーのある私が食べても、ちゃんと大丈夫でした。

こんなにたっぷり4Kg買って、10ユーロ!

アリーグルに行った理由は、もうひとつあって、
もうあと数日中に出産予定のA子ちゃんのお腹を最後にもう一度見たかったから!
数日前も友人が出産、年末年始も仲良しさんが5人くらいラッシュで出産。
美しい大きなお腹を見ると、あぁ〜また妊婦さんになりたい...と思ってしまう〜。
今は無理だけど...

まわりの妊婦さんが決まって食べてるぺしゃんこ桃、Pêche Plate。
いい匂い♡

2011/08/02

しんせつ


先日、娘を連れてベビーカーでバスを待っていたら、到着したバスは満員。
乗れそうもないので、しかたなく次のバスを待とうとしたら、運転手さんが大声で
「出口の近くにいるバックパックの人たち、どうか子供を優先して乗せてあげてー!」と言った。
バックパックを持った若い2人が、わざわざバスを途中下車して、笑顔で私たちに譲ってくれた。

妊婦の時も子供のやさしさに感動したことを書いたことがあったけど、
この国は、子供連れにも本当に優しい。
スーパーのレジや郵便局などでは優先してくれたり、
メトロの階段でベビーカーを運ぶのを助けてくれるのは普通だけど、
まさかバスの乗車の際までこんなに親切にされると思わなかった。

帰りのバスも満員ぎゅうぎゅうで、降りる予定のバス停のいっこ前で、
ベビーカー連れで乗れなそうな人がいたから、今度は私たちが降りた。
親切にされると、心がふわっと暖まって、親切にしたくなる。
あたり前のことなんだけど、この気持ちの輪が絶え間なく広がっていったら、
もっともっと平和な世界になるのに、と思った。

最近読んだシュタイナー関連の本にも、意味合いはちょっと違うけど
「成長しつつある子どもの肉体を健全に育てようとするならば、
 健全な欲求や欲望に対して、喜びを求める心に対して、親切に応じようとする態度が必要である。
とあり、子どもに対して親切に接すること」というのがとても温かく感じ、印象に残ってた。
子は親の鏡。まっさらな状態。
親を見て、できあがっていく。
子どもに対しても、他人に対しても、親切で丁寧にいられるように心がけなきゃと思った。