2013/03/28

やくそく


娘が突然、
「どうして おとは、わいん のめないの?」と聞いてきた。
お酒だからだよって言ったら
「どうして おさけ のめないの?」って。

おとははまだ手も足も体も小さくて、
いっぱいご飯食べて、いっぱい寝て、いっぱい遊んで、
お母さんくらい大きくなったら、おいしく飲めるよって
そしたらお父さんとお母さんと一緒に飲もうねって言ったら
「やくそくー!」ってすごく嬉しそうに跳ねた。
20年後の約束を交わした瞬間。
ちょっと感動。今から楽しみ。

2013/03/23

春分点


春分の日。
娘が窓の外を見ながら「ゆき まだのこってるねー!」と言う。
雪が降ったのは1週間前なのに。
娘の指差すほうを見ると、緑の芝生一面に、小さな白い花の絨毯が♡

この日は、地球が太陽の周りを1周して起点に戻る日。
天文学的にいうお正月。地球がリセットする日。
昼と夜の長さがほぼ同じになり、陰陽のバランスが調う日。
春分点を機に新たなるエネルギーの変化の期間に入るそう。
天体の動きや占星術の知識はほとんどないけど、
この日から、自分も周りも、なにかが大きく変わりはじめてるのが分かる。
今年の元旦から「変化の年になる」と確信していた直感。
私を含め周りでは、この日を境に、
出逢い、再会、旅立ち、別れ、そして新しい命の芽吹きの知らせなどが、
驚くほどぐるぐる飛び交い、地球のように廻り続ける生死の環を感じてる。
私自身も、ものすごいシンクロやメッセージを受け取ってる。
宇宙との調和、愛、信頼...委ねることの安心感。

夜寝る前に久しぶりにした瞑想の時間。
ひとつの願いごとを重点にイメージしていたのが、どんどん広がり、
家族や周りの人、動物、自然や宇宙の調和みたいなとこまで行って、
それらが全部すごい数の桜の花で埋もれた。
目先のことだけじゃなく、自分のことだけじゃなく、
こうやって宇宙全体とのバランスをとって、私たちは今動いてるんだと感じた。
私たちは、宇宙から絞られた一滴の雫たち。
本当はみんなひとつ。
正解も間違いもない、 愛に溢れたこのリズムに
委ねていいんだよって、声が聞こえた。

2013/03/18

おめでとうの日


夫のお誕生日。
13年前、出逢った頃にはじめて贈った赤いチューリップ。
花言葉が「愛の告白」って最近知った。ぷぷ。
大切なキーワード。おめでとうの日は、いつもこの子。

娘が手伝ってくれた、いちごのタルト。
カスタードは豆乳で。タルト生地はサクサク。シンプルがいちばん。

おつかれさまの晩ご飯は、いつもいびつなハートのハンバーグ。


2013/03/16

おしらせ


tremplapinのウェブサイトを更新しました。

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2013/03/15

花のある生活


お友達のお誕生日にお花を届けたら、娘にもって逆にいただいてしまった。
それはそれは喜んで、小さな腕に大事に大事に抱えて帰って、
うっとり眺めたり、香ったり、撫でたり、頬ずりしたりしてた。
なんでもない日にやってくるお花って、とびきり嬉しい。

ホワイトデーに夫からいただいた白いバラの大きなブーケ。
私も嬉しくて何度も両手に抱えて顔をうずめた。

ここ最近、次から次へ花の溢れる生活。
私はたまに、おいしいものを食べたいように、美しい花に触れていたくなる。
花の香りは微かでも、植物の匂いは私の体の細胞をやさしく癒してくれる。
自然の一部であるこの体は、なんて正直。
目から鼻から、きっと耳や皮膚からも、エネルギーを。栄養を。
春の喜びを感じて。わくわく。














2013/03/13

はれのひ











ゆきのひ









2013/03/11

祈りの灯


震災から2年...
あのとき、祈ることしかできず、みんなに呼びかけたキャンドルナイト。
産後間もない私にとって、なにかを企画することもできず、
無力ながら小さなことでも自分にできることと言ったら、
みんなの祈りをひとつにして、
被災地に、この地球に、波動として漂わせ、愛を伝えられたら...
自宅でも、職場でも、どんな場所ででも同じ時間に祈りましょう、とメッセージしました。
不謹慎だとお叱りを受けたりもし、反省もしました。
そんな中、同じ気持ちでそれを実現してくださった方々がいて、
1年後、2年後と続き、今年で3回目。
Hôtel de Villeのパリ市庁舎前で開催されたキャンドルナイト。
たくさんの方々が祈りの灯をひとつひとつの手で奏で、
小雨に消されそうな灯りを必死で灯し続けました。
小さな祈りが、集まって、繋がり、ひとつになり、大きな愛を生む。
宇宙のリズムの新しい始まりになる新月を迎えた夜。
大きな愛で包みたいものは、ただひとつ。
あのとき、自分の想いを信じて、声に出してよかったと思った。
日本から遠く離れた地から、母を想うように、大好きな日本を想います。

黙祷。
手を合わせ、祈る中、感じること。
温かい手のひら。
流れる生命の音。
脈の動き。ドクドクドクドク。
ただ呼吸をして、身体を感じていられることの、ありがたさ。
なんでもない毎日を、夢のような毎日を、ありがとう。
私に与えられた、この身体と時間を、ますますちゃんと生きていきます。
やがて花が散って春が眠っても、また芽吹いて繰り返す。
終わりのないサイクル。
偉大な自然。その中の一部の私たち。
私がみんながここにいることに、ありがとう。

2013/03/07

ひなまつり


娘にとって3回目の桃の節句。
春一番に並んだBioのいちごで、去年と同じレアチーズケーキ。
クリームチーズと半分はお豆腐。いちごのピューレでピンクに。
娘は大喜びで飛び上がって、自分でケーキを切り分けて、嬉しそうに頬張った。
眠い目こすって夜な夜な作ってよかった。

この日は、13年前に夫とはじめて出逢った日。
なんとなく、結婚記念日よりも大切に想う日。

家族揃ってのランチに、サーモンとアボカドの手鞠寿司。

桃の節句の翌日から、パリの空気が春の匂いに変わった。
まだ少し肌寒いけど、薄手のワンピースが着たくなった。
この気分、うんと嬉しい♡

2013/03/02

QUINTESSENCE


イラストを描かせていただいたフレグランス・ブランド『QUINTESSENCE』の
バレンタイン限定キャンドルのディスプレイを見に行ってきました。
ショーウィンドウに並んだのがバレンタイン後って..さすがフランス人!
というわけで、3月に入ってもまだ販売しているようです。
バラの花びらとともにLOVEの文字で溢れかえったディスプレイは、
まだまだ冷え込む街の中で、ほっと温かい気持ちにさせてくれました。





Quintessence
Boutique/Showroom
38 rue de l'Universaité 75007 Paris 
01 42 84 32 05