震災から2年...
あのとき、祈ることしかできず、みんなに呼びかけたキャンドルナイト。
産後間もない私にとって、なにかを企画することもできず、
無力ながら小さなことでも自分にできることと言ったら、
みんなの祈りをひとつにして、
被災地に、この地球に、波動として漂わせ、愛を伝えられたら...
みんなの祈りをひとつにして、
被災地に、この地球に、波動として漂わせ、愛を伝えられたら...
自宅でも、職場でも、どんな場所ででも同じ時間に祈りましょう、とメッセージしました。
不謹慎だとお叱りを受けたりもし、反省もしました。
そんな中、同じ気持ちでそれを実現してくださった方々がいて、
1年後、2年後と続き、今年で3回目。
Hôtel de Villeのパリ市庁舎前で開催されたキャンドルナイト。
たくさんの方々が祈りの灯をひとつひとつの手で奏で、
小雨に消されそうな灯りを必死で灯し続けました。
小さな祈りが、集まって、繋がり、ひとつになり、大きな愛を生む。
宇宙のリズムの新しい始まりになる新月を迎えた夜。
大きな愛で包みたいものは、ただひとつ。
大きな愛で包みたいものは、ただひとつ。
あのとき、自分の想いを信じて、声に出してよかったと思った。
日本から遠く離れた地から、母を想うように、大好きな日本を想います。
黙祷。
手を合わせ、祈る中、感じること。
温かい手のひら。
流れる生命の音。
脈の動き。ドクドクドクドク。
ただ呼吸をして、身体を感じていられることの、ありがたさ。
なんでもない毎日を、夢のような毎日を、ありがとう。
私に与えられた、この身体と時間を、ますますちゃんと生きていきます。
やがて花が散って春が眠っても、また芽吹いて繰り返す。
終わりのないサイクル。
偉大な自然。その中の一部の私たち。
私がみんながここにいることに、ありがとう。
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