2009/12/31

2009年 最後の日。


2009年。
今年は、私の人生の中で とても意味のある 大きな一年でした。
イヴの死から始まり、他にもいろいろ大切なものを失い、そして新しいものを見つけて、
それを繰り返して また少し強くなった年でした。
今年始めに決めた目標は、"孤独"。
寂しさの孤独というより、自分自身の強さ、というテーマでした。
本当に そのテーマ通りのシナリオがあったかのように、いろんなイベントが起きていき、
どんなことも 一人で、あるいは旦那さんと二人で、乗り越えられました。
人生の中で大きく心に残る 幸せな出来事もあり、
人生の中で大きく心に残る 悲しい出来事もあった。
すべて、私に必要な出来事だった。
今となっては すべてが愛おしい。
日々起こるすべてのことに、私が今ここにいることに、
みんなと繋がっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は満月。
満月の大晦日。
まんまるの月が まんまるの初日の出にバトンタッチ。

今夜は 騒いできまーす。

大掃除


30日は、毎年恒例 おうちの大掃除。
私はキッチンの掃除と片付け、旦那さんはお風呂のカビとカルキを きれーいに取ってくれて、
お部屋も心もすっきり ぴっかぴか☆

掃除のあとに、おやつの時間。
スコーンを焼いて お茶を入れて、おつかれさま。
おうちにも おつかれさま。
今年も私たちを守ってくれてありがとう〜。

2009/12/29

お肉のこと。

2009年"肉の年"の 最後の月の29日"肉の日"に、私が考えるお肉のことを綴ります。
このテーマを書くのに、かれこれ一年かかりました。
おバカな小さい脳みそで ああでもない、こうでもないと一年考えてきました。
断肉をした時期もあったし、もどき肉を極めようと思ったりもした。
家庭もあるし、人付き合いもあるし、ヴィーガンにはなれないし...
食べるだけじゃなく、革靴を履くし、毛皮もまとう。
なかなか解決できなくて、モヤモヤしてはっきりしませんでしたが、
最近やっと自分の中で 自分なりの答えが出てきました。

一匹のうさぎを、大切に愛情を込めて毎日お世話して看病して、
命の尊さを感じ 生きていたのに、食事の時は 他の動物のお肉をパクパク食べるって...と、
少し前までは、自分の行動と思いに矛盾があることに違和感を感じてたのですが、
それは動物を家族にしてしまった私のせいであって、
もともと人間は肉食だということを理解し、その考えは変わっていきました。

その当時 友達が言っていた、"例えば、自分の手で殺せるものなら食べてもいいと思う"という
言葉に深く納得したりもしました。だから、魚や鶏くらいは...なんて。
旦那さんが狩りに行ったら、豚くらいは食べれるのかな、なんて思い込ませたり。

でも、私自身、オーガニックや体のことに気を使い始めてから、
どんどん体がピュアになってきて、必要以上のお肉をいただけなくなりました。
それまでは、お米のように毎日お肉を食べていたのですが、自然とお肉が要らなくなっていった。
まず、スーパーのパックに入ったお肉が怖くなった。
動物の命がこんなに安いなんて。

ここに並ぶ動物たちは、狭い小屋にぎゅうぎゅうに詰め込まれ、
農薬まみれで 遺伝子組み換えの餌を食べ、運動もできずに太らされて、
弱った体に 抗生物質と成長ホルモン剤(ステロイド)を投与される。
そんなストレスだらけで薬漬けのお肉を 毎日食べていたと思うと ぞっとします。
ヨーロッパでは1988年から、牛ホルモン剤の投与が禁止されているらしいですが、
日本ではまだ使用してるし、輸入しています。

今は、私はあまり食べませんが、我が家のお肉メニューの時は、
もちろんオーガニックのお肉をできるだけ買うようにしています。
フランスでは、オーガニックのスーパーが至るところにあって、
普通のスーパーでも オーガニックの食品やお肉が 手頃な価格で手に入るようになってきました。
今年は フランス国家が学校給食にオーガニック製品を導入するキャンペーンを始めたようです。

でも、やっぱり全てをオーガニックのお肉にするのは、経済上難しいので、
最近 そういう時は、Label Rougeを、できるだけ お肉屋さんで買うようにしてます。
スーパーのパック肉が 気持ちが悪くて。
トレイに入ってラップで巻かれてること自体、環境によくないと感じていたし、
なんとなく お肉屋さんで買うと、「ありがとう」の気持ちが増す。
牛、豚、頭のついた鶏、子牛、羊、目の付いたウサギ...
赤く染まったいろんなお肉を前にして 名前を呼んで注文する。
そこで切ってもらう。包んでもらう。
その作業ひとつひとつを自分の目で見て 感謝の気持ちが生まれてくる。
私は、そのほうがいい。

お肉が、"もの"として扱われすぎてるような気がします。
植物だって命はあるし同じだけど、動物は人間と同じ 血を流す。涙も流す。

お肉を食べるな、と言ってる訳じゃないです。
どういう想いを持って いただくか。
想っていただくのと、何も想わないでいただくのとは 違うと思います。

どうか、動物たちへ、ひとつの命をいただくということに 感謝して、
大切に食べてもらいたいです。


ニコラウス・ゲイハルター監督の "いのちの食べかた" という映画のDVDを持っています。
野菜やお肉がスーパーに並べられるまでの過程を淡々と映したドキュメンタリー映画ですが、
始めは、動物が食肉になるまでの"脅し"の内容だと思って、ベジタリアンになる覚悟で見ました。

スポンジでできた土、ビニールハウスで電気の光で育つピーマンや、
元気に咲いた黄色いひまわりの花が、一瞬にして枯れ葉剤で茶色になっていくさま、
産む機械と化した鶏たち、人工的に妊娠させられる豚たち。
ベルトコンベアーで運ばれ ワクチンを打たれるヒヨコたち。
生きた状態で吊られ 頭部に電気ショックで意識を失わされて 血抜きした後、
機械によって皮を剥がされる牛たち...

でも、私が感じたのは、食べものへの感謝の気持ちのほうが強かった。
日本の素晴らしい言葉「いただきます」の奥深さ、意味を考えさせられる映画です。
そして、この作品は ナレーションも音楽もないアート作品のようで、
見る側に答えを考えさせてくれます。

お肉の問題は、他にも環境問題、飢餓問題とたくさんありますが、 
"お肉を食べない人の理由"という分かりやすいサイトがあります。
興味がある方は 見て下さい。



私の別ブログでも書いています。
les devoirs (tremplapin 別ブログ)

2009/12/28

いろんな顔の冬の空










eco+eco料理


クリスマスイヴに焼いたチキンちゃんの残りの骨で、鶏ガラスープを作って、
冬の野菜の煮物をしました。
もちろんBioの根菜は、皮も根も葉も まるごとぺろりのゴミゼロ料理。

その翌日は、鶏ガラスープで作った かぶのポタージュ。

また翌日は、鶏ガラスープで 炊き込みご飯。

計5日間、クリスマスのチキンちゃんを使わせていただきました。
これぞ、écologie(環境)を意識しつつ、économie(節約)もできるeco+eco料理。
チキンちゃん、今年もどうもありがとう。

2009/12/27

クリスマスイヴの日


旦那さんと記念すべき10回目のクリスマス。
今年も変わらず、特別なことも何もしないで、ただ二人で過ごしました。
誕生日も結婚記念日も、お仕事はするけど、この日だけは お休みにして二人の時間を大事にする。
クリスチャンではないけど、そんな特別な日。

クリスマスイヴのディナーは、毎年 二人でお昼過ぎから買い出しにいって、
張り切って 時間をかけて作ります。
クリスマス当日は、祝日で お店もやってないので、その日の分まで。
今年は健康に対してとても考えた一年だったので、
エコロジー・エコノミーに感謝の気持ちで 奮発して、オールBioにしてみました。

まずシャンパンで乾杯♪


前菜のサラダ。ルッコラが品切れでマーシュにした。
でもちょうどルッコラのスプラウト作ってたから散らして、くるみドレッシング。
Bioのシェーブルチーズ、おいしかった!

今年はなんとなく、ボルシチでしょう!ってことで 作ってみた。

メインの毎年恒例のチキン。
旦那さんがお腹にエシャロットをいっぱい詰めて、じゃがいも、にんじんと一緒に焼いてくれる。

チキンさん、ありがとう。
骨は取っておいて、再利用するからね。

今年はブッシュ・ド・ノエル☆ 大成功〜。


そして夜は、教会のクリスマスのミサへ。


私たちにとって とても大切な教会があり、毎年そこで、
1年間の感謝と、すべての人の健康と幸せをお祈りします。
私はキリスト教でも 何でもありませんが、
自分の中に 強く信じている神様はいます。
それは 私自身なのか 宇宙なのか、愛なのか、何なのか分かりませんが。

全ての宗教の神様は、姿かたちは違うけど、
みんな同じものだと 私は思っています。


世界中のみんなが 平和で幸せで健康で ますます愛に包まれていますように。

2009/12/23

インフルエンザ ワクチンのこと。



最近話題のインフルエンザのワクチン。
先日、私宛にも国からワクチンの申込用紙が届きました。

私は、現代医学に抵抗があり、もうここ何年も、風邪をひいても、高熱が出ても、
市販の薬や抗生物質は飲まず、ホメオパシーなど自然療法のみで いつも対処してます。
不自然なものは できるだけ体に入れたくない。
食べものでも、薬でも、なんでも不自然なものを摂ると、不自然な反応が起こる。

風邪をひいた時に出てくる排泄物は、すべて、
熱も、鼻水も、咳も痰も、下痢も、そのときの体に必要なこと。
知らない間に体に溜まった毒を解毒してくれる。
これを薬で抑え込んでしまったら、また どんどん溜まってしまう。
溜め込むと、疲れたときや また風邪を引いた時に もっと大変な症状になるし、ひきやすくなる。
一番いいのは、風邪をひかないために、毒を溜めないために、
大地の恵みを食べて、不自然なものを摂らないで 健康的に暮らすこと。

だから、私がもしインフルエンザにかかっても、
野菜スープと果物と、おいしいお水、お布団でぐっすり睡眠...
どれだけ自分をいたわってあげるかが大切だと思う。
それと、自然治癒力を高めるために、ホメオパシーなどの力を借りる。
前から思ってたけど、"医師不足"とニュースで騒いでるのを見るたびに、

まず、自分の身は自分で守れ!と思ってしまう。
まずは 自分の生活を見直すべき。

その前に、インフルエンザは ただの風邪の一種です。
インフルエンザが"特別な病気"で、"怖い"というのは、
政府と製薬業界と医者の お金儲けのための戦略だと言われていますが、私もそう思います。
真実を伝えず、曖昧な報道をするメディアというもののほうが、よっぽど怖い。
日本人はメディアに頼り過ぎてる。
フランスじゃ、マスクをして外に出てる人は見たことありません。

母里啓子さんは、"今の医療は、親の不安を煽る「脅しの医療」だ" と言っています。

私は果物の農薬アレルギーで、アスピリンの副作用があり、抗生物質を摂ると鬱っぽくなります。
小さい頃、喘息とアトピー持ちだったのですが、いろいろ調べたら、
どちらもワクチンの副作用だということが分かりました。
私たちの家族だったうさぎのイヴちゃんは、病気になったとき、自分の治癒力で一時は
元気になった体が、強い薬のせいでボロボロになり、お空に行ってしまいました。
最近 出産した友達は、妊娠中にお腹の張りを抑える薬の点滴で、
アレルギーを起こし呼吸困難になり、出産間近に入院しました。
私の祖母は、薬で持病が悪化し、私が産まれるずっとずっと前に亡くなりました。

だから、私は 不自然なものは 好きじゃないです。
自然療法を批判する方もたくさんいますが、自然に逆らえるものは何もないと、私は思います。
日本は政治的な関係で こういう療法は今でも表には出てこれない環境にありますが、
フランスではホメオパシーやバッチフラワーは普通に薬局でも売ってるし、
CMもしてるし、ホメオパスも溢れるほどいるし、保険だって効きます。
インフルエンザは 自然感染したほうが、よっぽど免疫がつくと言われています。
ワクチンは、弱い抗体しか作れず、ウィルスの一部に対する抗体しかできないそうです。


ワクチンは、有機水銀、ホルムアルデビド、リン酸アルミニウムが入った劇薬だということを
知っていますか。これらは、病気を治すどころか、逆に免疫力を低下させてしまうのです。
・有機水銀 ⋅⋅⋅ 奇形児を作ったり、自閉症の原因。
・ホルムアルデビド ⋅⋅⋅ 喘息の原因。発ガン性物質。
・リン酸アルミニウム ⋅⋅⋅ アルツハイマー、アトピー性蕁麻疹の原因。
ワクチンに入っている異種蛋白質(人間のものではない蛋白質。卵、鶏肉、蛙、動物の胎児や組織)
は、アレルギーの原因にもなります。
こんなものを体に入れるということは、なんかおかしくないでしょうか。

医学博士であり、長年にわたってウィルスの研究をしてきた、母里啓子さんの
講演会の動画、興味がある方は是非見て下さい。
amazon.co.jpでこの本のレビューを見るだけでも この本の説得力が分かります。


  ダイジェスト版(10分)短くて分かりやすいです。


  動画全編(約2時間)36分頃から面白くなります。





● 私の別ブログのほうで、母里啓子さんの本 "インフルエンザ・ワクチンは打たないで!"の
 出版社/著者からの内容紹介文や、 
 日本ホメオパシー医学協会の学長、由井寅子さんの本 "キッズ・トラウマ"に書かれている、
 "予防接種の害"より、私が読みながら棒線を引いた文章だけ抜粋して 綴らせていただいています。
 興味のある方は 是非。

les devoirs (tremplapin 別ブログ)
 

別ブログ、"les devoirs" のお知らせ


この度、tremplapinの別ブログを始めることになりました。
このメインブログ中の、エコや自然、食、健康についての記事を取り上げ、
もうちょっと深く地球のことを考えたブログです。

私が、日常生活の中で気になること、気づいたこと、伝えたいことを
小さい脳みそで 調べてまとめて整理する、自分自身の"les devoirs(宿題)"ブログです。
たいした知識はありませんが、私の興味のあることを、
私なりにレポートするノートみたいなものなので、興味のある方は 覗いてみて下さい。

キャンドルナイト・ディナー

冬至のキャンドルナイト・ディナーは、仲のいい友達8人で、過ごしました。
最初は、暗いんだからってことで"闇鍋"を提案したけど、ちょっと怖くなって、"お楽しみ鍋"に変更。
みんなそれぞれ 食べたい具を持ち寄って、
鮭、ホタテ、イカ、鶏つくね、豚肉、おもち、お豆腐、最後はキムチ鍋で締め! 
暗闇の中、「白菜ばっかりー!ホタテが見えなーい!!」なんて言いながら、
わいわい鍋をつつくのは楽しかった。

普段あたりまえにある、明るい電気のありがたさが 本当によく分かった。
追加の白菜やネギを切るのも、ろうそくだけじゃ一苦労。
トイレに行くにも どっかにぶつかるし。
でも、鍋の中の具が 全然見えないのは、スリルがあっておもしろかった!

ろうそくの灯りだけで お互いの顔をうっすら照らしながら語り合うのも、
気の合う友達ならでは、で なんかもっと ぐっと近くになったような気がした。
暗闇の不便さと、同時に ろうそくの灯りのような友達の温かさを感じた夜でした。

冬至なので、かぼちゃ煮を作った。

暗闇だったので鍋の写真はないけど、今回は "にぎりもの"ばっかり作ったなー。
鍋に入れる鶏つくね。

玄米おにぎり。


デザートは スノーボール!
ヘーゼルナッツとくるみを入れて作った。サックサクで大成功!