2012/08/29

Berlin


娘と両親と共に降り立った、5年ぶりのベルリン。
古いものと新しいもの、自然のままと人工的なもの、
涙の歴史は笑顔の観光地になり、共に溶け込む、不思議な場所。
大きな空の下、どこか力強さを感じる街。
私の心にいちばん残ったのは、歴史の跡でも、ベルリンの壁でもなく、
街中に無造作に咲きこぼれる野草、野花、そこに吹き抜ける風。
手入れされていない風景が、人々の暮らしに寄り添っているようで、私は好きだった。
どんな時代も変わらないものたちのたくましさを感じた。

子供に対しての温かみもうんと感じた。
木のぬくもり、やさしい素材のものが身近に溢れていて、
子供の住む環境や食生活を考えることが地球環境にも繋がること、それがあたり前になってる。
原発を廃止し、無駄なくシンプルに、自然を敬い、いちばん大切なものと共に生きる。
もっともっと触れてみたいと想う街。


















































2012/08/20

夏のきらきら

夏のフルーツがまだまだおいしい季節。

色とりどりできらきらの宝石のような果実たち。


この夏は、はじめて出会う果物や生野菜の摂取が多かった娘。

ちょっと身体が冷えて陰性に傾き、珍しく鼻詰まりになった。

夏の恵み、おいしいものがいっぱいだけど、ちょっと控えなきゃ。





citronnade

merciのカフェのcitronnadeが大好物な娘に、

大好きなしゅわしゅわPerrierにレモンと生姜、

アガベシロップを少し入れて、作ってあげたら大喜び!

公園から帰ってくると、まず「しゅわしゅわ!れもん!ちょうだい!」

酸っぱいレモンも私に似てぺろっと食べる。

今、彼女にとって一番わくわくする飲みもの♡


2012/08/16

Pure

20ヶ月になった娘。
1ヶ月前の新月に卒乳し、それから2週間後の満月の日、
なんと生まれてはじめて、おまるでおしっこができた。

卒乳以来、私から離れて自分に意識を向けることが多くなったせいか、
娘の成長がさらにスピードアップ。
家の中ではおむつが嫌だと言って、自分で脱いで洗濯かごへ持っていく。
外出時以外の布おむつ生活のおかげか、自ら進んでトイレトレーニング。
私のお腹に住んでたときから、いつも満月の日にパワーアップしてた娘は、
今もなお驚くくらい敏感に月の力と響き合う。

意識的にするいたずらもエスカレートして、
数ヶ月前は「ダメ、とか、~しなさい、とか、強すぎるから使わない」と
心に決めていた私もそうはいかなくなってきた。
わざと食卓を散らかしたり、ごみ箱をあさったり、お花をちぎったり..
好奇心でやっているのも分かるけど、
まわりの迷惑や事故に繋がること、なるべく冷静に注意することは理想。
でも注意の加減の最上級には、やっぱりそのセリフは出動する。
ただ、私の都合や感情で怒ってしまうときは、反省。そんなことも茶飯事。
今まで穏やかに娘の成長を見守ってきた私、
娘のイヤイヤ期と比例して、イライラ期に突入。
でも、娘の笑顔と寝顔で、毎日リセット。
私が怒ったときに娘が必ず言う言葉、「かあちゃん、こわい。」
でもすぐ「かあちゃん、あさしい♡(やさしい)」って私の頭や顔を撫でてくれる。
イヤイヤ期は、私に与えられた、"母親度"を試す時間。しっかり向き合わなきゃ。

自分でなんでもしたがり、私の手を振り払って「じ〜ぶ〜ん~!」と言うようになった。
はみがきも、髪をとかすのも、お茶を汲むのも、自分でしたい。
自分でできると、「じぶん、したー!」と大満足。
ベビーカーにも乗りたがらず、自分で歩いて近くの公園や近所のお友達の家まで行く。
お店の中でもスルっとベルトからすり抜けて走り出し、買いものに集中できず..
公園では対象年齢3歳以上の遊具でひょいひょい遊ぶ。
転んだり擦りむいたりしても「あっとーぶ!(大丈夫)」と我慢強さを見せる。
やっと一人で遊んでくれると思ったら、アクティブすぎて今度は目が離せない。

と思ったら、遊びに対しての集中力は驚くほど。
毎日毎日、積み木や平たいクレヨンを一人で黙々と積み上げて、
倒れたら怒ってあたりを散らかして、それからまた挑戦。1日中繰り替えす。
公園の砂場でも、一人で一生懸命ずーっと砂をすくってはバケツに入れて遊ぶ。
小さなハンカチを床に敷いて座って、木の実をカゴからひっくり返して、ピクニック。

お片づけもちゃんとする。
「どうぞ」や「かして」「ほしい」「ちょーだい」も上手に使う。
食事の準備をしていると、
「ぺこぺこ、ごあん、ぱくぱく。ぐつぐつ、まだまだ~
(お腹すいたからご飯食べたい、でもまだお料理中!)」

最近は、お父さんと電話で話したがり、
「とうたん、おしごと。あっばってー(がんばってー)」
なんて囁くから、お父さんもますますメロメロ。
お仕事行くまでに玄関の扉を閉めるのに何分かかってるか。
お父さんの手を見て「わぁ~!おーっきい、てて!」と言ったときは、部屋中に笑顔が溢れた。

娘の話すこと、することを見ていると、
彼女の世界がピュアすぎて、ドキっとすることが多い。
毎瞬毎瞬、なにごとにも一生懸命。
たったひとつの言葉を発するとき、低ーい段を降りるとき、
一粒のレーズンを食べるとき、小さな木の実をを拾うときだって、
迷いなく、それにすべてを注ぐ。
そんなピュアな彼女に「ダメとか、~しなさい」とか言う権利は全くないと思ったりする。
こどもの住むきらきらの世界に、なるべく長くいられるように、
ふんわり夢のようなやさしいオブラートを破らないよう、
強い言葉がこの口からでてくる前に、娘の世界を覗き込んでみようと思う、
と、心に誓ってもなかなか難しいのが現実。
無邪気でピュアで、疑いなくまっすぐな、こどもの瞳の中。
本来の私たちの世界に住む彼らを、一番にリスペクトするべきと、ふと思った今日このごろ。

2012/08/11

海の街でmiam miam

海の街での滞在はアパートだったので、
毎朝起きたらマルシェに行って、新鮮なお野菜とお魚を選び、
ごはんはおうちで作って、青空の下のテラスで「いただきます!」

サフランもコンソメもなかったので、
カレー粉でなんとか作ってみたなんちゃって玄米パエリア。
旅先でも玄米食べてないと落ち着かないわが家族。

この地の名物Gâcheというパン。
普通のパン屋さんのはふわふわメロンパンみたいで、
Bioのは素材の味がしっかりどっしり、どちらもおいしかった。

Bioマルシェで買った夏の恵みは、ビーチから帰ってきてからのお楽しみ。

魚介をたくさん、お鍋でぐつぐつ。

夫が作ってくれた、おいしすぎるペスカトーレ!
レストランのよりおいしかったくらい!

`
ある日のランチは、夏野菜たっぷりラタトゥイユ。


娘といっしょに潮干狩りした大量の貝!

それを砂抜きして、夜は夫がボンゴレを。

みんなで夢中になって集めた貝をいただくって嬉しい。
それがおいしいとさらに嬉しい!
じゃがいもとネギとズッキーニの豆乳グラタンといっしょに。