2013/09/28

マドレーヌ


「まどねーぬ、たべたいの。まどねーぬ~」と
マドレーヌに夢中の娘のために、型を買ってきて、
焼いてあげたマクロビ・マドレーヌ。
卵バター牛乳なしでもしっかりおいしい~。
レモンを入れたりしていろいろ変えてみたり。

幼稚園のお迎えに持っていくおやつに。
市販のよりはうんと甘さ控えめだけど、喜んでぱくぱく。
やさしい味と、かわいいかたちと、しあわせな時間。




2013/09/27

満月とからだ


中秋の名月。先週の満月。
その晩は曇っててお月さま見れなかったけど、
いつもより家族みんなの心に身体にじわじわ響いてた。
月の波動に敏感な娘は、いつにも増してパワーアップ。
そして友人人が出産した。
月とつながる私たちの素直なからだ。

娘は私のお腹の中に住んでたときから、いつも月の力と響きあって、
膨らんだ私のお腹にぷつぷつ赤い湿疹を出したり、
満月の日には、お腹が一層ぐうーんと大きくなって、
痛んだり、張りやすかったり、妊娠線が増える日でもあった。
そして妊娠中によく痛んだ腰、肩、お腹、膝には、どの部分にも月の字..
娘は産まれてはじめての満月の日に、へその緒がとれ、
本当に不思議だけど、それからも満月ごとに成長のかたちを見せてくれた。
はじめて笑ったのも、首が座ったのも、寝返りができたのも、
歩き始めたのも、一人でトイレできるようになったのも、ぜんぶ満月の日だった。

宇宙の一滴として命を授かり、月や太陽すべての天体と調和して、
大きなエネルギーを受けて、新月には体内の浄化、
満月の日は、丸く満ち溢れるお月さまのようにパワーアップする娘。
(月に関する日記は、月の記事の中に綴っています)

今回の満月の夜は、喉を痛がり、湿疹も少し出て熱っぽく、何日か咳がでた。
なんとなく私は直感で、新しく通い始めた幼稚園で、
まだまだフランス語を話さない娘は伝えたいことが言えず、勇気がなかったりで、
喉のところにたくさんの感情をストップさせてたんじゃないかなと思った。
満月がきっかけで抑えていたものが溢れ出して、咳となって出て、浄化された。
元気になってから登園した月曜日は、家に帰ってくるなり、
いつにも増してフランス語のフレーズを覚えてきたり、
今まで聞かせてくれたことのなかった歌を口ずさんだりするようになった。
そして、今まで怖いと言っていた《ディズニーランドのダンボの乗りもの》に
突然「こんど、のってみる!おとは、おおきくなったから!」と言うようになったり、
同じくずーっと怖いと言い続けてた映画《千と千尋の神隠し》を
見てみたいと言いだして、私と夫の目を丸くさせ驚かせた。

体に現れる症状は、お薬で抑えてしまうのではなく、
体がどうしてそう導いてくれてるかを感じてみる。
心の中から出られなかった悲しみ、寂しさ、怒り、我慢などを
きれいにお掃除してほしいって訴えてくれてる。
熱や風邪、子供のかかるべき病気は、本来、お医者さんやお薬は必要なくて、
八百屋さん(理想は畑)と台所とお布団と、家族の愛があれば治るはず。
原因は内側にあるのだから。
感情と繋がってるのだから。
浄化できれば、変容して成長する。
自分の力で。

私も、同じく満月の夜から体調がすぐれなくて、
ウィルス性胃腸炎という名のお掃除屋さんがやってきた。
新しい生活のリズムや、気候の激しい変化のせいにして、
自分ひとりの時間が持てるようになり緩みはじめた体が
溜め込んでいた感情=毒素を解毒しはじめてくれた。
夜ごはんを食べたあとに不調に気づいて、人で梅醤番茶を飲んで汗をかいて寝た。
翌朝、目覚めると娘がガラガラ声で、
「すっぱいおちゃ(梅醤番茶)とレメディーちょうだい、おせきの~」と起きてきた。
市販のホメオパシーの風邪用と咳止めの混合レメディーと、
大根のはちみつ漬けを作って飲ませたり、
梅醤番茶や同じ材料の麺つゆ(梅醤麺つゆ?笑)を作ってお素麺にしたり、
固形物を受けつけない私といっしょに離乳食以来久しぶりにKOKKOH
(玄米クリームに餅玄米、胡麻、小豆も入ったもの)と、根菜も煮て食べた。
内側から温かくなって、自然治癒力に導かれ、
好転反応も起きて大掃除が終わり、みるみるよくなった。

夜寝るときに横になると、咳の発作が出てつらくて泣き出す娘の姿が
かわいそうで、夫と二人でとにかく心細く心配もしたけど、
食事療法、自然療法とヒーリングのお手当だけで、週末の間にすっかり回復した。
めったに病気にはならず、園でも風邪さえもらってこない元気でたくましい娘が、
珍しく体調を崩すときは、彼女の内側で何が起こってるかに耳を傾けるチャンス。
私の心配をしてくれてるときも、よくある。
娘が小さい頃は慌ててSOS Medicin(救急の往診)を呼んでしまったりもしたけど、
冷静に、日頃の食生活から繋がる身体の強さを信じ、奇跡の命のたくましさ、
小さな体に秘める大きな治癒力、生命力を信じてあげること、
それがさらなる娘自身の生きるエネルギーを引き出して、
ますます強くなっていくということを改めて感じた。
またひとつパワーアップした娘。
そして私たち夫婦も。
病気って、家族を育ててくれる。
信じる強さと、見守るやさしさ。
人間本来の持つ内なる力を信じ、宇宙のお布団に委ね、
自然からいただく恵みのやさしさに、すべてに、心から感謝。


満月の夜ごはん。お団子が作れなかったので、
まんまるおにぎりとコロッケに、豚なし豚汁。
お腹いっぱいに満たされたら、お掃除屋さんが..

バッチフラワーレスキュー、咳止め混合レメディーと風邪用液体レメディー。
(フランスではどこの薬局でも手に入ります)
大根のはちみつ漬けは、白い大根がなくて黒大根で。


2日目のごはん。
根菜の煮物に、KOKKOHに梅醤麺つゆの残りをかけたのが意外とおいしかった。

3日目のごはん。
玄米おじやと揚げ出し豆腐と残りの煮物。
娘のリクエストでかぼちゃのスープ。

2013/09/25

おしらせ


tremplapinのウェブサイトを更新しました。


Facebookページのほうも、
ウェブサイトよりもちょこちょこ新しい情報を
お知らせさせていただいています。

2013/09/18

おやつづくり


娘が幼稚園に通いはじめて2週間。
今までのように、なかなか家でおやつをいっしょに作る時間はないけど、
幼稚園では、クッキーを焼いたり、ミュズリを作ったり、
園児みんなで麦を挽いて、パンを作ったりしているみたいで、
みんなのおやつを、みんなの手でつくり、みんなでいただく、
楽しさ、温かさ、ありがたさ、大切さを学ばせてもらってるようです。

幼稚園でのおやつは、お昼ごはん前の午前のみなので、
午後のおやつはお迎えのときに持っていって、帰り道で。
1年間通った保育園で、甘ーいおやつやチョコレートを覚えてしまい、
最近は、やさしいくらいの甘みじゃもの足りないようで
「あまいクッキーがいいの!」と主張するように。
おうちで作るときは、前よりも甘みの量を少し増やし、
それでもアガベやメープルシロップ、ドライフルーツを使ってほどよい甘さに。
娘が喜ぶ顔を想像して、はじめてのチョコチップを入れてみたり。
チョコなんて本当はまだまだ与えたくなかったのに..不思議。
いっしょに笑顔で頬張れることが、なんだか心から嬉しい。
おいしいものを食べて喜ぶ姿が、私にとって心のおやつ。

おやつの食べ過ぎがよくない理由をちゃんと分かってるようで、
自分の言葉で一生懸命に説明してくれる。

「おやついっぱいたべると、おなかいっぱいになっちゃうから、
 ごはんたべれなくなるの。ごはんたべないと、げんきでなくなっちゃうのよ。
 こことかここがいたくなっても、なおらなくなるの。
 おやつはちょっとだけ!
 おとは、ごはん、ちゃんとたべるから、げんきげんきだよ!
 もし、いたくなっても、すぐなおるでしょ!」

そんなことを立派にお話ししてくれても、
おやつの時間には「もうちょっとちょうだい~」なんだけど。笑
でも理解してくれてるから、「もうやめとく」とすんなり受け入れてくれる。
だからこそ、精製されたお砂糖は使わず、オーガニックで質のよいもの、
できるだけ本来の姿のままの素材を使い、体に心にやさしく、
噛み締めるほど味わいのでてくる自然の恵みを感じれるものを。
食べて元気が湧き出てくるようなおやつを目指して。
おやつだって、食事とおなじ、いのちを繋ぐもの。
お迎えのときにもできるだけ手作りを持って行けるよう、
週末は、うんとたくさん作らなきゃ。

久しぶりにいっしょに焼いた塩麹パン。
遊び半分で捏ねてたらあまり発酵せず..
お友達の手作りいちじくジャムとCantinのバターで贅沢な朝ごはん。

休日のミュズリ入りアプリコットのクランブル。

バナナとココナッツのクッキー。

レーズン入りキャロットマフィン。

全粒粉メイプルクッキー。

お手土産には、しっかり甘い、いちごのレアチーズケーキ。

2013/09/07

あたらしい生活


月曜日に、娘がEcole Maternelle(幼稚園)に入園しました。
幼稚園なんてまだまだ..と思ってたのに、タイムスリップしたみたい。
私を包む、慌ただしくあっという間に流れていく時間。
その横で、まだまだ始まったばかりの旅をゆっくり歩む娘は、
キラキラの新しい毎瞬のひとつひとつを一生懸命に積み重ねてる。
娘のペースをできるだけ急かさないよう、巻き込まないように、
深呼吸して、回転をゆるめて、できるだけ娘の世界をそのままに。
心地よい時間の流れを思い出しながら始まった新しい生活。

初登園の1日目の朝、
新しい教室や先生たち、新しい空気に匂い、色、音、
わくわくする子供たちの雰囲気に心も高まって、
別れ際に少しだけ泣きそうになったけど、涙を見せず手を振ってくれた。
お迎えに行くと、最初は少し怒った顔(照れ)で出迎えてくれて、
私が笑うと安心たように、ぴょんぴょん飛びながら笑顔で
「すっごくたのしかった!あしたもいくー!」って胸の中に飛んできた。
新しく出逢ったいろんなことを教えてくれる姿に、涙腺がじわじわ。

2日目、なぜか朝から「ようちえん、いきたくないの」と、うつむき顔。
教室に入ると大泣き。きっと初日にすごくがんばったんだと思った。
先生が抱っこしてくれて、ぎゅっと目をつむる娘をあとにした。
お迎えに行くと、最初は笑顔だったのが、ささいなことで泣き始め、
抱っこして欲しいとわんわん泣いた。
ものすごく本当は緊張して、寂しくて、がんばってたんだね。
「泣いていいんだよ」って泣きやまさせずに、思いきり腕の中で泣かせてあげた。
涙がぜんぶ出たら、またころっと笑顔に戻って、
どんなごはんで、なにして遊んだのか、帰りのバスの中でたくさん教えてくれた。

3日目は、目覚めたときから驚くくらいごきげんで、
教室で「おかあさん、ばいばいー!」って私から離れて、
お友達が集まる場所から、笑顔で手を振ってくれた。
あの時、心配や不安をぜんぶ涙で流して受け止めてあげてよかった、と思った。
お迎えもごきげんで「きょうはパンつくったのー!」って飛び跳ねてきた。
幼稚園が本当に大好きになったようで、
それ以降は、それはそれは楽しそうに通うようになった。

それでも夜になって疲れてくると「うーんうーん」とうなって、
寝る前に電気を消して膝にぎゅっと抱っこして、
「泣いてもいいんだよ、おめめのとこに涙がもしあったら泣いていいんだよ」って
言ってあげると「ないていいの?ふぇ〜ん」って、気持ちを緩めてる。
その場では泣かないけど、寝てる間に夢の中で泣いてる。
しくしく。浄化の涙。がんばってるんだね。

201012月生まれの娘は、教室でいちばん小さい子。
3歳から5歳の子たちの混合クラスで、さらにいちばん小さい子。
それにフランス語もまだ自分からはあまり話さないので、 "まだ" 静かな子。
会話はできなくても、保育園では「おてんばちゃん」と呼ばれた娘。
これからこの場所で、なにを感じて、どんな表現をしていくのか楽しみ。

妊娠前から希望していたパリ唯一のシュタイナー学校
メトロやバスに乗っての通園。時間もかかるし、不安はあったけど、
その時間は、おうちではできないことができる時間だって気がついた。
娘を膝に乗せて座って、「だいすき」の充電。
ぎゅっと抱っこしがらいろんなこと話し合う。娘の心の中もしっかり見つめる。
おうちではなかなか頻繁にはやってあげられないこと。
送り迎えの一人きりのメトロでは、ずいぶんとできなかった読書の時間。
読みたい本、読み返したい本が溜まっていたので、思いがけない時間のプレゼント。
そして今まで結構ルーズだった私たちに、早寝早起きのプレゼントも。
朝日が昇る前に起きて、ピンクに染まってく空を毎日見れるのは、
なにより心が浄化される。はじまりを感じるって嬉しい。
家族揃って朝ごはんを食べるのも、あたたかくて嬉しい。
新しい生活には、いろんなプレゼントが詰まってた。

娘のいないひとりぼっちのおうちでのお昼ごはんは、
妊娠中以来はじめてで、不思議なかんじ。
静かで、なにかに気にかかることもなく、ただぼーっと洗濯機のまわる音だけ。
怒濤の夏休みを過ごしたあとだから、余計にちょっと寂しい。
いっしょにいたら、うるさくて、うっとおしくて、
「はやく幼稚園行ってよ~」なんて思っちゃったりしたのに。
娘の椅子にかけてあるエプロン、朝使ったタオルやコップ、
散らかったおもちゃが目に入ると、それだけで愛おしい気持ちになる。
時計を見るたび「今ごろなにしてるかな」って想像して、
胸がいっぱいになって、はやくお迎えにいきたくなる。
このキュンとした気持ちもプレゼント。
いっぱいありがとう。

3年ぶりに、しっかりゆっくりできる自分の時間ができた。
お仕事とともに、自分と向き合い、与えられた時間を大切に、感謝して、
育児中にいろいろくっついてきた、いらない感情を手放し、
今まで加速しすぎて見えなくなってたものを思い出していく。

そんなことを強く想った新月の日、アファメーションした直後に、
この前の満月に続き、また携帯の時計が狂い、リセット状態に。
そして新しく始めようと予定していたお仕事もキャンセル。
それは満月の日にやってきたお仕事。
おもしろくて笑えてしまった。
ぜんぶリセット。浄化することはまだまだある。
どんどん軽くなっていく私の中に、
これからどんなできごとがやってきて、
新しい私をつくっていくのか、楽しみでわくわくする。
ゆったり、ふんわり、宇宙のリズムで、私らしく。
新しい世界がはじまる。

2013/09/05

たからもの


私がちょうど娘くらいの時に読んでたディズニーの本。
洋書好きの祖父が買ってくれたも宝もの。
数年前、大好きだった記憶に導かれパリに連れてきた。
そして今、自分の娘の愛読書になってる。

30
年前に私が破いて、
母がセロテープを貼ってくれたところがカリカリになって剥がれた。
30
年後、今度は私が、同じところにセロテープを重ねる。
不思議な気分。



2013/09/04

川のほとりの鳥の歌


ヴァイオリン奏者の弟・脇田輝
913日(金)に大阪でインド音楽のライブをします。
タブラ奏者の池田絢子さんとの共演です。

実は、弟がフライヤーのイラストをお願いしてくれて、夢の姉弟の初コラボ!
いつか何かのかたちで一緒にできたらいいね、とよく話していたので本当に嬉しい。
タブラ姫の池田さんが大好きという文鳥をモチーフに描かせていただきました。
そしてグラフィックは、なんと父! 初の親子コラボです。
父らしいちょっとノスタルジックなデザインになんだかほっとします。
お時間ある方、よろしければ足を運んでいただけたら嬉しいです!

2013913日(金)
19:30 開場 / 20:30 開演

1st stage インド音楽
2nd stage トリオでの演奏
料金/ 男性3000円 女性2500円(2ドリンク、おつまみ付き)

ピアノバー・トミーズ
大阪市淀川区新北野1-3-4 近鉄淀川リバーサイドマンション1
阪急十三駅西口より徒歩約3 
ご予約&お問い合わせ 090-7107-9595


FBイベントページ

2013/09/01