2013/02/13

春の足音


立春が過ぎ、旧正月を迎え、アパートの下の梅の木に最初の一輪が咲きました。
街を歩けば、植物たちも少しずつむくむくと芽吹きだして、
寒さの中でも自然の力は鈍らず、生命の力強さを感じます。

新月の前に、珍しく夫が発熱して寝込み、
娘も原因不明のひどい蕁麻疹になり、最後に発熱して解毒し、
生まれ変わったかのように元気になって、我が家も春一番の浄化をしました。
私たちの体も自然の一部であり、
まだまだ寒い気候の中でも自然のサイクルを感じ取って生きてる。
太陽の変化を感じたり、芽吹く木々からメッセージを受け取ったり。
私は毎年この時期になると肌荒れや吹き出ものができ、
冬の間に溜め込んだ毒素を、活発になってきた太陽に溶かしてもらうように、
じわじわと体内からお疲れさまのデトックス。
きれいな体になって、一番好きな季節を迎えます。

2013/02/10

QUINTESSENCE


香りのコーディネーターValentine Pozzo Borogoが手がける
フランスのフレグランス・ブランド『QUINTESSENCE』との
バレンタイン限定キャンドルのデザインをさせていただきました。


ブティックでは、アロマキャンドルはもちろん、
ルーム用・クローゼット用のフレグランスや石鹸、
そして、世界でひとつのオーダーメイドの香水も作っていただけるそうです。

世界最大級の香料メーカーGivaudanの創立者の子孫であるValentine
香りの魔法を使う彼女の言葉さえも、
記憶の中の香りを呼び起こしてくれるような感覚になります。

「香りはイマジネーションを刺激し、
 心の奥深くに眠っていた記憶を掘り起こします。
 時にはとてもシンプルな香りのコンビネーションが
 私たちを遥か遠く離れた場所や遠い過去の記憶へといざないます。
 香りとは、休息であり、安らぎであり、夢のようなもの。」

Quintessence
Boutique/Showroom
38 rue de l'Universaité 75007 Paris 
01 42 84 32 05

2013/02/09

革命


4ヶ月間、娘が泣いて通ったHalte Garderie(一時保育園)、
今年に入って突然楽しんで行くようになった。
「おかあさん、ばいばーい! おとは、なかないよ。
 おしごと、がんばってね、あとぅたらー!(À tout à l'heure)
こんなことを言ってくれる日が来るなんて。
フランス語にも慣れて少しずつ話すようになって、
私の知らない童謡を覚えてきたり、お友達の名前を言ったり、10まで数えたり、
今のブームは、「こもちゅたぺる? じゅまぺる おとあ~」
(Comment tu t'appelle? Je m'appelle Otoha!)

「わかった?」って聞くと「うん」
T'a compris?」って聞くと「ウイ」って
返事もちゃんと自然に使い分けてる。

言葉の発達がずいぶん早く、日本語ではもう普通に会話ができるけど、
フランス語にはなかなか慣れず、保育園では毎日泣いてる子で有名だった。
初めは私の時間確保のために入園を決めたのだけど、
フランス語社会に馴染めるようにと目的が変わっていた。
園に行くたびに「こわいこわい」と泣きわく日々。
いつも「怖くないから!みんな優しいから大丈夫!」となだめていたのを
ある日、「怖いの、そうなの、おとははギャルドリーが怖いのね。」と
娘の意見を取り入れて話してあげるように変えたら、
お母さん、やっと分かってくれたのね!と言わんばかりな顔をして、
それから少しずつ「こわい」を言わなくなった。
そして2週間の冬休みの間、みっちり私にくっついて共に過ごした娘は、
新学期が始まる前夜、布団の中で、はじめて、
「あした、ぎゃーどり(Garderie)、いく。
 みんなといっしょにおうたして、グテ(Gouter/おやつ)したら、
 おかあさん、かえってくるから。おとは、なかないよ。にこにこする!」
と突然言いだして、びっくりした。感動して泣いた。

4ヶ月間、毎日「いかない、こわい、おうちがいい」と泣いてた娘。
そしてその翌日から、先生も驚くくらい泣かずにすすんで行くようになった。
娘が泣き顔から笑顔に変わってから、
いつもちょっとしかめっ面だった先生は、みるみる笑顔になって、
心配してくれた園児のお母さんや、まわりの人たちもみんな笑顔になった。
1週間くらい経ったある日、
また突然、保育園でお昼寝すると言いだし、すんなりできるようになった。
そして翌週は、保育園でおむつも外れ、自分で先生にトイレと伝えれるようになった。
がんばってるその分、夜泣きをしたり、甘えてきたり、
生まれて初めて指しゃぶりみたいなことも少しするようにもなったけど、
うまくバランスとってるのがよく分かる。

娘にとって、まさに大革命。
私と離れて遊ぶこと、みんなとお昼寝すること、おむつをとってトイレですること、
ぜーんぶ、娘自身で決めたこと。
この先どうなるかとかなり悩んだけど、待っててよかった。
自分で決めて、自信に繋がるまで、待っててあげれてよかった。
本当に、子供のパワーはすごい。輝いてる。
きっと、自分で決めて変えた世界って、
今までとまったく違って、新しくて嬉しくて、きっともっとキラキラしてる。
諦めとか不安とか心配とか、そんな距離のある感情がまったくない。
今そこにある、自分で決めた道をただ進むだけ。
私は小さな娘にそんなパワーをいっぱいもらった。
ありがとう!小さな革命者さん。

2013/02/06

エプロン


娘とのふたりランチ。
白花豆とキノア入り野菜スープ。
お豆や穀物は、そのまま土に埋めると芽が生えてくるもの。
それを丸ごといただくと心が体が、同じようにお空に向かって
ぐんぐん元気になるんだよって、そんなこと話しながらの食卓。

最近、私は食事の準備の時に、ちゃんとエプロンをするようになった。
小さい頃の、母のエプロンをふと思い出したから..
抱っこしてくれるときのエプロンの感触、
母の膝あたりに顔を埋めた時のエプロンの匂い、
濡れたほっぺを包んでくれるエプロンの優しさ、
そんなのがふと蘇ってきて。

エプロンすると、ちょっとだけ、もっと「おかあさんらしく」なれる。
抱きしめたくなる。
お料理する時の気持ちがこもる。
娘にも、大きくなって、ふと、思い出してくれたらいいな、と思って。

節分


豆撒き。

恵方巻き。(切っちゃった)

はじめて炒った銀杏。

銀杏入りパスタ。

2013/02/02

SEE BY CHLOÉ


SEE BY CHLOÉ  2013 F/W collectionのアイテムに
植物柄のイラストを描かせていただきました。
素敵な仕上がりになり、とても嬉しく思っています。
私の手から産まれた一枚のデッサンが、
いろんな人の手から手へ渡ってどんどんカタチになって、
こうやって全く新しいものになって世界中に広がっていくって、
すごく不思議で、嬉しいこと。
その間のドキドキソワソワもまた楽しいもの。
この子たちはどんな人のところへ旅立っていくのかな..







2013/01/28

月の恵み


新月に仕込んだ塩麹。
満月の日に完成。寒いから育つのがゆっくりでした。
宇宙のリズムでできあがった塩麹は、格別おいしいかな。
名づけて月の恵み。

お月さまを見て、いつもいつも美しい..と見とれるけど、
お月さまが見てる地球は、昔と変わらず美しいままなのかなと、ふと思った。
満月の前後のみ月が見られる我が家の窓。
お月さまが見えると、娘は一番いい場所に椅子を持ってきて座って
「こんばんは〜 きれいだね〜」と嬉しそうに眺める。いい光景。

2013/01/21

Le jour de neige































2013/01/20

ゆきうさぎ


パリの初雪。数年ぶりの大雪。
降り始めた日の夜、夫がお土産に持って帰ってきた雪のボールを、
娘は目をキラキラさせながら、大事に大事に左手に持って、
ずーっと持って、たらたら水が垂れるのを不思議そうに見たり、
そのままぎゅっと握ったまま、窓の外の雪景色を見たり、
歌ったり、踊ったり、本を読んだり...
手が真っ赤になっても、はなさずに、
洋服が濡れていくのに戸惑いながら、
どんどん小さくなっていく雪のかたまりを
まるで小鳥を見守るように、ドキドキしながら観察してた。

ふと手のひらを広げると、濡れてるだけで、なにもなかった。
目を丸くさせて、真っ赤っかに冷たくなった手のひらを何度も見て、
ゆきは?ゆきは?と不思議がる。

「どうして、おみずになっちゃったの?」
子供の素朴な質問に、なんだかとてもきゅんとした。

翌朝、窓の外のいつもの景色が
一面真っ白の世界になってるのを見て、
ざくざくと雪を踏みながら、朝一番で公園に遊びに行った。
はじめていっしょにつくった雪だるまは、うさちゃん。
保育園で覚えたのかフランス語で、
「ぼのーむ!(Bonhomme de neige / 雪だるま)」って私を驚かせた。

2013/01/13

Happy Happy Birthday


19日のお誕生日。
わたし32歳=お母さん2歳のお祝いに、
2歳の娘といっしょに、ふたつのケーキ焼きました。
夫はNYにいて不在だったので、娘とふたりでひっそり。
愛に溢れたお誕生日になりました。

郵便受けにこっそり、ご近所のお友達からチューリップとミモザの花束。
ほのかな春の香りに包まれて、たくさんのおめでとうメール。
娘が手伝ってくれたヴィーガンケーキ。
豆乳のホイップクリームをふわふわ乗せて、
特別の日の赤いベリーは、取りあいして食べた。

娘がその日はじめて歌えるようになった
「はっぴばーすでーとぅ~ゆ~ はっぴばーすでーとぅ~ゆ~ 
 はっぴばーすで〜 でぃあ おかぁ~さ~ん
に、ちょっと涙がでた日。

そして私を生んでくれたお母さんに、
すばらしい人生を与えてくれて、ありがとうの日。




2013/01/06

Galette des rois


今年のGalette des rois
久しぶりに手作りしました。
アーモンドじゃなくてノワゼットクリームで、りんごも入れて。
フェーヴが当たったのは、切り分けるお手伝いをしてくれた娘。
よかったね。でも意味は分かってないけどね。


食べる前に娘が並べた動物たち。

2013/01/05

土へ還るもみの木


新年を迎え、楽しい時間を共に過ごしたもみの木に別れを告げ、
家族みんなで近くの公園のリサイクル回収所へ持っていきました。
オーナメントのクッキーは砕いて鳥たちへ。(ほんとはだめ。)
ツリーのいなくなった我が家はちょっと寂しいです。

街を歩くと、たった2時間で10本以上のもみの木が
道ばたに捨てられているのを見かけて、心が痛みます。
どうか近くの公園まで運んで、土に還してあげてもらいたいです。

環境に優しい体制が整う天然のもみの木であるからこそ(→以前の記事「Sapin de Noël)、
最後まで感謝の気持ちと共に、自然へ還っていくのを見守って欲しいと思います。
回収されたもみの木は、肥料になって蒔かれ、また次の命に繋がっていきます。
春に芽吹く新しい命の力になることは、もみの木にとってもきっと嬉しいこと。

パリ市の公園の回収所リストはこちら。
今月27日まで設置されています。
(路上に廃棄すると150€までの罰金になるそうです。)

冬のプレゼント


パリ市からこどもたちへの素敵なプレゼント。
冬休みの間、パリ中のメリーゴーラウンドが無料に。
街角に特設でできる小さなものから、Trocaderoなど観光名所の大きなものまで。
場所によってイメージが全然違うので、いろいろ廻るのがおもしろい。
立派な2階建ての、大きな馬に股がれる夢の世界のようなものから、
古くてかわいいレトロな馬に乗れるもの、
ピコピコ光るおもちゃみたいな車や飛行機が回るものまで。

メリーゴーラウンドがなによりも大好きな娘は大喜びで、
毎日のように通って、7回くらい続けて乗る。
待ってるお母さんは寒い。けど、喜ぶ姿を見てるとあったまる。
自然と笑顔になって手を振ってる。
こどもを見守る親の顔はみんな同じ。
笑顔の連鎖。
今年もどんどん広がっていきますように。







2013/01/02

謹賀新年


明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにとって、ますます笑顔と愛に満ち溢れた一年になりますように。