2015/02/19

きらきら わくわく


春色のBONTONで娘がねだった指輪たち。
プラスチックのおもちゃって普段買わないけど、
娘の目がきらきらしてるの見て
なんか私もわくわくして買っちゃった。
毎日並べて指輪やさんごっこしてる。
隣で見てる私もたのしい。

私も小さいとき、こういうの大好きだった。
チープな指輪、おはじき、ビー玉、シールのピアス、香り玉、
小さな天然石、海で拾ったきれいな色のガラスの破片、小さな貝、星の砂..
思いだすと、わーーーーって次々と
心の中の「たからものばこ」に詰め込んだ、
ノスタルジックなきらきらわくわくが溢れてだしてくる。
おんなの子の夢♡


2015/02/18

Handmade Hand Cream


今年のパリはちゃんと寒くて、親子で手がちょっとカサカサ。
娘といっしょに作ったシンプルなハンドクリーム。
子どものほっぺにも、鼻の下にも、唇にも、
どこにでも塗れる100%Bioの万能クリーム。

食べるものと同じく、
「肌に塗るものはお母さんが作ってくれる」が
大きくなっても、あたり前であったらいいな。

2015/02/17

St-Valentin


バレンタインに娘とつくったトリュフ。
こっちではチョコを贈る日ではないけど。
バレンタインを理解してない娘は
普段おうちにないチョコのかたまりを見て大興奮。
お父さんに取られまいとそわそわ。

夫からは、娘にもバラの花。
私は赤、娘は白。
日本とフランスの文化が融合して、
毎年チョコとお花を贈りあう我が家のとくべつな日。

街角で道ゆく女性へ配る人から、私も一本もらった。
おばあちゃんが嬉しそうに抱えてた。
いつもの生活に小さな喜び。すてきな日。

2015/02/12

寒い日の森さんぽ

















2015/02/10

ひらがな


ひらがなを覚えたい年ごろの娘。
星の絵を見て『ほ』を覚えるような絵本で、
「おほしさま」の『お』と言ってしまう..

おいも おうち おうまさん おくつ おさかな
おさるさん おそと おなす おなべ おひるね 
おふね おへや おまめ おみみ おみせ おやさい
 
なんでも『お』をつけて覚えてたから、大苦戦。

娘の幼稚園は、シュタイナーだけど、
次の年長さんでは少し文字(アルファベット)も教わる。

ひらがなもアルファベットも最近すごく書きたがって
自分の名前はひとりで書けるようになった。
はじめて「お」を書いてみたのは1年前で
スローペースだけど、今まさに「書きたい!」時期のよう。

「と」の字がどうしても逆になる。笑


 私の書いたのを真似して、幼稚園の先生につくったお誕生日カード。


「と」や「N」が何度も書いても逆になってしまうのは、
きっと自然なことで、娘にとって心地のいい感覚なんだろうと思って
そういう自ら生み出すリズム、流れみたいなもの
大切にしてほしいから、無理に直すことはまだしてない。

最近、文字と同時に、突然毎日ひたすら絵を描く娘。
寝る間も惜しむほど、お休みの日の前は夜遅くまで「絵が描きたい」って
狂ったように、色鉛筆片手に何時間も夢中になって。
ちょっと前に新しく買ったおえかき帳もあっという間に全部描き尽くした。
描いた絵に毎回「これなぁに?」って聞いてたら、
「わかんないよ!」って、絵を描くには目的がないといけないの?と
逆に尋ねられたようで、はっとさせられた。

シュタイナーの本にあった言葉。
「文字を書く前の段階としては、クレヨンや鉛筆を持って、
 どの方向にも自由に線を描けるようになることが必要。
 思いっきり、自由に、らくがきや自由画を描くこと。
 それが、文字を書く土台になる。」

今、きっとそういう時期。
発芽して成長して、開花していく過程が組み込まれた種のように、
無意識に自らの力が導くままに力強く生きてる。
土の中で、春を感じて、
今、むくむくと殻を割って顔をだす可能性の種。
生命力ってすごい。

そんな娘のエネルギーに圧倒される今日この頃。

2015/02/09

フラワーエッセンス


ここ最近、地球で起こるいろんな出来事からの波動を受けて、
やっぱりどうしても恐れや不安に包まれてしまうことが多い日々。
パリでの事件以降、瞑想したり、感情のクリーニングしたり
中でもいちばん響いてくれたのは、お花の波動水、フラワーエッセンス。
もう10年、お世話になってる、バッチフラワーのレスキュー。
毎日、白湯やハーブティーに落として飲んでたら
お花の持つ生命エネルギー、心に染みわたって、穏やかに癒してくれた。

母の心と繋がる娘の内側にも、同じように伝わってしまっていたので
娘には子ども用のアルコールフリーのを。
私の選んだホメオパシーのレメディも効いてくれた。
摂ったすぐに、溜め込んでた感情、恐怖心、不安、悲しみなんかが
わっと出て、涙がぽろぽろ出て、すっきり。
娘も同じく、寝てる間にわーわー泣いて怒って、浄化してた。

お花のエネルギー、自然からの愛の波動は偉大。
なんでもない日にマルシェで買ったアネモネ。
お花がいるだけで、こんなにも心が安らぐ。
香りはしなくても、自然界の匂いがする。顔をうずめたくなる。
のびのびと広げた花びらに抱きしめてもらいたくなる。
安心することで、恐れや不安を手放していけそう。
なにがあってもお花たちはやさしく微笑みかけてくれる。
そして、自分の奥深くから、温かな平和な気持ちが溢れだす。
ありがとう。

2015/02/08

春色ランチ


立春が過ぎて、太陽がますます元気に。
からだ中にたくさん眩しい光、運んでくれる。
お天気の日の娘とふたりランチ。
豚なし豚汁と、鮭おにぎり、南瓜の炒めもの。
アネモネがあるだけで、なんだか春ごはん。
春がこんなにも待ち遠しい。わくわく。
そろそろ芽吹きの季節。

2015/01/25

冬のプレゼント


毎年恒例のパリ市から子どもたちへの
冬休みのプレゼント、パリ中のメリーゴーラウンド乗り放題。
今年の冬休みは娘と用事ついでにいろんな場所へ。

ぐるぐる。ぐるぐる。
はしゃいでまわる子どもたちと、震えて待つお母さんたち。
でも子どもたちが喜ぶすがた、見てれば心はぽかぽか。
自然と笑顔になって手を振ってる。
こどもを見守る親の顔はみんな同じ。
笑顔の連鎖。
今年もどんどん広がっていきますように。

République広場。



Hotel de ville前。



4区のmairie前。

St-sulpice教会前。


Sacré coeur寺院前。


Concorde広場。



2015/01/19

Galette des rois


公現祭の日に焼いたいびつなGalette des rois
今年もフェーブが当たった王様は娘。
幼稚園でのFêteでも娘に当たったそう。

最近娘はこだわりが強く、「勝ち・負け」で遊ぶのが好き。
そういうことを学ぶ時期なんだろうけど、
私はあまり気持ちがよくなくて「勝ち負けではないよ」と説明する。
勝ち負けにこだわるということは、
やがて敵や争いを生んでいくということ
もし王様になれなかった子が泣いてたら、
そっと王冠貸してあげて、喜びを共有したり
なにごとも対立せずお互い尊重しあうことが
大切じゃないかなということ

世界の平和を願うには、まずは自分の心の平和を見つめること
私も改めて考えるきっかけになったし
娘にもっと伝えていこうと強く想った今日このごろ。

2015/01/13

祈り


私の住む愛する街パリで起こった、悲しいできごと。
世界中を衝撃に包んだCharlie Hebdo社で起こったテロ事件は、
我が家から歩いてほんの5分の場所でした。
娘とよく通る歩道のとなり道。
家の窓の外ではものすごい数のパトカーと救急車の音が鳴り響き、
ニュースで流れる銃声に、恐ろしい気持ちで張り裂けそうでした。

翌朝の警官銃撃事件は、
自宅からパリを横断して離れた娘の幼稚園からすぐの場所。
パトカーの音に敏感になってる娘が
登園時に察知した直感があたり、またもや事件。
その翌日、その犯人が人質をとって立てこもっていた場所は、
私たちがいつも森へ行く時に使うメトロの駅前。
この日も自宅前にはたくさんのパトカーと救急車が行き交い、
ヘリコプターが飛び、同時に発生した二件の立てこもりに
街中が一斉に息をのみ見守った長くて重い数時間..

画面越しには、よく知った場所が映しだされ、
一瞬にして別世界になったいつもの街。
胸の鼓動が大きく響きわたる静かな空間。
容疑者を含む計20人の死という文字は、悲しかった。

全細胞で恐怖を感じた日。
生かされていることに心から感謝した日。
この世界には、こんなものより遥かに想像を絶するほど
凄惨な日々の中で生きている人がたくさんたくさんいる。
いつものなんでもない日々が
こんなにも平和でありがたいと想うと泣けてきた
その日は、私のお誕生日でした。

そして日曜日のパリ過去最大の反テロデモ。
我が家の裏の通りを、パリの人口の約8割の160万人もの人々が参列。
フランス全土では370万人。44カ国の首脳も集った大行進。
フランス中、世界中をひとつにしたスローガン、
Je suis Charlie(私はシャルリー)』を掲げて集い、
一瞬にして大きなエネルギーとなった。
いつもはプライドの高い個人主義のフランス人が手をとりあった。
今やパリ中の役所も、バスの中も、掲示板も、広告塔も、国鉄も、
エッフェル塔も、凱旋門も、入るお店も、すれ違う人も、すべてがCharlie

私はこの言葉が広がりはじめたときから違和感があった。
スローガンが指す『団結』という意味の中には
怒りや憎しみが入り交じり、闘争心を持っていて、
私はそれを人々が共有しあって膨らんでいくのが怖かった。
Charlieの死への悲しみから生まれた連帯の輪から、
平和や自由を願う気持ちから、
どうか、さらなる歪みや争いが生まれませんように..

小さな脳みそで、この数日間、
毎日いろんな記事を読んで、いっぱいいっぱい考えた。
宗教の尊厳、 表現の自由、言論の自由、
あっちの話も分かる、こっちの話も分かる。
私は恥ずかしながら、フランスの表現の自由や
風刺画の歴史の知識がほとんどなかったので、
やっぱり日本人的な考えが響くことのほうが多いけど、
結局、答えがでない。正解も間違いもない。

人はみんな無垢な状態で生を受け、
そこから出逢ってきた環境、文化、思想、宗教、教育の中で
それぞれ育まれる価値観は、みんな違う。
Je suis Charlieの人、Je ne suis pas Charlieの人、
いろんな見解があって、いろんな主張があって、
みんな違って、みんなそれでいい。
容疑者も同じく彼らの環境の中で育んだ、彼らなりの表現手段が
悲しいことに暴力や武力で、彼らにとっては正しい道だった。
でも、世界のルールでは絶対に許されないこと。
そういう環境や事件を生んだのは地球上みんなの責任。

理解しあうことは難しいかもしれない。
被害者も加害者も、視点を変えれば、
どちらも英雄にもなるし、悪にもなる。
でも、お互い対立するのではなくて、戦うのではなくて、
尊重しあい、思いやりの心を持つことを忘れてはいけないと思う。

これは決して終わりではなく、はじまり。
私たちを目覚めさせ、この星を守るためのステップだと思う。
この事件について考えるすべての人に、
気づきや学び、そして課題を与えてくれた。
解決しなければいけないことが表面化された今、
ひとりひとりが愛を持って、許しの心を持つことが
さらなる地球の癒しと成長につながっていく。
考えの異なるすべての人が、同じ星の上で共存していくため。
イメージすることは簡単だけど。
親子喧嘩でさえ絶えない私なんかが言える立場ではないけど。
まずは自分の中から、平和の気持ちを大切に、守っていこうと思います。

明日またなにが起こるか分からないこの街で
緊張でこわばる体と心、ぴりぴりした気持ちで過ごす日々の中、
祈ることは、ただひとつ。

宗教や人種、思想を越えて、愛と調和に満ちた世界になりますよう。


この事件で亡くなられたすべての方のご冥福を心からお祈りいたします。

2015/01/03

HAPPY NEW YEAR 2015























新年あけましておめでとうございます。

大きな変化のはじまりとなった一昨年から引き続き、
去年はさらにこころもからだも浄化と変容を繰り返して
沸き起こる奇跡を積み重ねた一年でした。
そして、わくわくするたくさんの出逢いに溢れ、
広がり続けるつながりの輪に、喜びと感謝の毎日。
私の手に集まる温かく小さな光は、大きな希望へ。
ここ数年、元旦に想い描いた一年の直感は、
不思議なくらい当たるようになってきました。
今年は、さらに内なる自分との対話を大切にして、
宇宙の歩みに、2015年のリズムに、委ねていこうと想います。

新年への年越しは、家族そろって
セーヌ川のお船に住む友人宅でゆらゆら揺られ
きらきらのエッフェル塔を眺めながら迎えました。

元旦は大寝坊してのんびりお正月ごはん。
おせち作りの憧れは今年も果たせず..
煮しめと巻き寿司を重箱へ。

大晦日、娘が自分からお掃除すると言いだして
鏡や床を夢中になってぴかぴかに磨いてくれたり、
煮しめのにんじんの型抜き、こんにゃくをねじったり
お雑煮とぜんざいの白玉を作ってくれたり。
またひとつ、成長を微笑ましく想う気持ちと、
パリにいながらも親子で日本人らしくいられること
ありがたく、尊く想うお正月。

娘は、私が飾り切りした椎茸を見て、
「わー!お星さまみたい!た、食べてみる!」と
食べものの中で唯一食べられなかった椎茸を、ぱくり。
数年間の封印は一瞬にして解かれ、「おいしい~」の笑顔と共に、
「おとは、食べれないものひとつもない!!」と大興奮。
元旦、娘のきらいな食べものが、ゼロに。
お星さまのウィンクひとつで、ぱぁ~っと広がった世界。
小さな勇気は、大きな革命。
長い間拒んでるもの、諦めてるもの、
娘を見習って、そういう概念も光に変えて
私も今年はさらにどんどん手放していけそうな予感。

そして、家族で今年の夢を描いてスタート。
家族で描いた夢を、私は絵に、娘がそれに色づけして。
大きな夢に向かって、ひとつひとつがどんどん叶っていきますように。
世界中のすべてが、ますます光り輝く一年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


夫が作ってくれたぜんざいに、娘の白玉。

フランスでお正月に飾るGui(宿り木)。


2015110:00のきらきらエッフェル塔。

初詣はサクレクール寺院へ。

2014/12/29

Joyeux Noël 2014


太陽と月の復活を祝う朔旦冬至が過ぎ、
続いて迎えた、春の復活を祝うクリスマス。

クリスマスのもともとの由来は、
『冬至が過ぎて太陽の力が再生することを祝うお祭り』。
力の弱まった冬の太陽が、春に向けて力を取り戻し、
復活し始めることお祝いする日。

今年のクリスマスも、家族揃って
いつもと同じ食卓で、いつもよりもちょっと特別な夜。

今年は、ホワイトチョコと豆乳生クリームでチーズケーキ。
削ったチョコで雪を降らせて。 
去年のパリは一度も雪が降らなくて
空からの真っ白な贈りものを待ちわびてる、娘の願いを込めて。

私たちはナチュラルワイン、
娘にはザクロとクランベリーのワイン色ジュース。

リースのサラダ。

年に一度のこの日だけ、オーガニックのローストチキン。
普段あまりお肉をいただかない私も娘も、この日は感謝して。


家族でひっそり、小さな灯を囲んで
自然からの恵み、そして
命をいただき命を育むことに感謝する特別な食事。
自然からの贈りものは、なによりのプレゼント。

もみの木に煌めく光 きらきら
鼓動のようなリズムは
木の実や果物、天使たちを照らして

ろうそくの炎 ゆらゆら
呼吸のようなリズムは
テーブルの上の私たち家族の笑顔を照らして





夜、ベッドに入った娘は
もみの木の灯りを見つめながら
「サンタさん、おとはのおうちわかるかな。
おりこうにできてなかったけど、きてくれるかな」
私の耳もとで呟いてたけど。

来たねぇ

翌朝、まだ薄明かりの頃、むくっと起きて
もみの木の下に光る
色とりどりの包みを見て
ねぼけなまこで前に座り込んで、ぼう然。
だんだんと沸きあがる嬉しさ
どきどきわくわく
リボンをほどく小さな手
こぼれる笑顔
温かいおうちがさらに温かく、やさしい気持ちに包まれた。

クリスチャンではないけど、
家族との絆をさらに深める時間を与えてくれる、この日に感謝。
今年もまた、愛する家族と共に
春の復活をお祝いできたことに、
心からありがとう。