お盆前のある日、
娘の3歳の七五三参りに、夫の故郷・宮崎県の東霧島神社へ。
その昔、叶わぬ恋をした鬼が一晩で作りあげたという
999個の岩が積まれた階段 ”振り向かずの坂” を、
娘は夫と手を繋いで、頂上までがんばって登りきりました。
ふわふわ舞う小雨の中、息を切らしながら登った
長ーい坂の上に佇む拝殿で、
夫の家族が代々お世話になっている宮司さんから
お祓いを受け、祝詞を挙げていただき、
娘の成長への感謝と、これからのこと、お祈りしました。
緑と光の精霊が宿り、温かく守られている場所。
小さな生きものがぴょこぴょこ出てきそうな苔の上、
雫の中、葉っぱの裏、すべてに命が宿ってるよう。
心地よい土の匂い、ゆらゆら蒸発して天に登ってく、
そんな空間に癒され、清められ、自然と呼吸が深くなる。
緑と光の精霊が宿り、温かく守られている場所。
小さな生きものがぴょこぴょこ出てきそうな苔の上、
雫の中、葉っぱの裏、すべてに命が宿ってるよう。
心地よい土の匂い、ゆらゆら蒸発して天に登ってく、
そんな空間に癒され、清められ、自然と呼吸が深くなる。
帰りがけ、どこからかひらひらと一匹の白い蝶が飛んできて、
一緒に来ていた義父の腕や、義母の顔や手、いろんなところに
戯れ合うように寄ってきては止まり、また飛んでは戻ってきて、
娘もきゃっきゃとはしゃいで手を伸ばすと、
手の甲にぴたっと止まって、数分間もの間、
私たちと遊んでから、また天へ昇って行きました。
手の甲にぴたっと止まって、数分間もの間、
私たちと遊んでから、また天へ昇って行きました。
娘の着てたワンピースの色と同じ、白い蝶。
しっぽを振って戯れてくる犬みたいだなーって思ったけど、
もしかしたら、夫が小さい頃いっしょに過ごした愛犬だったのか、
お盆前に一足早くご先祖様が、娘を祝いにきてくれたのか。
家族全員が「きっとそうだね」と微笑んで、
娘への祝福のメッセージ、しっかり受けとった
不思議で幸せな、じんわり嬉しいひとときでした。
家族全員が「きっとそうだね」と微笑んで、
娘への祝福のメッセージ、しっかり受けとった
不思議で幸せな、じんわり嬉しいひとときでした。
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