幼稚園の帰り道、娘が突然、大きな声で空に向かって
「ありがとう~~!!」って言うから、
どうしたの?誰に?って聞いたら、
「Soleil(太陽)に!だって、やさしいから~♡」
なんかこっちまで嬉しくなって、
いっしょに「ありがとう~~!!!」って叫んだ。
とうとう春到来のパリ。
先週末は22℃にまでなって、ダウンにセーターに帽子とブーツを脱ぎ捨てて、
娘は、はりきって半袖で駆け出した。
街を歩く人たちが見せる久しぶりの肌に、頬をくすぐるそよ風に、
恋いこがれてたお日さまのぬくもりと匂いに、跳ねてしまうくらいに嬉しい気持ち。
毎週かかさず活動してる森さんぽ部。
日曜日は久しぶりに家族3人揃って春色を探しに。
いきなりの小春日和に、たくさんの人が集まって日光浴。
きらきらの光で溢れかえって、冬とは違う表情をした、にぎやかで嬉しそうな森。
なのに!
ここ数日は、パリの街は大気汚染がひどく、お天気の日も少し霞んで見えるくらい。
大気汚染警報はもっとも警告度の強いレベルだそうで、
この週末の3日間は、パリ市のメトロやバスなどの交通機関はすべて無料に。
道ゆく車の量が減ったせいか、今日は少しだけ澄んでいたような気がした。
花粉にはけっこう強い私と娘は、スモッグで鼻炎。
こんなにいいお天気なのに、お外では遊べず寂しい休日。
パリのBioブームは、もはやあたり前になって、
どんな小さなスーパーにもBio商品がずらり置かれているくらい、
暮らしに浸透して、誰もが気軽にオーガニックのものを選ぶことができる環境なのに、
暮らしに浸透して、誰もが気軽にオーガニックのものを選ぶことができる環境なのに、
空気はまったくオーガニックじゃない。
太陽の恵みをいっぱいに受けたお野菜を使った波動の高いお料理に、
とびきりのオーガニックワインを、最高の春空のテラスでいただいても、
濁った空気の漂う街角では、台なし。
空気、土、水、緑、生きもの、生態系すべてが調和しあってこそが、
Bioブームだと呼んでほしいと思うし、
自分の健康や美だけでなく、地球の健康や美も共に考えていくことが
これから先、いちばん大切だと想う、今日このごろ。
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