娘が中庭で積んでくれた白い花。
あ~とらないで~痛いって言ってるよーって最初はとめたけど、
両手いっぱいにして夢中になってるから、そっと見てた。
おうちに帰って、お皿に水張って浮かべてあげたら、
すごく嬉しそうに、
「みんな、にこにこしてるね!おめめないけどね!」って。
野に咲いてるのもいいけど、お花もこんなに愛されたら、
摘まれて喜ばれる運命もきっと嬉しいにちがいない。
夫からいただいたブーケの中の大好きなユーカリの葉は、
捨てずに乾燥させてポプリにした。
食卓のテーブルのにんじん葉ちゃん。
葉がぐんぐん伸びてく姿を娘といっしょに見守る。
はじめは3ミリくらいだったのに、ぐぅーんと伸びて、
生命の不思議を感じる。そのたびに元気をもらう。
捨てられてゴミになる運命よりも、うんとうんと喜んでる。
植物と愛し合い、エネルギーの交換。
いつも見過ごしがちな小さな葉や花にも命は宿ってる。
こんなに小さなことでも、自然と共に生きることのひとつに繋がる。
小さな命の喜びは、やがて私たちと響き合いながら、連鎖してく。
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