2012/11/15

ただいま


パリに戻って10日が経ちました。
1ヶ月間、日本語のみの生活だった娘は、
フランス語の生活にまだ馴染めず、保育園でも泣いてばかり。

行きの空港では、乗ってる飛行機の窓から見える隣の飛行機を指差して
「ひこーき、あれ、のりたい~!」と騒いでたのに、
帰りの飛行機では、ちゃんと自分が飛行機に乗ってることを認識できてた。

大人数の家族に囲まれた暮らしの中で、
おしゃべりも一気に上達し、顔つきもうんとお姉さんになった。
最近は、「~くない」の否定文や、「~みたい」の比喩や、「~のよー」と私の真似も。
「食べたい、食べる、食べた、食べない、食べたくない」の活用の使い分けが、
知らないうちにできるようになってた。

日本で、おいしい新米を毎日いただいて、ますます、おにぎり狂になった娘は、
こちらに帰ってきても、あいかわらず四六時中、おにぎりが好き。
お箸にも興味がでてきて、なかなか上手にすくったり、突き刺したりして食べる。

あんなにのびのびとエネルギー全開で跳ね回って、夢中で楽しんでたけど、
やっぱり、パリの自宅に帰ってくると、「おとはのおうち~!」と言って、
自分のおもちゃ、木馬、椅子、ベッド、ベビーカー、
全部を、ひとつひとつ嬉しそうに確認しては喜んでた。
そう、娘にとっては、ここが故郷で、実家だもんね。

日本では、ベビーカーもなしで、どこでも自分で歩いて、
昼寝も惜しんで、疲れ果てるまで駆け回って遊んだ娘だけど、
パリに戻ってきてからは、寒さのせいか、歩きたがらず、
公園でもあまり遊びたがらず、ベビーカーばかり乗りたがって、そしてよく眠る。
怪獣は、一皮脱皮して、冬眠の支度中...あと1ヶ月で2歳になります。


今回の日本の旅、今までの帰国でいちばん胸がいっぱいで溢れそう。
まだまだ余韻の波に揺られています...
中学校の同級生が30人以上集まってくれた、愛知の故郷。
17年ぶりの再会にすごいパワーをもらった。
高校も合わせて計50人くらいの同級生と再会できて、感動でした。
昔の自分に会ったり、ルーツに触れることで、何かが大きく変わることがある私にとって、
またこれからの未来に、この波動がずんずん響いていきそう。
そして、何度もここで綴った、夫の故郷、宮崎。
今回の旅で、やっぱり遠く離れて住む私たちを支えているのは、
家族や友達、たくさんの人との繋がりだと改めて感じました。

夢のような滞在だった1ヶ月。
今まだ、すごく心のあたりが温かい。
お父さん、お母さん、弟、そして夫の家族、友達...
みんなみんな、ありがとう~。

パリに戻ってすぐ、カラフルな野菜たちに会いにいつものマルシェへ。
Bio野菜、これで10ユーロ!さすがパリ。

元気な野菜たっぷり使って、旅の疲れをデトックスするのは、我が家の定番ラタトゥイユ。
日本で教わった塩麹を使ったバゲット、早速焼いてみた!
でも発酵が甘くてちょっと失敗..

2 件のコメント:

  1. ゆいさん


    おかえりなさい!日本での愛とパワーに包まれた時間は こちらに戻って 優しいエネルギーになりますよね。私も いつも帰国すると 特に 子供と一緒に帰るようになってから 感じてます。
    また頑張ろう~と。
    日本に比べて 寒さが増してきているので 体調に気をつけて下さいね。

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    1. みえさん
      ありがとうございます!
      同じですね。私も、子供を連れて帰るようになって、なんだか涙腺がゆるゆるです。
      たくさん愛とパワーを充電してきました。
      パリ本当に寒いですね..娘が早速、旅疲れデトックスと共に、風邪をひいています。
      みえさんご一家もどうぞお体に気をつけてください。

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