母親と二人で、二度目のモロッコ旅行に行きました。
去年はマラケシュと砂漠へ。
今回は、タンジェから入り、シャウエン、フェズ、カサブランカ。
もうすぐ60歳になる母の手をしっかりつないで、見知らぬ街をたくさん歩き、
大地を尊び、太陽の光に感謝し、人間の強さ、温かさ、美しさをいっぱい感じた。
土臭い、人間臭い、古い古い街の残る、モロッコ。
一番長く滞在したフェズの旧市街は、808年に造られた モロッコで一番古い街。
1200年も前の住居に まだ人々が変わらず住んでいて、
男も 女も 子供も 動物も、生きて行くために みんな働いていた。
食料品のスークを通ったら、牛の頭が3つ並んで 売られてた。
頭のない吊るされた肉、生きてるまま選んで その場でさばかれる鶏。兎もいた。
パンのお店、卵のお店、ハーブのお店、野菜のお店、かたつむりのお店、
布屋、革屋、仕立て屋、染色屋...
ロバも必死に 荷物をいっぱい背中に積んで...
働く、働く。生きるために。
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