2009/04/04

モロッコの旅 in fez

母親と二人で、二度目のモロッコ旅行に行きました。
去年はマラケシュと砂漠へ。
今回は、タンジェから入り、シャウエン、フェズ、カサブランカ。
もうすぐ60歳になる母の手をしっかりつないで、見知らぬ街をたくさん歩き、
大地を尊び、太陽の光に感謝し、人間の強さ、温かさ、美しさをいっぱい感じた。

土臭い、人間臭い、古い古い街の残る、モロッコ。
一番長く滞在したフェズの旧市街は、808年に造られた モロッコで一番古い街。
1200年も前の住居に まだ人々が変わらず住んでいて、
男も 女も 子供も 動物も、生きて行くために みんな働いていた。
食料品のスークを通ったら、牛の頭が3つ並んで 売られてた。
頭のない吊るされた肉、生きてるまま選んで その場でさばかれる鶏。兎もいた。
パンのお店、卵のお店、ハーブのお店、野菜のお店、かたつむりのお店、
布屋、革屋、仕立て屋、染色屋...
ロバも必死に 荷物をいっぱい背中に積んで...
働く、働く。生きるために。

美しかったイスラムのモザイク。
母の好きな、” 繰り返し” の模様。
フェズの旧市街の人々も1200年もの間、そしてこれからも、
同じ場所で、同じ生活をし、祈り、それを 繰り返す...









全て自然の植物の色で染める、なめし革染色職人の工房。




1200年前と変わらずに生き続けてる フェズの街並み。

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