2011/05/30

Brocante

今年もやってきた、年に2回の大好きなRue Bretagneのブロカント
お天気もいいし、なにも買わないつもりで、娘の散歩がてら行ったのに、
心をときめかせる宝物たちに出逢ってしまいました。

ベルリンからこのブロカントのために来てるParkさんとこで、
ドイツ製のヴィンテージ木製おもちゃを。12個で8ユーロに。ありがとう!

子供達が出してるコーナーで、一目惚れしたカラフルおうちの小物入れは2ユーロ。
動物ちゃんたちのおうちにぴったり。

それから、またまた一目惚れしたフィンランド製のお鍋は、1つ30ユーロと言われて、
その日は荷物も多く、持ち合わせがなく諦めた。
翌日、旦那さんにおねだりして行ってきてもらったら、なんと半額!
ラッキー!ちなみに日本では2、3万するものだそう!?

そしてそして、前からずーっとずーっと欲しかった、
デンマーク製のcommode(引き出し)を破格値で見つけてしまった。
とにかくずっと欲しくて安いものを探していたので、大満足。
値切って90ユーロ。普通なら200はするのに。一生大切にする!

Fête des mères


5月の最終日曜日はフランスでの母の日。
今年は、初めての、母としての母の日。
はりきってハート形のバゲットを買って、
旦那さんにおいしいパスタでも作ってもらおうと思ったのに。
あら残念、お仕事だそうで、1人で1日かけて1本ぺろり食べちゃった!

Bioのファラフェルとにんじん、ビーツ、アルファルファを挟んで贅沢サンド。うまうま。

2011/05/25

Lourdes

ビアリッツ滞在中に、ピレネー山脈の麓にあるルルドという街に行きました。
その昔、聖母マリアが出現したと言われる洞窟があり、世界中から巡礼者が訪れる地。
聖母マリアが現れた洞窟の泉から湧き出た水には、病気や障害が治る治癒効果があると言われ、
今まで数々の奇跡が起きてきたという、歴史ある聖地です。
私たちはカトリックではないけど、以前から不思議と引き寄せられて、
辿り着いたのは、偶然にも、満月の日。

電車を降りると、街を囲むようにそびえる緑の山々に守られ、
ふわぁっと何かに包まれたような穏やかな気分になりました。
空気の匂いがとても心地よくて、ベビーカーが嫌いな娘が珍しくご機嫌でした。
洞窟や大聖堂のある方へ向かって行くと、世界中からの観光客、巡礼にきた修道女、
松葉杖の人、車椅子の人、車付きのベッドに寝たまま移動する人...
さまざまな人たちが訪れ、小さな街は、大きな祈りの波動で満ち溢れていました。

大聖堂で賛美歌を聴き、裏にある洞窟へ向かうと、洞窟と滴る水に触れようとする人で長蛇の列。
私たちも後に並ぶと、周りの人たちがベビーカーを見て、にこやかに列の先頭に誘導してくれ、
ご病気の方々に並んで優先していただいて、申し訳なく思いましたが、
この地にいると、清らかな心で、安心して落ち着いていられる、
なにか大きな強くてやさしいものに守られているかんじがしました。

そして奇跡の水を少し汲んで、私たちは海の街に戻りました。
海と太陽、山と澄んだ空気、祈りと満月...
自然から与えられる大きな力を、贅沢に充電した旅となりました。






2011/05/24

Biarritzのおいしいもの

ビアリッツに行って、まず行きたかったのは、"ビアリッツのLadurée"と言われる「MIREMONT」。
以前、旦那さんが仕事で行った際に知ったそうで、到着した日の朝、連れて行ってくれました。
Chocolat chaudがおいしかった〜。
翌日、気になってたケーキを買いに。
小さな野いちごがたくさん乗った、赤いフルーツのタルト。

バスク地方のお菓子、ガトーバスク。
クリーム入りと、チェリーのがあって、チェリーのほうがおいしかった!

ビアリッツでは、食事にけっこう困りました。
Bio、ヘルシー、ベジ系なんてキーワードは存在せず、和食もなくて、
野菜不足で、お肉は避けて、がんばって毎日お魚...おいしいんだけど、お腹は疲れちゃった。
ニキビはできるし、娘も過去最高6日間の便秘になって、日頃の食生活のありがたさをうんと感じました。

それでも、やはり食べに行くなら、お手頃でおいしいとこがいい!
適当なお店でハズレたくなかったから、
ビアリッツで一番予約が取れないと言われるレストラン「Le Clos Basque」に
だめもとで電話してみたら、なんと3時間前なのにギリギリ予約が取れて、ラッキー!
ここは本当に安くておいしかったです。

ラタトゥイユのパンナコッタ。

スズキとサツマイモのピュレとマンゴー添え。
ビネガーでマリネした刻みトマトにバジルソースがかかってる〜


いちごの乗ったライスプディング!おいしすぎる♡

Biarritz

フランスとスペインの国境付近の海の街ビアリッツに行ってきました。
娘を連れて始めての旅行。初めての飛行機。初めてのホテル。初めての海!
この街は、旦那さんがパリに来た12年前、
海が見たくなって、お金がないので海辺で野宿をしたという思い出深い街。
まさか子供を連れて数年後に戻ってくるとは、と感動でした。
彼にとって、初心に戻れた旅。
私にとって、産後の疲れを癒してくれた旅。
娘にとって、初めてだらけの新しい世界に出逢う旅。

果てしなく続く真っ青。永遠ときらきらが波打つ大きな大きな海。
それを照らす巨大な太陽。
何億年も前から変わらない大きなエネルギー。
体中いっぱいに受け取って、
私たちの肌に、じりじりと思い出を残してくれました。
















2011/05/14

Le Panier d'Alexandre

ドイツ人の友達に教えてもらった、郊外のBio農家のお野菜宅配便 "Le Panier d'Alexandre"。
注文すると、穫れたての季節の野菜や果物を、
パリ市内ならCO2を配慮して自転車で自宅まで運んでくれます。
これだけのBioのお野菜や果物たっぷり5、6kg入って、20ユーロ。

野菜の好き嫌いや、果物なしとか、これが欲しい!というわがままも聞いてくれるし、
調理法が分からないものは、ちゃんとアドバイスもしてくれます。
私はだいたいお任せで注文するので、毎回何が入ってるか楽しみ。
自分じゃ買わないセロリの根っことかも入ってて、いろいろな食材への挑戦にもなります。
もちろんどれもこれも全部が本当にフレッシュでおいしいんだけど、
何度か注文して、個人的に特にヒットだったのが、じゃがいも、レタス、洋なし。
どれも瑞々しくて、ぷりぷりで、ジューシーで、土臭いいい匂いがして、
自然界の栄養がたっぷりぎゅーーっと詰まった大地の味がする!

これからは春夏のお野菜がどんどん増えてきて、楽しみ。
ものすごくかんじのいいお兄ちゃんが、ニコニコ笑顔と一緒に届けてくれます。










2011/05/08

昼下がり


27℃の夏のようなお天気。
買い物帰りに、うとうとしてた娘がベビーカーで寝てしまい、
起こすのがかわいそうなので、近くの公園へ。
元気よく照りつける日差しにちょっと疲れた緑たちに、水撒きをする公園のおじさん。
きらきら輝く粒子のシャワーをぼぉ〜っと眺めて時間が過ぎた。
すやすや眠る娘の頭上では、小枝にとまったへんてこな鳥が、
きれいな声でさえずり、まるで子守唄を歌うようだった。

家事やお仕事のことも忘れて、穏やかで静かな揺りかごのような小一時間。
なんて素敵な昼下がり。
あ、買い物バッグに入れてたヨーグルト、大丈夫だったかな...?

母の知恵?


私が風邪をひいてから、娘が初めて便秘気味になってしまった。
たぶん私の母乳のせい。
体を巡るエネルギーのリズムが乱れたよう。

ずいぶん前に、二度、私がカレーを食べた翌日、
娘のお通じがものすごく良くなった(下った)経験を生かし、
オーガニックルウで野菜カレーを作って食べた。
なんと見事的中!効果覿面!笑
お腹すーっきりになりました。

スパイスたっぷりのクスクスでは平気だったのに、
カレーは効くみたい。おもしろい!

2011/05/06

ハートがあつまって。


先週末に行われた大規模ファッション・チャリティーバザー「Hope and Love for Japan
当日は長蛇の列で、3時間も並んだ方もいらっしゃったようです。
最終的に170社ものブランドが協賛し、最後にはほとんどの品物が売り切れて、
なんと合計141759,90ユーロ1700万円!!)の収益だったそうです!!

お客さんも、ボランティアのスタッフの方々も、
会場中の人々が、にこやかに愛を持って自分の役割を果たし、
そのたくさんのハートが集まって、こんなにも大きな結果が生まれたんだと思います。

義援金とともに、この大きなパワーも一緒になって、被災地に届きますように。

私のデザインしたハートのイラストの缶バッチが売ってたので、
お洋服やお菓子と一緒に連れて帰ってきました。

2011/05/02

muguet


日曜日。晴天の朝。
久しぶりに、お休みの旦那さんに娘を預けて、
ショッピングカートを持って、日曜でも午前開いてるスーパーに
来週の買い出しに張り切って両手を大きく振って、ゆっくりでかけた。
そうだった!今日はメーデーで祝日。お休み!
どこのお店もやってなくて、結局道ばたでスズランを買って帰った。

スズランの花って、サイズもフォルムも匂いも、
なんだか無垢で健気な赤ちゃんみたい。
結局、我が家の食卓にやってきたのは、一束のスズランでした。

家ににんじんくらいしか野菜がなかったので、
切り干し大根、乾燥おから、ひじき、わかめ、干し椎茸を使って夕食はどうにか完成。
たかが乾物。されど乾物。
こっちに住んでて一番貴重なこの子たちに、感謝!

2011/05/01

やさいごはん

出産してから、授乳のため以前にも増してご飯をもりもり食べるようになった。
そんな毎日になくてはならないのは、穀物とたっぷりのお野菜。
野菜は何種類も食べないと気が済まなくて、体がいつも欲してる。
食べたくなるものは、娘からの要望でもある気がする。
好き嫌いのない子になってくれるといいな。

最近は、食べ物が私たちの口に消えていくのを、じ〜っと不思議そうに見るようになり、
食事時は、同じように木のスプーンを持たせて、一緒に食卓を囲みます。
スプーンを口に入れて遊んだり、たまに、りんごをぺろぺろさせてあげたり。

でも離乳食が始まるまで、まだまだ二人で一つの体というかんじ。
これからの季節、フレッシュな野菜たちがますますたのしみ!

たまにものすごく食べたくなるお野菜たっぷりで全粒粉クスクス。

風邪の治りかけには、生姜とにんにくたっぷり入れて、豆乳スープが一番効く〜