2011/09/27

三日月


夜中に目を覚ましたら、窓の隙間からこっそり見えたかわいい三日月

そして今日は新月。


子育てはすっご~く楽しい!けど、四六時中一緒にいたら、楽しくても疲れる...

娘の体もどんどん重くなって、産後の悩みは腰痛。

ある日、ホメオパシーレメディを摂ったら、腰の痛みがどんどん下がって足がだるくなり、

胃がきゅーっと痛くなって、溜まってた毒素が腸の中で下へ下へゆっくり降りていくのを感じた。

珍しくニキビもできて、夏の疲れがどっと出てきたのか、昨日ちょっと風邪をひいた。

上から下へ。中から外へ。デトックス。

そんな日は、甘いものも味の濃いものも全然食べたくない。

梅しょう番茶がすごくおいしく感じる。

体って正直。

玄米自然食をするようになってから、たまに風邪はひくけど、寝込まなくなった。

風邪をひいてる最中も、元気はあって、治りが早い。薬なんてもう何年も飲んでない。

一晩寝たら、38の熱が一瞬出て、翌朝すっかり元通り。

ん?風邪、ひいてたっけ?


もう10月になるのにまた急に温かくなってきたけど、体を冷やさずに、

ぬくぬくと土の中で育った体を温めるお野菜で、大地の恵みのお薬、いただきまーす。

2011/09/26

Evangelione doll


LAから来ていたエミコさんmerciのカフェで待ち合わせ。

tremplapinの作品をnanamina boutiqueに置いていただくのと、ミーティングも兼ねて。

いつもの素敵な笑顔で「はい、ゆいちゃんに」と手渡してくれた赤い包み紙。

娘へじゃなくて私への突然のプレゼントに、ワクワクしながら開けてみると、

なんと、私が一目惚れして、オーダーしようと思っていたお人形!!

すっごく嬉しい~。感激!

このお人形「Evangelione doll」は、マレーシアのアーティストが手作りで制作している一点もの。

このページのお人形ちゃんたちを見た瞬間、ため息がでちゃった...かわゆすぎる〜。

娘には渡さないもん。

ずっと大切にします。

思いがけないプレゼント、ありがとうございました♥

2011/09/21

Svenskt Tenn

久しぶりにCafé Suédoisで友達とおしゃべり。

テーブルクロスの象さんがかわいいなぁと思ってて、

帰りがけに寄ったお隣Institut SuédoisでのSvenskt TennExposition


ものすごーく素敵!!!インテリアでここまでがっしり心を奪われたのは珍しい。

もともと北欧の家具やデザインは、飛び抜けて大好きだけど、

ここにあるものは、植物柄はもちろん、どことなく植物の曲線や水の雫や気泡、光、

そんな自然界からのインスピレーションで湧き出たような作品ばかりで、

どれもこれも繊細なのに力強くて、活き活きしたエネルギーを持ったものばかり。

なんだか感動してしまって、本当~に素敵!素敵!の連発でした。

自然から与えられるフォルムや、温かな木製の家具は、

人間の生活と自然界とを繋いで、日々の暮らしを心地よくさせてくれる。

先月行ったガウディの建築もそうだった。

私はやっぱり近未来的で斬新なものよりも、昔からあるどこか懐かしいデザイン、

木の根や葉脈などが生活の中にひょこっと現れたような温かいものの方が、好き。














Exposition Svenskt Tenn : un classique du design

2011.09.092011.10.23


Institut Suédois

Hôtel de Marie

11 rue Payenne 75003 Paris

01 44 78 80 20

www.institutsuedois.fr

2011/09/18

共存


この前の満月。

いつにも増して強くて美しかった。

あの日に起こったフランスの原発関連施設の爆発事故。

以前紹介したドキュメンタリー映画「未来の食卓」の舞台の村があるガール県。

村の子供たちを筆頭に、学校給食のオーガニック化が、パリにも広がるきっかけになった実話。


人々の意識が変わり、子供も大人も、自然のまま(オーガニック)の大地の恵みをいただくこと、

私たちの未来に、きれいな地球に戻していくことに、繋がる大切なこと、気づき始めたのに。

この星には、空気を、土を、人を、未来を、汚染するモンスターがたくさん住んでる。

いつ眠りから覚めるか分からない。人間がつくったモンスター。


平和を望むのなら、自然と仲良く、地球と仲良く、月と、宇宙と仲良く。

愛し愛されよう。

この星は、人間だけのものじゃない。


でも、汚されたり、愛されたりして、

なんだかんだ地球だって、成長してるんだ、きっと。

2011/09/15

Piano


が娘に贈ってくれたトイピアノ。

とっても小さいのに、ろんろんろん、と、いい音色。


今までは、ボタンひとつ押すだけで、楽曲が流れるもので楽しんでたけど、

ピアノの前に立って、自分の指で好きなように鍵盤を叩いて、

音をひとつひとつ奏でては、体を揺らして喜んで遊んでる。


名前に「響」のつく娘は、まさに音の響きに敏感で、

お腹の中にいたときも、包丁のトントンという音にはいつも反応してた。

洗濯機の音、パトカーの音、ビニール袋の音、お父さんのくしゃみの音...

普段おうちではラジオもBGMもなしで、日常の音を聞いてる。

ピアノの音は特に好きらしく、私が弾いてると飛んでくる。

最初に弾けるようになるのは何の曲だろう?

2011/09/11

27年ぶりの再会


日本から母が持ってきてくれた数々のお土産の中で、一番感動したのは、

なんと私が3歳くらいの頃によく食べていて大好きだった、レモンケーキ。

以前、母とこのレモンケーキを思い出して、懐かしんで、食べたいな~なんて話してたら、

幼少の頃に住んでいた、名古屋市内のアパートの近くにあったケーキ屋さんを調べて、

わざわざ電話をして事情を説明し、取り寄せてくれた!


27年ぶりのドキドキの再会...

パッケージは変わっちゃったけど、このレモンのかたち!コーティングのこの質感!

うんうん、ちゃんと覚えてた。

なつかしい~ 一口かじると涙が出そう!

決してものすごーく美味しいわけではないけど、

小さい頃ワクワクしながら食べた思い出がぎゅぅっと詰まった、素朴で懐かしい味...

3歳の私にタイムトリップ。
またいつか、思い出しては食べたくなるんだろうな。

2011/09/08

Temple Expiatori de la Sagrada Família


出産前だったか後だったか、

ガウディのサグラダ・ファミリアを、もっと上から空を飛んで見下ろす夢を見た。


いつかは行ってみたいと思ってたけど、導かれるように辿り着いたバルセロナ。

今までそんなに惹かれなかった場所だったけど。

夢にまで出てきた教会は、私たちを包みこむ大きく優しい母なる樹のようだった。


中に入ると、観光地にも関わらず、もぁーんと綺麗なエネルギーで満ちていた。

樹の根っこをくぐり抜けて、木漏れ日が燦々と降り注ぐ、森の中にいるみたいな感覚。

アリスのように自分が小さく小さくなって、草や根っこの間を歩いてるような、

植物たちが呼吸を繰り返す空間に、迷い込んでしまったような感じ。

樹の細胞がぐんぐんと地中からエネルギーを吸い上げて、天まで高く高く昇ってく。

そして天からの光のシャワー。光の粒子。キラキラ。温かくて。虹も出てる。

全てが宇宙に繋がってる...


サグラダ・ファミリアとは聖家族の意味。

朝日が当たる東側に立てられた生誕の門には、家族みんなが圧倒させられた。

そこには受胎告知される聖母マリアやキリストの降誕、たくさんの動物の彫刻が施されていて、

朝日とともに生まれた、キリストと同じ12月生まれの娘の誕生のために、私が描いた絵を思い出した。

そういえば娘の受胎を知ったのは、キリストの復活祭の日。

聖家族教会の生誕の門。

大切な家族と共にこの地に来れたこと、不思議な縁に、心から感謝。















Parc Güell











Barcelona!







2011/09/06

夏のおもいで


夏の終わりに、日本から両親が来ていました。

初孫と初対面の父の、あんなに優しくてあどけない表情を見るのは、子どもの頃以来。

娘はひとりで手放しで立ち上がって何十秒もいられるようになって、

たった数日のうちにもぐんぐん成長していく姿を見て、みんな笑顔の日々でした。

一緒にバルセロナにも行って、アパートでだらり親子代水入らずのひととき。

こちらに滞在中は、ずーっと30くらいあって暑かったのに、

両親が日本に帰る日は雨で、その日から一気に涼しくなって、すっかり秋色に。

洗濯物のノースリーブの服をたたみながら、

一緒にいた楽しかった日々を思い出して、ちょっぴり切なくなりました。


おじいちゃん、おばあちゃん、そして夏。

バイバイ。また会う日まで。