出産前だったか後だったか、
ガウディのサグラダ・ファミリアを、もっと上から空を飛んで見下ろす夢を見た。
いつかは行ってみたいと思ってたけど、導かれるように辿り着いたバルセロナ。
今までそんなに惹かれなかった場所だったけど。
夢にまで出てきた教会は、私たちを包みこむ大きく優しい母なる樹のようだった。
中に入ると、観光地にも関わらず、もぁーんと綺麗なエネルギーで満ちていた。
樹の根っこをくぐり抜けて、木漏れ日が燦々と降り注ぐ、森の中にいるみたいな感覚。
アリスのように自分が小さく小さくなって、草や根っこの間を歩いてるような、
植物たちが呼吸を繰り返す空間に、迷い込んでしまったような感じ。
樹の細胞がぐんぐんと地中からエネルギーを吸い上げて、天まで高く高く昇ってく。
そして天からの光のシャワー。光の粒子。キラキラ。温かくて。虹も出てる。
全てが宇宙に繋がってる...
サグラダ・ファミリアとは聖家族の意味。
朝日が当たる東側に立てられた生誕の門には、家族みんなが圧倒させられた。
そこには受胎告知される聖母マリアやキリストの降誕、たくさんの動物の彫刻が施されていて、
朝日とともに生まれた、キリストと同じ12月生まれの娘の誕生のために、私が描いた絵を思い出した。
そういえば娘の受胎を知ったのは、キリストの復活祭の日。
聖家族教会の生誕の門。
大切な家族と共にこの地に来れたこと、不思議な縁に、心から感謝。
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