2013/12/31

2013 浄化と変容の年


2013年。
私にとって、深い深い浄化と変容の年でした。

ちょうど1年前、アセンションと言われた2012年の冬至くらいから、
私の中で、なにかがぐるんと変わりはじめる予感がしてた。
この時期を機に変化が始まった、というより、
そんな自分の中のエネルギーに気がつくようになったかんじ。
2013年の元旦に「今年は大きな変化の年になる」と強く感じて、
そのままその流れに乗っかると、
星のようにきらきら降ってくるたくさんの気づき、
磁石のように引き寄せられてきてくれる人たちに恵まれ、
ひとつずつ、いろんなことが、オセロのように裏返って変換されたり、
パズルのように次々と繋がって解決して、広がっていった。

それは娘の成長の過程と共に、それが鍵となって、私の浄化と変容へ導いてくれた。
2012年の冬至辺りは、ちょうど、保育園に馴染めず4ヶ月毎日泣いて通園した娘が
冬休みに入り、心配からくる心身の疲れから、少し解放された頃。
とにかく愛を注いで娘と向き合って過ごした冬休みのあと、
お互いの中でさらに深い愛と信頼の蔦が絡まって満たされ、娘の中で革命が起こった。
泣かずに自ら楽しんで園に行くようになると、ほっとした私の中で、
するすると、心配や緊張が解けて、すべてが緩みはじめた。
心が自由になって、数年ぶりに自分に向き合う時間が少しずつできて、
冬が終わり、芽吹きの季節、まわりで劇的な変化のあった春分の頃から、
カチカチに自分を覆っていたものが雪解けして、
体は重くだるく、吹き出ものがもたくさん現れ、感情的になったり、
溜め込んでたいろんな感情が次々と出てくるようになった。
心身ともに解毒を繰り返して、一度壊れたような状態になった私は、
分岐点の夏至の頃から、今度は再生・復活の流れに乗って変化し変わりはじめた。
長い間解決されなかったことがクリアーになったり、
新しく出逢っていく自分の姿に驚いたり、
その中で、こまめに心の中を掃除して、手放して、感謝して、
本来の自分を見つめ、私が望む未来を創っていける感覚を少しずつ覚えはじめた。
秋分の前の満月に、娘と共に体調を壊し、
冬至の前の満月にも、家族みんなでインフルエンザになって、今年最後の大浄化をした。
時々サインのように、高熱を出せるようにもなった。
そんな浄化を繰り返して、まだまだ完了した感じはしてないけど、
肉体的にも精神的にも、なんとなく、これで一段落した気がする。
2013年を色で例えると、グレーや黄土色のイメージだったけど、
2014年は、ピンクや黄色で光溢れる、さらに新しく生まれ変わってく自分を感じてる。

妊娠中はずっとお花畑の中にいて、出産で私もいっしょに生まれ変わり、
産後、娘の自我が目覚めるまでは、マリアさまのように穏やかで、
自分自身驚きながらも、心地よく聖母の役にひたってた。
まわりに親族や定期的なべビーシッターさんがいるわけでもなく、
小さな部屋で四六時中、娘と一緒で、自分のことを放り投げて
小さな命と向き合い、「やさしいお母さん」をがんばってきた。
無意識のうちに、いろんな感情や欲求を押し込めて。
自分に意識を向ける時間が少しずつ増えるたび、
自分の芯の部分が助けを求めてる感覚に気づきはじめた。
ちょっと突いてみると、溜め込んでたものがぶわーっと出てきた。
だるくて疲れやすく、肌はぼろぼろ、鏡を見ては溜め息。
イライラして娘や家族に当たった。

同じタイミングで輪をかけて、娘のイヤイヤ反抗期に突入。
自分の体も言うことを聞かず、娘も言うことを聞かない。
思い通りにならなくて、そんな感情を娘にぶつけて、謝って泣いての繰り返し。
元気のない私が育てるプランターのあさがおはひょろひょろ、
トマトは2つしか実らず、娘を叱れば私を真似た同じ台詞が返ってくる。
イライラすれば、娘に連鎖。
私が怒れば、娘も怒る。
私が笑えば、娘も笑う。
すべてが鏡になってるって気づいた。
そして、私の浄化と変容イベントの引き金を引いてくれたのは、
思ってもみなかった、娘のこの反抗期だということに気づいた。
娘の癇癪のたび、自分の中に押し込めてた感情に響いて、吐き出させてくれる。
イライラも怒りもすべて、浄化のプロセス。
癇癪に、感謝した。
私がさらに自由で愛に溢れた自分に変容していくために、
素晴らしいタイミングで、すべてのことが起きていた。

娘が、成長して言葉を覚え、自分の感情を自由に表現することに刺激されて、
私も内側に閉じ込めてた感情が滝のように溢れ出した。
私だって、怒りたかった!泣きたかった!
娘が癇癪を起こすたび、その声に共鳴して、
私の中に眠っていたインナーチャイルドがむくむくと目覚め、いっしょになって叫びだした。
娘と、内なる小さな私との、共同作業。
娘の反抗期がくれた、私たちへの癒しとさらなる愛の成長。
私が娘を抱きしめるように、娘が私を抱きしめてくれるように、
自分のことも抱きしめてあげるようになった。
苦しみも怒りも、私が選んで放さないでいるだけのこと。
自分が変われば、まわりも変わる。
反抗期最高潮の娘と過ごした、長い長い夏休みでもらった大きな気づき
ある人に「大変」とは「大きく変わるチャンス」だと教わって、意識が変わった。

初夏の新月、ヨガの先生でヒーラーの友人みなこちゃんのセッションで、
内なる私、インナーチャイルドに会いに行くことができた。
本当にパーフェクトなタイミングで。
ずっと会いたかった。はじめて会えた。
ほっとして、ゆるんで、癒されて、光に包まれた。
最初は、暗い部屋の隅っこに膝を抱えてうずくまっていた小さな私。
うんと遠い昔から止まったままの時間。ドキドキした。
なかなか目を合わせないその子に、手を差し伸べて、抱きしめると、涙が溢れた。
話しかけるたびに、謝るたびに、その子は向き合ってくれるようになり、微笑んでくれた。
いっしょに遊んでいると、お母さんを気にして、おうちに帰りたがった。
どこか寂しそうな顔で「お母さんがいても、いつも寂しい」と呟く言葉が、
自分の昔のことなのに、よく分からなかった。
自分の感情が分からないまま、封印して、大きくなってしまってた。
私は小さい頃、病弱で、母と遊んだ時間はほとんど思い出せないのに、
隣で看病してくれる母が嬉しくて、泣いていたのをよく覚えてる。
母の気を引くために、そばにいて欲しくて、自ら病気になってた、気がする。
そんな、もやっとした内なる私の記憶が引っかかったまま、
翌月、母との旅先で、小さい頃、母が重い鬱病だったということを聞いて、すべてが解けた。
インナーチャイルドに会ってから、現実の世界ともリンクして、
私の中で未解決だったことが、どんどん紐解かれて、みるみる繋がっていった。
すごいスピードで。
このセッションを受けた新月の直前に、珍しくお互い距離を置いていた母から
突然連絡があり、私に会いに来ることになったのも不思議だった。

セッションの最後、小さな私に「また会いにくるね」と言って
別れたときは、とても嬉しそうに笑顔で見送ってくれた。
今まで忘れていてごめんね、置き去りにしててごめんね、扉を閉じたままでごめんね。
ありがとう。小さな私。
心の真ん中に、大きな光の温かさを感じて、
現実に戻ると、私は光のカプセルに包まれてた。
目を瞑ってるのに、真っ白に眩しくて、そこには光しかなくて、それが愛だと分かった。
とにかく自分自身が、奥深く芯まで満たされて、愛に包まれて、愛を放ってた。

その後も、ときどき会いに行ってる。
そこに行く扉は、開けっ放しにしてある。
たまに忘れていると、すこし拗ねてる。
でもそれがかわいくて、拗ねた瞳の奥には、
信頼と喜びみたいな光がきらきら光ってて、いつも私も安心する。
寝る前や、なにげないときにも、いつもそばに感じて話しかけて、いつも愛してる。

娘と、私と、母との関係。
深く深く見つめなおす大切な時間だった。
すべてのできごとが、完璧な、聖なるタイミングで起きていく。
正解も間違いもなく、宇宙の調和の中ですべて生まれてる。

「自分が変われば、まわりも変わる」
分かっていはいたけど、よく分からないでいたこと。
やっと、しっくり、ぴったり、自分の中に入った。
自分が満たされてなければ、愛は放てない。
そんな法則を教わった。
ぼやけてしまうときも、まだまだあるけど。

まずは自分を満たすこと 
自分を愛すること
自分を許すこと
自分が変われば まわりも変わる
私が笑えば まわりも笑う
なんてシンプルなこと
輪になって映し合って、できてく世界。
私に起こるすべてのこと
私が出逢うすべての人
すべて丸ごと受け入れる
すべて丸ごと愛する

心がほどけていくと
不思議と体もほどけて
ゆるくゆるく ゆらゆら
内側からじわじわと
あたたかく満たされて
背負ってた固い鎧が溶けていくように
重たいものを手放してく 
軽く ほどいてく 
どんどん らくちんに
解けて 溶けて とろけて 
解き放つ

すばらしい浄化の時間
私の中の大掃除。

その後、母と過ごした8月の満月の日に、
パソコンと携帯の両方の時計が狂って、11日の日付にリセット状態になった。
私の中の大掃除、大晦日の大掃除のような流れから、元旦にリセット。
数ヶ月もずっと解決されずにいたことが、初期設定にリセット。
不思議なことに、それから何度か、新月の日に、
携帯の時計がリセットになることが続いた。
時計はそのつど、11日。
偶然にも、2014年の元旦11日は、新月。
浄化ー大掃除ーリセットー再スタート。
そんな流れの輪に身を委ねて、まさにその元旦を迎える。

浄化を繰り返して、私の中のお部屋はどんどんきれいになっていく。
心の中に、大切なものをどーんと置いて、こまごました感情を増やさない。
ホコリに気づいたら、こまめにお掃除。
欲や期待さえも掃除して、ゼロになる。
自分の中に溜め込んでたもの、捨てられなかったものをどんどん手放したら、
すてきなこと、わくわくすることが、たくさん入ってくる。
いい風が吹き込んでくる。
光を感じる。
音を感じる。
宇宙に繋がる。

スピリチュアルな感覚が前よりさらに敏感になった。
たくさん怒ってたくさん泣いて、洗い流した分、
素直に、きれいなもの、美しいもの、
光の、音のハーモニー、生命のエネルギー、
いろんなことに感動して、ほろほろと涙が出てくるようになった。
木々の声や、風の歌、自然からのメッセージが聞こえる。
前よりもぐうんと波動が上がったかんじがする。
心も体も、ますます素直に、ピュアになってきてる。
動物性のもの、カフェイン、油っこいもの、刺激物も以前よりもさらに受けつけず、
お酒も飲めなくなった。波動が乱れると感覚が鈍くなる。
そしてこの時期を境に、体温も上がった。
絵の描き方も変わった。
緊張や意気込みも手放して、スピリチュアルな感覚に任せていると、降りてくる。
降りてくるものを、ただ描くだけ。
すべての細胞をリラックスさせて、インスピレーションに任せて、
私を包み込む宇宙を信頼する。怖くない。
焦ると鈍る。委ねて、大丈夫。時間はいつも完璧。

いっぱい怒った、泣いた、ヒステリックにもなった、
とにかく数年ぶりに、吐き出した、感情の大噴火の年だった。
それもこれも、すべて浄化。大掃除。
すべて受け入れる。
すべてに感謝。
きっかけをくれた娘に、私を育ててくれる娘に感謝。
私を見守り、いつも支えてくれる夫に感謝。家族に感謝。
そして私に繋がるすべての人に、ありがとう。
浄化から、進化の年へ。
まだまだ浄化中だけど、これからも繰り返していくことだけど、
宇宙のお布団に身を委ね、新月で迎える新年、共にゼロになり、リセット。
他の誰でもない、私が創りだす、自由で新しい無限の世界に、ただ、わくわくしながら。

2013/12/27

Joyeux Noël☆2013


今年のクリスマスも、家族でひっそり、小さな炎を囲んで温かく迎えました。
いつもと変わらない食卓だけど、私はやっぱりクリスマスの独特の空気が好き。

冬の寒さから守られた、温かい部屋。
ツリーのまわりで踊る天使たち、きらきら、ろうそくの炎、
赤と緑と金色の、とくべつな時間...
プレゼントのリボンをほどく瞬間の、どきどきわくわく感。
ろうそくが消えたあとの、なんとも言えないあの匂い...
小さい頃の思い出が蘇って、私の中で、
なによりもノスタルジックな世界に誘われるひととき。

もともとクリスマスの由来は、
『冬至が過ぎて太陽の力が再生することを祝うお祭り』だそう。
力の弱まった冬の太陽が、春に向けて力を取り戻し、復活し始めること祝う日。
冬の寒さの中でも緑の葉を絶やさないもみの木、
暖炉に、家族の団らんに、暖かい火を灯してくれる薪に見立てたブッシュドノエル、
命をいただき命を育むことに感謝する特別な食事。
自然からの贈りものは、何よりのプレゼント。
クリスチャンではないけど、
家族との絆をさらに深める時間を与えてくれる、この日に感謝。
子供に、恋人に、家族に、まわりの人のために、
相手が喜ぶ顔を想像して、あれこれ考えたりする時間も美しい。
街中が祝い合うこの時期のムードは、みんなをひとつにして、
寒さの中に暖かく輝く希望で満たしてくれる、愛の魔法のかかった世界。
今年もまた、愛する家族と共に、春の到来をお祝いできたことに、心から感謝。

今年のブッシュドノエルは、ヴィーガンのお店で見つけたライスクリームのホイップで。
娘の希望でフランボワーズ入りの、ショコラ味!


リース型のサラダ。

夫が焼いてくれたBioのチキン。鶏さん今年もありがとう。




2013/12/24

Joyeuses Fêtes☆


2013/12/23

たからもの


娘が幼稚園で作ってきたキャンドルスタンド。
かわいくて、かわいくて、見るたびに元気がでる。

先週土曜日は、幼稚園でのクリスマス会でした。
生まれてはじめて我が子が園児としてお遊戯する姿を見て、うるうる..
ちゃんと立派にフランス語で歌を歌って。
使うたび、きっと何年経っても思い出す。
心に灯った嬉しくて、愛おしい気持ち。
たからものが、またひとつ。

2013/12/22

Happy Birthday 3ans


娘の響花(おとは)が3歳のお誕生日を迎えました。 
お誕生日の朝、目覚めるなり、むくっと起きて、
自分の手や足をじっくり眺めて、
「おとは、おっきくなった!?」の、ひと言からはじまった特別な一日...

その日は、幼稚園でお誕生日会。
クラスでいちばん、年齢も身長も小さい娘が、『主役』に。
きらきらにセッティングされたテーブルに、蜜蝋のろうそくが3本。
夜な夜な焼いた娘のリクエストのレモンタルトと、
生まれたときからの写真をアルバムにしたものを持って、
特別に金色のチュールのスカートに、あたまにティアラを乗せて登園。
お誕生日の子だけが座れる、金色の布のかかった席に座ると、
娘のいちばん好きな男の子が横に座って、二人でひそひそなにか話してた。
私はその光景をぐっと噛み締めながら、あとにした。

『とくべつ』な日。
『とくべつ』なわたし。
『とくべつ』なわくわく。

家族から離れた場所で、みんなにお祝いしてもらって、
みんなと切り分けて食べたケーキも嬉しくて、
先生には羊毛フェルトでできた手づくりの小人の人形をプレゼントにもらって、
温かくてやさしい、みんなの愛の毛布に包まれて、
またちょっぴりお姉さんになって帰ってきた。
幼稚園に通いはじめて以来、いちばんの笑顔で。

夜は、家族3人でお祝い。
いちごのタルトに、ろうそく3本。
去年は、たった2本のろうそくを消すのに何分もかかったのに、
今年は、数秒で消えた。
「おめでとう!」の言葉に、
心から嬉しそうに「ありがとう♡」と言って、
沸きあがる世界一幸せそうな笑顔から、きらきらがたくさん溢れた。

いつだったか、私のお腹にいるときのことを話してくれた娘。
「おかあさんのおなかのなか、ピンクいろで、あかるくて、
こう~やってでてきたの!」と、出産時のときのことまで
あたり前のように話してくれて感動したのを思い出し、
また続きを聞いてみたけど、もう教えてくれなかった。

最近は、イヤイヤ反抗期もなんとなく落ちつき、
個性の芽もぐんぐん伸びてきて、娘の豊かな感性に驚く日々。

お昼の空にうっすら浮かぶ月、
ゆっくり流れる雲の動き、
ひらひら舞い散る黄色い葉、
飛行機雲の美しい足あと、
道路脇の花壇の土の匂い、
ピンク色に染まる夕焼け、
カーテンの隙間から見える満月、
風の音、雨の音、部屋の中にできる無数の虹...
なにげないあたり前の情景の中で、
きれいだと思うものに、必ず立ち止まり、
「おかあさん、みてみて!」とひとつひとつに反応して、
耳を澄まして、自然のささやく声を敏感に受け止める。
自然との宇宙との繋がりがまだ深く残る、まっすぐな感覚。
私もなるべくいっしょに立ち止まって、
娘の世界に寄り添い、その波動の中にいると、
不思議と心が澄んでくる。浄化される。
最近、美しいものを見ると、涙がでそうになる。

娘の名前『響花』の由来。
自然の響(おと)と共生する力強い野花のように、
自然界のメッセージ(おと)を受け取り、
愛と調和の心ですべてと繋がり、
たくましく生きてほしい、という想いを込めた名の通り..
はっと気づいて、心が震えた。

幼稚園の帰り道に毎日バスの窓から見えるセーヌ川。
エッフェル塔が遠くにぼんやり。
淡い夕焼け色と美しい見慣れたパリの街が混ざりあって、
親子で「きれいだね~」とうっとりするひととき。
私の膝にちょこんと前向きに座り、顔の前にちょうどくるのが、
私のだいすきな、娘のあたまのてっぺん。
昔から、なんでか分からないけど、
娘のあたまのてっぺんに、鼻をうずめたくなる。
いつもお日さまの匂いがする。
第7チャクラのところ。
やさしいエネルギーを感じて、癒される。神聖な場所。
出産時の激しい陣痛のさなか、
助産婦さんに「あたまでてきたよ!」って
娘に触れた、いちばん最初の場所だからかなって、ふと思ったり。
あたまのてっぺんに、娘の母性を感じる。
マリア様みたいに、大きな。
深くて広くて、目を閉じてうずめると、
ずんずん引き込まれる。宇宙。
どっちが母で子か、たまにわからなくなる。

私が疲れたとき、痛いとき、落ち込んでるとき、
娘の胸に、あたまを委ねて、「抱っこして」と言うと
ぎゅーっと抱きしめて、やさしくやさしく撫でてくれる。
そして必ず、「おとはがいるから、だいじょぶだよ」って言ってくれる。
怒りすぎたときも、そう。
謝りながら、抱きしめて、そのあとは母と娘が反対に。

娘であり、天使であり、時に母でもある。
お互いに、育てあうために、引き寄せあった、魂の出逢い。
ありがとう。
いつも無邪気で。
ありがとう。
いつも受け止めてくれて。 
ありがとう。
いつも与えてくれて。 
ありがとう。
いつも笑ってくれて。
ありがとう。
いつも気づかせてくれて。
ありがとう。
素晴らしい親育てを、
ありがとう。
育てがいのある私のもとへ、
生まれてきてくれて、
本当に、ありがとう。 



娘のリクエストのケーキ。
おうち用は、豆乳カスタードのいちごのタルト。


お誕生会に焼いたレモンタルトは、園児14人分のキラキラを乗せて。


大好きなキャロットラペとビーツのサラダ。


大好物のシンプルなトマトパスタ。



「お誕生日なにが欲しい?」と聞くたびに、
「りぼんのついたおようふく」と、「りぼんのついたみかん!」と言っていたので。
プレゼントは、スウェーデンのブランドmini rodini
りぼんいっぱいのオーガニックコットンのスウェット♡


そして、りぼんのついた、みかん♡


りぼんがブームらしいので、手づくりでおもちゃも。


生後5ヶ月の娘と。

2013/12/12

Sapin de Noël 2013


今年も我が家に、もみの木がやってきました。
去年に続いて、12月の最初の日曜日は、
家族みんなでお花屋さんへ、ちいさなもみの木を買いに。

ヨーロッパでは、クリスマスに天然のもみの木を飾る習慣があります。
おうちの中、アパートの入り口、学校、カフェ、
ブティック、公園、市役所、広場、メトロの入り口...
街中いっぱいに、もみの木の香りで溢れます。
天然のもみの木は、環境破壊になるのではないかという声もありますが..

クリスマス用のもみの木は、
それを目的として栽培されるため、
自然に生えている木々を伐採しているわけではないようです。
小さなもみの木1本が育つまでには、
だいたい57年くらいかかるそうで、
その間にたくさんの二酸化炭素を吸収してくれるのです。
生長が止まった木々は、その機能が衰えるため、
それを若木に植え替えることによって、
二酸化炭素をより多く酸素に替える森ができるそうです。

そして、パリ市では、
使い終わったもみの木をリサイクルできるよう、
新年になるとパリ中の約100カ所の公園に場所が設けられます。
人々を楽しませてくれて役目を果たしたあと、
細かく砕かれてコンポストとして土に撒かれて大地の栄養になり、
また自然に還り、循環していきます。

一番いいのは、輸送エネルギーのなるべくかからないものを選ぶこと。
フランス産はなさそうなので、できるだけ近い国のものを
(北欧産でなくスイス産で、FSC(森林環境協議会)の
環境ラベル(人工肥料や殺虫剤、除草剤なし)がついたものがあるそう)
来年は、探してみようと思います。
一番の理想は、おうちのお庭などで育てることですが...

エコのため、とプラスチック製のツリーを買う方も多いと思いますが、
プラスチックは土には還りません。
地球環境のことを考えると、
"自然を破壊しない=木々を伐採しない"と思いがちですが、
なにより大切なのは、できるだけ、
"自然に還らないものを産みださない"ことだと思います。
環境に優しい体制が整っていれば、
天然のもみの木を選ぶことは、自然にも優しい選択になるのです。








2013/12/10

Noëlの準備 2


今年も我が家にもみの木がやってきたので、
娘といっしょにクッキーのオーナメントを。

マクロビジンジャークッキー。

パティシエのMikiさんからは、今年もお楽しみのシュトーレン♡

こんなにかわいいクッキーも見つけた。

娘の幼稚園で行われたSt-Nicolas祭で使う、お母さんたちへの課題。
名前の刺繍入りのフェルト地の袋をちくちく。

当日、袋いっぱいにSt-Nicolasからのプレゼントを詰めて帰ってきた。
りんごにみかん、くるみ(金のも!)にノワゼット、
キラキラ、Bioのグミやマシュマロまで..
そして、園児たちが前日にみんなで作った星形のPain d'épices
すごーくおいしかった!
やさしい、かわいい、あたたかい、思い出。

Noëlの準備

















2013/12/09

düoのまおりちゃんごはん


11月におうちの近くに新しくオープンしたギャラリー&カフェ『Düo』。
毎日のように通る道に、かわいいカフェができるんだな~なんて思ってたら、
なんとびっくり。シェフは、お友達のまおりちゃん!
以前ご紹介したMaori's Bentoのまおりちゃんの新しいお店。
ブロカント屋さんの集まるオベルカンフのだいすきな一角。
奥にはギャラリー、ほどよい広さの落ちついた白い空間。
なにより嬉しいのは、調理場のまおりちゃんが見えてお話しできること。
そして、まおりちゃんの魔法のかかったおしゃれごはん。
Bioを取り入れたフレッシュな素材が生かされた、
コロッケにカレー、春巻きや餃子などの日替わりほっこり家庭料理と
おいしいナチュラルワインなども揃っています。



私のいただいたベジランチ。
前菜は、お野菜の生春巻き。お蕎麦や洋なしが入ってる〜

ベジのコロッケプレート。
お野菜たっぶりで、うれしいおいしい♡
一緒に行った娘も、おいしいおいしいってぱくぱく食べた。
お肉のほうは、この日は餃子でした。

デザートは、バナナケーキ。
乳製品を使わないやさしーい味♡
お友達の頼んだブラウニーも最高でした。


白い湯気がもこもこ温かく、かわいい椅子たちがお話ししてるような
アットホームな居心地のいい、まおりちゃん食堂。
ゆっくり、ほっこり、まったりできる時間。
まおりちゃんはランチタイムから夕方までお店にいて、
平日はそのあと23時まで彼女のお手製のおつまみなどがいただけます。

最近はお仕事でおうちに缶詰状態が多いので、
ちょこっと息抜きに、お友達とお茶しに行ける"いつものカフェ"に。
娘の送り迎えでもよく通るので、
外から「まおりちゃ~ん!」と手を振りあえるのが嬉しい。
魔女の宅急便のワンシーンを思い出す..
ご近所にこんな素敵な場所ができて、すごくすごく嬉しいのです。

düo
24 rue du Marché Popincourt 75011 Paris
火~土 12:3023:00 /  12:3018:00
(日曜のブランチはまおりちゃんごはんではありません)

まおりちゃんBlog http://maorimurota.over-blog.com/