2010/02/07

森に降り注ぐ光ときらきら

2月5日、イヴの命日。
朝は雨が降っていたのに、森へ行く仕度している間に 雨はやみ、
雲がどんどん流れていって 太陽がほんのり差す青空になっていきました。
そしてこの日は、久しぶりに10℃以上の暖かい日。
1年前、イヴを埋葬しに来た日も、雪景色の上の 暗ーい重ーい雲が流れて 太陽が燦々と照っていました。

森へ行く前に、お供え用に マルシェでイヴの好きだったBioのりんご、にんじん、カブ、
いんげん(これだけ季節外れだからBioはなかった)を買って、それから白いラナンキュラスを買いました。
お花屋のおじちゃんが 白いバラも一本プレゼントしてくれた。
気づいたら偶然、去年もバラ1本にラナンキュラスを飾ったんだった。イヴが好きなのね。きっと。





























イヴのお墓に着くと、先月来たときにお供えしたにんじんが、乾涸びずにきれいなオレンジ色のまま残ってた。
鳥かうさぎがかじったような跡もあった。
丸1ヶ月も経つのに、いくら冬だとはいえ、にんじんがこんなに生き生きとしてるなんて びっくりした。

イヴのりんごの木の下にお供え物。
花束と、好きだった野菜。りんごはいつものように私たちが一口ずつかじって。
きっとまた、誰か友達が食べにくるんだろうな。


1年間、毎月通い続けたイヴの森。
一本の枝のところどころに むずむずと新しい命が出てくるところから始まり、
幹はぐんぐん太く伸び、緑のたくましい葉をつけ、花を咲かせ、
夏には 太陽と森の木々たちの大演奏会を聴きました。
奏で終わる頃、葉っぱたちは緑から黄色、そして赤や茶色のグラデーションをつけて、
それぞれの衣装に着替え、みんな 丸く赤く、思い出を包み込むように実をつけていきました。
冬の寒さにも負けず、雪に埋もれながらも 頭や手足をだして太陽をあおいで、
また この季節が来るのを待っていました。
そしてまた繰り返す...

そんな森の1年の変化をしっかり見て、とてつもない生命力を感じてきました。
私たちは、毎月この森といっしょに呼吸ができたことで 言葉では表せない大きな大きなものを得ました。
すべては小さな命、大きな存在、イヴのおかげです。

イヴちゃん ありがとう。愛してる。

10 件のコメント:

  1. こんにちわ^^

    羽がとてもきれいですね。
    とても癒されました。

    もう、一年が経つのですね。
    時の流れにうとくなっているので、
    とても早く感じます☆
    温かい何かを感じました。

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  2. 芽里さん
    イヴがいなくなって一年て 信じられないくらい早かったです。
    いまだに掃除してると、どっからともなく イヴの糞が ころっと
    出てきたりするんです。笑
    そういうときは なんか近くにいるなって思ったり。

    今年はリンゴの木に咲く満開の花が見れるといいな。

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  3. YUIさんのブログは、写真も、文書も、
    見るだけですごく心が温かくなります。

    イブちゃんは、姿は見えませんが、
    確実にYUIさんの近くにいつもいますね。

    他のお家の天国に遊びに行ったウサギさんを思って、
    こんな幸せな気分になったのは初めてです。
    自分の中に悲しい感情が出てこないのが不思議。

    今日もこのブログに遊びに良かったです^^

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  4. いとしい人のかけらをみつけると
    うれしいですよね^^

    春の森の様子が今から楽しみです^^

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  5. 1年…イヴちゃんのいない1年…。
    大切なものを失う事も何か意味があるんだよね…。
    とわとななも気付いたらもう同居生活4年半(笑)
    色んなものをもらってる。
    いっつも待ってくれててあったかいんだよね~(^^)
    しゃべれないのに一生懸命気持ちを伝えようとしてる姿が愛おしい。どんな事してても可愛くてしょうがない(><)
    イヴちゃんもゆいにいっぱいしゃべったんだろうね♪
    イヴちゃんと会えると良いね~♪
    イヴちゃんゆいの近くに絶対いるよ!!

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  6. miqooさん
    ありがとうございます。
    私も、イヴのこと思い出すと幸せな気持ちになれる。
    悲しんでたら、あっちも悲しい思いになってしまう、って
    イヴが逝ってしまったあと気づきました。

    きなこちゃんのブログ、ついつい全部見ちゃったです。笑
    miqooさんの愛、伝わってきます。

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  7. 芽里さん
    春の森、また写真お届けしますね。
    今年は春に名古屋に帰ろうと思っていたんですが、
    予定がなくなっちゃいました。お花見がまた延期...残念です。

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  8. かおちゃん
    ありがとう。
    イヴやルナ(前の子)が病気になって看病して、私の手の中から離れていったことが、
    本当に人生の中で大きく私を変えたと思うよ。
    それまでの どんなことよりも、いろんな感情を勉強した。
    ほんとに ”ありがとう”でいっぱい。
    与えるのと もらうのと お互いおなじで、お互い幸せって 嬉しいね。

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  9. 春帰って来ないんだね(><)

    残念(;~;)

    また会えるの楽しみにしてるね(^^)/

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  10. かおちゃん
    そうなの〜 ゴメンネ..
    予定が合わなくてね..
    次いつかまだ分かんないんだけど、こっち遊びにおいでよ!!

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