Noëlに飾ったうちの小さなもみの木の枝を、今日、パリ市のリサイクルに出してきました。
道ばたにゴロゴロ捨ててあるもみの木を見ては、ため息が出るくらい悲しい気持ちになってたけど、
今年もやっと設置されました。もうちょっと早く設置して欲しいな。
Noëlに出回っている天然のもみの木は、森に自然に生えている木々を伐採しているのではなく、
ツリー用に育てられています。環境的にどうなのかな?と思っていましたが、
そもそも、木は二酸化炭素と水を原料に、光合成し炭素を糖分にして蓄えることによって幹が太っていき、
酸素を放出します。だから、生長期の木は、より多くの二酸化炭素を吸い酸素を出します。
しかし、生長が止まった木は、あまり炭素を蓄えず二酸化炭素をそのまま出すようになります。
それを若木に植え替えることによって、二酸化炭素をより多く酸素に替える森ができるそうです。
そして、使い終わったもみの木をリサイクルに出すことで、
コンポストとして土に撒かれて大地の栄養になり、また自然に帰っていきます。
エコのためにプラスチック製のツリーを買うのは もってのほか。
環境に優しい体制が整っている 天然のもみの木を買うことは、自然にも優しい選択なのです。
ただ、これがフランス産でなければ 輸送エネルギーがかかってしまうんですが。
私がアート教室をやっているところのお母さまは、「毎年、捨ててしまうのが辛い」ということから、
去年は鉢植えの大きなもみの木を買う決断をしました。そのままベランダで育てるそう。
私も、いつか子供ができたら 天然のもみの木は飾ってあげたいと思うので、
小さくても 鉢植えのものを選んで、年中 お世話して、家族のように一緒に生活して、
そしてNoëlの時期には 華やかに飾ってあげる。そんなのも愛があっていいな。と思いました。
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