2012/03/14

手のぬくもり


ファッションウィークが終わり、やっと元の生活に。

いつものように、旦那さんのお昼にお弁当の毎日に戻ります。

全然たいしたものは作れないし、品数を作るのは得意じゃないけど、

日本からお弁当箱が届いたので、今までよりもうちょっとがんばろう。


今回は、私のお仕事も重なって、旦那さんはショーと撮影とで毎晩遅くまで忙しく、

外食やレトルト食品(Bioですが)などにもお世話になって、私たちのお腹もずいぶんお疲れさま。


娘にも、旅行時以外で初めてBioのレトルトのごはんを。ごめんね、と呟きながら。

生まれてから片手で数える程しかあげたことのないレトルトごはん。

どうしてここまで私はレトルトに抵抗があるのか、自分でも分からないくらい。

以前、飛行機内で、作っていった離乳食を温めてもらうよう頼んだとき、

「手作りの方なんて滅多にいないですよ」と感激されて、驚いた。

昨日の残りものでも、あり合わせでも、

やっぱり手作りには心のこもった、なにか温かいエネルギーがこもってる。心の栄養。

(そしてそれをチンすると消えてしまう気がして、私は好まないのです)


きっと私の母も同じ気持ちで私を育ててくれたから。

ごはんはもちろん、おやつもなんでも手作りしてくれて、

布おむつが天日干しができないときは、一枚一枚にアイロンをかけてくれたという母。

娘にも「お母さんの手の温もり」の大切さ、

そうやって代々伝えられていくといいなと想う今日この頃です。


2012/03/13

桜の木が伝えること

311日に行われたHope and Love for Japanによるチャリティーイベント、

SAKURA POUR LE JAPON」の売り上げ合計金額は、

なんと7704,14ユーロ(日本円で約84万円)になったそうです。

これにより164の桜の木が、日本の団体「桜ライン311」を通じて、

陸前高田市の津波到達点上に植樹されることになりました。

これまでのHope and Loveによる寄付金は、合計で2400万円以上となりました。


当日、イベントに伺わせていただいたのですが、

一番心に響いたのは、温かいボランティアスタッフさんたちの笑顔でした。

たくさんの人で溢れかえっていたにもかかわらず、

みんなニコニコ、笑顔の連鎖が広がり、居るだけで優しくなれる癒しの空間になっていました。

春の日差しのこぼれる会場には、満開の桜の花が飾られ、明るく温かく優しい波動で満ちていました。

連鎖していく笑顔と共に、愛のぎゅっと詰まった164本の美しい桜の木が届けられます。


11日、あの時刻、手を合わせ、祈る中、感じたこと。

温かい手のひら。

流れる生命の音。

脈の動き。ドクドクドクドク。

ただ呼吸をして、身体を感じていられることの、ありがたさ。

なんでもない毎日を、夢のような毎日を、ありがとう。

私に与えられた、この身体と時間を、ますます丁寧に生きていきます。

やがて桜が散って春が眠っても、また芽吹いて繰り返す。

終わりのないサイクル。

偉大な自然。その中の一部の私たち。


津波の到達点に植えられた桜の木は、震災を後世に伝えるだけでなく、

世界中の大きな愛のエネルギーによって、毎春花を咲かすこと、伝えられていくことと想います。




2012/03/11

祈り


311日、フランス時間早朝646分(日本時間1446分)黙祷。

祈ります。

日本を想い、繋がります。

人種や言葉、宗教を越えて、時空を超えて、

世界中の人が、ひとつのことに意識を向けて。

祈りの波動は、ひとつになり、大きな愛になります。

大きな愛で包みたいものは、ただひとつ。


パリのトロカデロ広場・シャイヨー宮では、同時刻、

高田賢三さんが発起人となり、ジェーンバーキンさんやパリ市長さんを始め、

在仏日本人、フランス人、たくさんの方々が集い、

黙祷と献花による震災追悼集会が行われるそうです。

2012/03/09

ゆるむからだ

満月にちゃーんとやってきて、新月に還っていく。

ゆらゆら宇宙の波に乗る私のからだ。


今朝、ぽかぽかお日さまの光を浴びて、

ぼーっとしてたら、おうちの扉、インロックしちゃった。

春の匂いで目覚めたこの心と身体のゆるみに任せて、

新月に向けてWELEDA白樺エリキシールで内側から浄化したいかんじ。


2012/03/05

SAKURA POUR LE JAPON


パリ在住のモード関係の方々による東日本大震災支援団体Hope and Love for Japanが、

震災から1年にあたる311日に、パリにてチャリティーイベントを行います。

団体のロゴに引き続き、今回もイラストを担当させていただきました。


SAKURA POUR LE JAPON」と名付けられたこのイベント、

パリ在住の美容・モード関係の日本人の方々によるビューティー・イベントで、

ヘアーメイク、カット、マッサージ、ネイル、まつげエクステなどの施術、写真撮影、

そして、和菓子のとらやさんの協賛や、料理クリエーターの原田さちよさんによる

花びら寿司やドリンクなどの軽食の販売なども企画されています。


売り上げの全額は、日本の桜ライン311という団体に寄付されます。

津波の到達点に桜の木を植樹し、震災を後世に伝えるためのプロジェクト。

今回のイベントは、何本の桜の木を植樹できるかのチャレンジ。

"日本の春を感じながら美しくなって、美しい桜を日本にお届けしたいという主旨だそうです。


桜ライン311への寄付ということもあり、桜をテーマにしたイラストをと依頼されたとき、

まず思い浮かんだのは、宮崎駿監督の「もののけ姫」のラストシーンでした。

桜のイメージではないけれど、始まりの春のイメージ。
荒れ果てた大地から、うっすらと緑が芽吹き、花々が咲きこぼれて、
やがてぶわぁ~っと緑が生い茂り、豊かな大地へ還っていく場面...

震災後、何度も何度も頭の中で繰り返されたこのイメージ。

私の中でこの映像が頭の中に流れることが、日本への「祈り」でした。

昨年6月、久石譲さんのチャリティーコンサートで演奏されたこのシーンの曲で、
すべてがリンクし、しっかりと会場の祈りの波動がひとつになったことを感じました。


寒い冬が手を振って別れを告げ、新しい命がぷくぷくと芽吹き始めたこの季節、

柔らかなハートの姿をした桜の花びらが集まって、ハート型に満開に。

Hope and Loveのロゴを描かせていただいたときのテーマも、同じ「ハートが集まった日本」でした。

ちょっとバレンタインぽいかもと一瞬考えましたが、そう!それこそ愛のかたち!

今回も、花びら一枚一枚に想いを込めて、描かせていただきました。


私の夫、ヘアースタイリストのYusuke TANIGUCHIもヘアーチームに参加する予定です。

(☆残念ながらお仕事のため参加できなくなりました。)

私は子連れなので、当日はお客さんとして参加させていただきます。

パリにいらっしゃる方は、是非足をお運びください。



SAKURA POUR LE JAPON


2012311日(日)10:0019:00


Studio TOZF

23 Rue Godefroy Cavaignac 75011 Paris


Hope and Love for Japon HP→ http://hopeandlove.jimdo.com/

2012/03/04

ひなまつり


娘にとって2回目の雛祭り。

友人宅での雛祭りパーティーに、いちごのレアチーズケーキを。

いちごで桜の花びらのかたちはかわいかったけど、甘さ控えめすぎて反省。


パーティーに集まった女の子たちは、偶然みんな、洋服がピンク♡

娘には、母が作ってくれたピンクのワンピース。

そして私から、ピンクのヒヤシンスをプレゼント。

春の匂いを何度もくんくん嗅ぎながら、嬉しそうに眺めていました。

我が家の小さなお雛様、今年もありがとう。


2012/02/26

春の足音


アパートの下に、今年いちばんの梅の花が♡


春の卯の花。

手作りの油揚げもどきを入れて。

春の元気なお野菜たちが待ち遠しい日曜日。


2012/02/23

月のお茶


昨日は新月でした。

日本でお友達にいただいた、SONNENTORの月のお茶でティータイム。

月の満ち欠けに合わせ、心と体のバランスを保ってくれるハーブティー。

自然のリズムに合わせた農法で作られる、オーガニックで生命力の強いお茶。

新月、月が満ちてゆく上弦の月、満月、月が欠けていく下弦の月の4種類ごとに、

ハーブのブレンドが異なり、どれも優しい味で飲みやすくて、大好きになりました。


出産以来、半年前に再開した月経は、みごとに毎月、新月の日にやってきて、

一度遅れたあとも、今度は必ず満月の日に始まるようになりました。

妊娠前もそういうことがありました。

不思議な体。

月の導く力に素直な私の体。

いつだってお月さまと仲良しのこの体。

でもこのところ忙しくて、バランスをうまくとること、ちょっと鈍っちゃってる。

もうすぐ春を迎え、凍っていた体が雪解けするように、

新月の間はやさしく緩めて、浄化を手伝ってもらいます。

そしてまた満月に向けて、満ちてくエネルギーと共にパワーアップ!


2012/02/21

I♡Muffin



ご近所のお友達のおうちへお手土産に焼いた、
オレンジとチョコチップの大好きなマフィン。
オレンジまるまる一個、皮も果汁もぎゅっと閉じ込めたいい香り。



こっちはキャロットマフィン。
ココナッツとシナモン、くるみとレーズンもたっぷり入れて。

2012/02/20

ぐつぐつ


農家さんから届いたBioの宅配野菜。

先週の寒波で野菜がダメージしたそうで、根菜しか入ってなかったので、豆乳シチュー。

ベシャメルは全粒粉で作るので、我が家のは茶色いのです。


寒波が去って、少し温かくなり、身体が緩んで娘が風邪をひきました。

鼻水と咳が出るので、身体を温めて解毒しやすいごはんを作って、

デトックスを応援してあげたら、2日ですっかりよくなりました。


その間、お外で遊べないので、日本で買った「いないいないばあっ!」のDVD

見ていたら、なんと言えるようになった言葉。


「いないないな~い  いた!!」


うん、ちょっと違うけどね。

初めてのこんなに長いフレーズ。

一生懸命おなかから声だして、新しく言えるようになった言葉に、

娘もちょっとびっくりして、何度も練習するように繰り返す。

なんだか初めて歩いた時のように嬉しくて、目を細めて、おもわず拍手。

成長していく感動と、愛らしさと、このキュンとなる気持ち。

その温かい時間は、ますます、まるでシチューみたいにぐつぐつ煮込まれて、

ほろほろ、とろけそう~♡

2012/02/16

St-Valentin


バレンタインに焼いたフォンダンショコラ。

中からとろーりのはずが、ちょっと焼きすぎちゃった...



旦那さんからいただいたチューリップ。
淡いピンクに、近いようでまだ遠い春を想う。

こっちは娘にって。


ディナーはいびつなハート型ハンバーグに、コーンポタージュ。

ナチュラルワインで乾杯

2012/02/13

つたえる つたわる つたえあう


14ヶ月になった娘の最近は、喋る!喋る!喋る!

日々新しい音や言葉を見つけて、真似して、覚えて、おうちの中がますます賑やか。

言ってることは意味が分からないけど、なにが言いたいかはちゃんと分かる。

それって不思議。親子って不思議。

言葉にならなくても、「おと」で会話する。表現する。


たった3週間の日本滞在から帰ってきたとき、うんと成長していて驚くばかりだった。

お誕生日にプレゼントした木馬に一人で登って、体を自由に揺すって遊ぶ。

洗濯物を干す時、一枚一枚、パンパンってして、どうぞと渡してくれる。

ご飯もほとんど自分で食べて、終わったら手を合わせて、テーブルを布巾で拭く。お皿の中まで拭く。

歯磨きして、靴や洋服を自分で脱いだり、着ようとする。お片づけもしてくれる。

「自分でできる!したい!」が芽生えてきた。

と同時に、授乳が必要なくなってきた。

母乳もどんどん減って、そろそろ卒乳かと思うと、私のほうがキュンと寂しい気持ち。

1年前は、私の母乳だけで生きて、命に繋がるものだったのに、

今はもう、寝る前と甘えたときだけの、ご褒美の心のレメディみたいなもの。

後追いも人見知りもせず、髪の毛も結べるようになり、手足もすらっと締まって、

なんだか気づいたら、ちょっぴりお姉さんになっていた。

最近は、だだをこねたり、怒られるとしゅんと拗ねるようにもなって、

本当に、もうすっかり、しっかり、子供ちゃん。


日本に発つ前は、見るものなんでもが「わんわん」で、行きの飛行機では、

隣の座席のおじさんを指差しては「わんわん」と言って、私をヒヤヒヤさせていたのに、

帰りの飛行機では、ちゃんと犬のことだけを「わんわん」と認識できるようになっていた。

今では家の窓から外を見て、(犬がいなくても)「わんわん、いた!いた!」とはしゃいでる。


童謡のCDをかけてあげると、曲の鳴るおもちゃを引っ張り出してきて、

いろいろあるボタンの中から同じ曲を選んで押す。

私がピアノで弾いてあげると、喜んでその振り付けをする。

何十曲もある中で、メロディーとリズムでちゃんと聞き分けて、覚えてる。

娘の脳みその思考のスピードの速さに圧倒される。


今話せる意味のある言葉、「わんわん、うちゃちゃん(うさちゃん)、ちょーちょ、おっぱい、

おんぶ、パン、ちゃ(お茶)、バー(バナナ)、とーと(お父さん)、パッパ(馬のパカパカ)、

パクパク、これ、あった、いた、いてて、いたい(痛い)、あちー(熱い)」などなど。

そして私たちの話す会話のような「おと」のリズムで、いろんなことをぶつぶつ1日中話してる。


普段、私たちが耳を傾けてない騒音や、窓の外での犬の鳴き声、

隣人の物音などに、とっても敏感に反応していて、いつもハッとさせられる。

遊びに夢中になってても、周囲の音をしっかり聞いていて、自分なりの言葉を使って、教えてくれる。

きっと、雨音とか、風の音、葉のざわめき、鳥のさえずりとか、いちいちちゃんと聞いてて、

まるで野生の動物の聴覚のように、アンテナをピンと立てた彼女の耳は、自然の一部なんだと感じた。


娘の名前、「響花(おとは)」。

私たちが、名付けた由来と同じことだって、気づいた。

人間であっても、自然の一部だということ。

花のように自然の響(おと)と共生していける力強い女の子。


出産してから1年以上経った今も、自分に子供がいることが、いまだ夢のよう。

娘と会話できるようになったことも、夢の中みたい、ふわふわと信じられないままの私と、

「今」の中にしか生きてない、まっすぐ一生懸命に表現する娘。

私たちの話す言葉、彼女を包むすべての「おと」、聞いて、真似て、伝える。

伝わって、喜ぶ。嬉しいから、お互い、伝え合う。

思わずぎゅうって抱きしめたくなる。

あたり前のことだけど、すばらしいこと。

娘の心の、中のほうから、一生懸命伝わってくるキラキラした気持ち、

受け止めてあげれて、お互い、嬉しくって、とにかく、ずっと笑顔の毎日。

たのしい!まいにち、だいすき!


ちっちゃいおにぎり


最近、味のあるものを少しずつ食べ始めるようになった娘。

色のあるもの、味のあるものがお気に入りで、

いつものお茶碗でごはん(お米)を食べるのがつまんないみたいなので、

大好きな海苔で巻いて、ちっちゃいおにぎり。

これならひとりでパクパク。

2012/02/08

雪の命日

25日。私たちの大切な家族、うさぎのイヴちゃんがお空へ旅立った日。

朝からぐんと冷え込んで、とうとう雪が降り、辺り一面が一瞬で真っ白に。

3年前も、イヴが眠ったあと、かわいい粉雪がふわふわ舞っていました。

埋葬するときは、黒うさぎなのに、まるで白雪姫みたいに、

真っ白な雪の中ですやすや眠る姿が、本当に穏やかで美しくて、

悲しさも吹っ飛ぶくらい温かくて、愛しくて、お別れのときは、みんなが笑顔になっていました。


今年も、イヴの眠る森へ、お墓参り。

−13の予報だったけど、白い雪の絨毯の上できらきら踊る氷の妖精たちに見とれて、

その景色にうっとりして、寒さなんて忘れちゃうくらい。
娘と3人で夢中になって、白い息を吐き、ほっぺと鼻を真っ赤にしながら、

雪の上をさくさく歩いたり、湖のたくさんの鴨を見たり、緑の新芽を見つけたり、

鳥のさえずりを聞いたり、自然に生まれた氷のオブジェに感動したり...


去年の命日、産まれたばかりの娘を連れて、森へ行ったときは、

なんとイヴと同じ黒うさぎに出逢うという、とっても不思議な体験をしました。

まるでイヴが娘の誕生を祝福してくれているようで、

黒うさぎの温かいメッセージに、安心感と愛でいっぱいになったのを覚えています。


イヴが教えてくれたこと。数えきれないくらい。

今もなお、私たちに愛をくれる。やさしい気持ちをくれる。

食べもの、健康でいること、自然の大切さ、彼女が教えてくれたこと。


イヴのお墓に植えたりんごの木に、新しい命が芽吹いていました。

大好きだった、りんごとにんじんをお供えして、

今年は娘といっしょに手を合わせて、

りんごの木の枝にキスをして、また春に会う約束をしました。
























氷の宝石