パリ在住のモード関係の方々による東日本大震災支援団体Hope and Love for Japanが、
震災から1年にあたる3月11日に、パリにてチャリティーイベントを行います。
団体のロゴに引き続き、今回もイラストを担当させていただきました。
「SAKURA POUR LE JAPON」と名付けられたこのイベント、
パリ在住の美容・モード関係の日本人の方々によるビューティー・イベントで、
ヘアーメイク、カット、マッサージ、ネイル、まつげエクステなどの施術、写真撮影、
そして、和菓子のとらやさんの協賛や、料理クリエーターの原田さちよさんによる
花びら寿司やドリンクなどの軽食の販売なども企画されています。
売り上げの全額は、日本の桜ライン311という団体に寄付されます。
津波の到達点に桜の木を植樹し、震災を後世に伝えるためのプロジェクト。
今回のイベントは、何本の桜の木を植樹できるかのチャレンジ。
"日本の春を感じながら美しくなって、美しい桜を日本にお届けしたいという主旨だそうです。
まず思い浮かんだのは、宮崎駿監督の「もののけ姫」のラストシーンでした。
桜のイメージではないけれど、始まりの春のイメージ。震災後、何度も何度も頭の中で繰り返されたこのイメージ。
私の中でこの映像が頭の中に流れることが、日本への「祈り」でした。
昨年6月、久石譲さんのチャリティーコンサートで演奏されたこのシーンの曲で、寒い冬が手を振って別れを告げ、新しい命がぷくぷくと芽吹き始めたこの季節、
柔らかなハートの姿をした桜の花びらが集まって、ハート型に満開に。
Hope and Loveのロゴを描かせていただいたときのテーマも、同じ「ハートが集まった日本」でした。
ちょっとバレンタインぽいかもと一瞬考えましたが、そう!それこそ愛のかたち!
今回も、花びら一枚一枚に想いを込めて、描かせていただきました。
(☆残念ながらお仕事のため参加できなくなりました。)
パリにいらっしゃる方は、是非足をお運びください。
SAKURA POUR LE JAPON
2012年3月11日(日)10:00~19:00
Studio TOZF
23 Rue Godefroy Cavaignac 75011 Paris
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