日本から来ていた母と一緒に、旦那さんと3人で
ノルマンディーとの境目にあるブルターニュの小さな街へ行ってきました。
羊に鶏、白い牛、茶色ぶちの牛、ロバ、アヒルの農場が隣にあって、
家庭菜園のある庭には大きな犬がいる、イギリス人夫妻が経営するChambre d'hôteに滞在。
菜園にはトマト、なす、カリフラワー、かぼちゃ、いちご、フランボワーズ、モモ、ナシ...
他にも名前の知らない、みごとに実をつけた植物たちがたくさん。
風の音しか聞こえない歩道を歩けば、自然に実ったブラックベリーやチェリーがごっそり。
旦那さんは手にいっぱい穫って頬張りながら、
私は道ばたに咲き乱れるカモミールやミントを摘んで匂いながら、
丘の上にあるトウモロコシ畑や、セロリ畑まで歩いた。
母がロバに話しかけると「ヒッコヒッコ」と大きな声で鳴いて、
色とりどりの鮮やかなあじさいの花が揺れた。
歩いても歩いても、お店もなにもなくて、たまにトラクターが道を通るだけ。
ハンモックに揺られながら、ぼーっと雲が流れるのを見たり、動物の鳴き声を真似したり、
昔、小さい頃に遊んだ"オオバコ相撲"をしたりして、ゆっくり流れるのどかな時間を楽しんだ。
風の音、牛やロバ、鶏の鳴き声、道に実るベリーの味、きれいなお花や植物、
大きな空を見てること、ひとつひとつをお腹の赤ちゃんに伝えた。
そして母に、私がお腹の中にいたときの話をしてもらうのが嬉しかった。
自然と一体になって、土の真上で、木々のそばで、何度も何度も、大地に「ありがとう」。
なんて素敵なバカンス!
返信削除空がひろーい、ですね。
お腹の赤ちゃんものびのび。
チカちゃん
返信削除すっごーーーい穏やかな日々でした。
本当に、のびのび。
パリに帰って来て、もっと実感です。
とっても素敵なヴァカンスを3人で過ごされたのですね。
返信削除なんかのんびりしていて、自然の恵みをたくさん感じることができて、きっと、3人+ベベちゃんも一緒に色々な事を感じることができたのでは?
さおりさん
返信削除短期間でバタバタでしたが、あっちでは「ひま〜」なくらい、
のんびりしちゃってました。
パリをちょっとでも出ると、違いますね!
またすぐにでも行きたいです...