16ヶ月になった我が家のおてんば娘ちゃん。
最近は公園に行くと、ベビーカーから降りて、自分で扉を開けて入り、
一人ですべり台の階段を登って滑って、木馬に乗って降りて、
砂をすくったり、ハトやすずめを追っかけたりして遊ぶようになった。
とうとう私は憧れの "ベンチで見守るお母さん" デビュー!
ますますよく喋るようになり、意味のある「ことば」と暮らす娘の毎日...
朝、目覚めると、燦々と入ってくるお日さまに「ぶしー!(眩しい)」と起きて、
朝ごはんに「ごー(煮りんご)」と「ちゃちゃ(茶)」を欲しがって、
熱いと「あちちー」。ホットケーキを「おいシー!」と食べる。
お口の周りを拭いてあげると「きゅっきゅ」。
そして「とっと(お父さん)」に「バイバイ」と手を振って見送る。
お花の匂いを「くんくん」と言いながら香って、プランターのお世話。
芽吹いたばかりの小さな葉っぱに「ちっちゃいちっちゃい」と触れる。
「わんわん」「がーが」「めぇめぇ」「ぶた」「ぞう」が出てくる絵本を読んで、
「ちょーちょ」の曲に合わせて踊って、「ぱっかぱっか」と木馬に乗って揺すり、
「いないないばっ!」して遊んだあとは、おやつに「パン」。
"すき" と "すてき" は、どちらも「ち」。
頭をぶつけて「いたいたい」と頭をなでなで。
ボールが転がって「どこどこ?」、見つけて「あったー!」。
元気の充電が切れると「だっこ!だっこ!」「おっぱい」と甘えてくる。
うんちが出ると「ちぃ」と報告、「っさいさい(くさいくさい)」と鼻に皺をよせる。
外に遊びに行く時は、「くっく(靴)」を自分で履き、上着も自分で半分着て、
帰ってくると「てて(手)」と言って、洗面台に行って手を洗う。
「がぁん(ご飯)」に「プー(スープ)」や「じんじん(にんじん)」に「ばぶ(かぶ)」
たまに「か(魚)」も食べて、梅干しは「ぱい!(酸っぱい)」。
「じゅ(お水)」を飲んで、夜になったらみんなに「チュ」して、
お布団に「ごぉん(ごろん)」して、「ねんね」でおやすみ。
こう並べてみると、2ヶ月前のブログで綴った言葉の数に比べて、遥かに増えててびっくり。
日々、私たちの会話から、新しい「音」を見つけて拾って、自然と挑戦する。
だから、私の娘に対する話し方も変わった。前よりうんと、ゆっくり、丁寧に。
私たちの何気ない会話もドキっとするくらい、ちゃーんと分かってる。
ピンとアンテナを張って自分の聴く力を育ててる。
私たちにチュウしてくれるのがマイブームな娘。
「お母さん、お仕事にシュウチュウしたいの」と言うと、チュウしてくれる。
いたずらが止まらないので「やめてちょうだい、チュウイしてるの!」と言うと、彼女なりの「やさしさ」「安心」の表現なんだと思う。
言葉と共に、表現することもぐんと上手になってきた。
「喜び」を表すために、驚いた表情をしてみたり、踊ったりジャンプの練習したり。
「怒り」を表すために反り返ったり、噛んでみたり、つねってみたり。
反抗の気持ちも芽生え始めてきた。
自分のしたくないことを言われた時は、「やー!」と嫌な顔をする。
そんな娘に対して困ってしまうこと、イライラすることも、もちろん比例して増えてきた。
でも、毎日、娘に教えてもらうことが、いーっぱい。
娘を見ることで、自分の中身がよーく見える。
そんな自分がもっと好きになる。
言葉を覚え始めた子供の「ことば」には、わくわくの波動が詰まってる。
きらきら透明のクリスタルのように、まっすぐで、人を不快にしない。
嬉しい楽しい「ことば」で溢れた、賑やかな生活。
伝える。伝わる。伝えあう。
いつもあたり前すぎて意識してなかった、
「ことば」があるだけで、こんなにも楽しいなんて!
だから、ひとつひとつ発する言葉、生きもののように大切に。
いつもありがとう、小さな怪獣ちゃん。
P.S 発売中のドイツの子供雑誌「mum」に響花(おとは)がモデルで載っています。
撮影は去年の12月(ちょうど1歳の時)だったので、今よりうんと小ちゃいです。
(HPにもちらっと映っています。)
久しぶりにブログ拝見。
返信削除エピソードも文も写真も素敵ですね。
読みながらよい時間をすごさせていただけます。感謝しつつ。
fishさん
削除お久しぶりです!
ここ最近パン作りを再開したところだったので、なんだか偶然嬉しいコメントでした。
ながーい文を読んでいただき、ありがとうございます。
私もまたお邪魔しに行かせていただきます!