2009/10/02

必要じゃないもの


昨日、欲しいものがあったので、comme des garçonsへ行った。
買ったものを 綺麗に袋に包んで箱に入れて、紙袋に入れて、
あとから気付いたら、ポストカードやショップカードもたくさん入ってた。
欲しくないのに。見て捨ててしまうだけなのに。

それから、昨日オープンしたユニクロに並んで入ってみた。
帰りがけに、オープン記念の布のトートバッグを配りまくってたけど、もらわなかった。
何も買ってない人にも 配ってた。
結局 "エコバッグ"にもならないで ゴミになっていくんだろうな、と思った。
オープン記念のスタッフTシャツもそう。(店員230人分の)

その後、STARBACKSでミーティング。
今日の行動は 日本にいるみたいって思いながら、
人を待ちながら、みんながコーヒーを飲んだ後の紙コップや紙ナプキンが
どんどん捨てられていくのを見てた。
隣のおやじカフェにしとけば ゴミがでなかったのにな...

そんなことを考えながら、家に帰ると、
郵便受けにBio coopのチラシが入ってた。
Bioのお店のチラシ...
エコのために買い物バッグは有料で売ってるお店なのに、
大量のチラシやカタログを配ってる。それがゴミ箱にたくさん貯まってる。

全部 悲しい。
もう、心から残念。
テレビを付けたら 目に映るものがゴミにしか見えなかった。
でも 私もゴミを出す。
私の作品も 人から見ればゴミかもしれない。

スーパーではビニール袋をもらわないし、郵便物の封筒をメモ代わりに 必ず使ったり、
野菜の皮も芯も捨てずに食べる、お肉の骨でダシを取る、
できることはしてるけど...
これだけでは大地は、地球は喜ばない。
ここでこうやって書くことしかできない自分が 今日はちょっと 悔しいです。

6 件のコメント:

  1. 企業利益のための広告に無駄が多いということですね。
    私も不要なものは貰わないようにしています、貰っても見もしないでゴミ箱行き。誰にとっても資源を無駄にすることのない宣伝媒体、環境に良い広告って口コミ、、?メディアを通すと高いですしね。
    今のところリサイクルとして還元するしかないのでしょうか。難しいところです、、、
    極端な話、資本主義の中身から抜本的な見直しが必要な気もします。

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  2. 当たり前のことですが、
    ひとりだけが心がけても地球はきれいにはなりません。

    人類史上のなかで、
    農業が始まったときから、環境破壊は始まっているのです。

    きっと、この地球が立て直すには何千年とかかるでしょう。
    その前に、もう太陽が中年の域に来ているので、地球はそんなに持たないかもしれません。

    今、遅すぎた春ですが、MOTTAINAIが地球語になり、
    みんなの意識は高まっています。

    でも、綺麗な地球はもう戻りません。
    こんなことを言うのは酷ですが。
    生物が若返らないのと同じように。

    しかし、維持は出来るかもしれません。
    地球が爆発して消えてしまう前に、
    「ああ、いい一生だった」
    と思わせて、見送ってあげたいものです。
    私たちはもういませんが、生まれ変って、地球を送り出してあげたい。

    だから、ゆいさん、
    自分の非力さを嘆いてしまいますが、
    地球の最後を看取ること、を考えると、
    今できることを、できるかぎりするしかないんですよね。

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  3. KEIKOさん
    本当そうですよね。
    セールの時期に 売れ残った1ユーロまでになった大量の洋服を見て、
    ”本当に売れると思って作ったのか?”って 腹立たしくなります。
    それは どこにいっちゃうんだろう..
    ”もの”が溢れ過ぎてるんだと思うのです。
    人はもっと“大切なもの”を しっかり大切にしてれば、
    こうならないと思うのです。
    そしたら広告もいらない。

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  4. チカちゃん
    ありがとう。
    生物が若返らないのと同じ...
    残酷だけど、そうだね。
    地球だって 人も草も土も 宇宙の一部。
    そうだった。
    人工的なもの、不自然なものを避けて生きれば 
    少しでも長生きできるもんね、死は何にでもある。
    「ああ、いい一生だった」って思える人生、地球にもそうしたい!!

    私がもう少し力のある人になったら、もっと大きく働きかけることをする。
    が 私の夢です。

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  5. 全く同感です・・・。私もいろんなところで無駄にごみになっているものを見るととても悲しくなりますし、できることはしているつもりです。でも100%無駄を極力減らすのは可能でも、全く無くすのは不可能でしょう。誰しも「これは無駄になる」と思って作ってはいないだろうし、その予測も簡単そうで難しいものです。また、去年のリーマンショックのように突然のアクシデントで売れ残ってしまうものだってあるでしょう。人によって無駄の意味も違うだろうし。「広告はいらない」と言ってしまったら、それで生活している人もいるわけですし。また、全く無駄がない世の中だったらそれもまたつまらないかもしれません。本来のアイディアは極めて単純であっても、末端は複雑ですよね・・・。

    誰もが「地球を大事にしなくては」と本気で気づくまでには多かれ少なかれ時間がかかるものですよね。一生気づかない人だっているかもしれないし、私だってもともと意識が強かったわけではないし、Yuiさんもきっとそうだったのではないですか?人の意識を無理やり転換させるのは無理だろうし、だから気づいた人からできることを精一杯やるしかないんじゃないかしら。自己満足でしかなくても。自己満足では終わらせない!と思うならば、それこそ政治的活動を起こすなり、世界を動かすぐらいのことを考えなければならないかもしれません・・・。それでも、北朝鮮や中国のような国でない限り強制的に全ての人を従わせるのは無理でしょう・・・。

    考えれば考えるほど難しいけれど、がんばったところでどれだけ役に立つのかはわからないけれど、トニカクできるだけのことをしていくしかないですよね。

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  6. 匿名さま
    ありがとうございます。
    とにかくなんか日頃溜まっていた悔しさ、悲しさが ぐっと出てしまいました..
    ”広告”がなかったら 私はきっとパリに来なかったでしょうし、
    今の社会のシステムは もうこうなってしまってますから、
    生きていけませんよね。
    私も10年前は 日本にいる頃は、地球のことなんて、これっぽっちも考えていませんでした。
    少しずつ考え始めたのは、こちらの生活で”ゆとり”があるから...
    日本は忙しすぎます。
    自分でいいものを探す時間がないから、カタログのような雑誌に溢れて
    コンビニで 食料を調達して...

    少しずつでいいので、私の一滴が 少しずつ大きな波紋になるように、
    何年かかってもいいので、伝えていきたいです。
    まだ どうしていいのかも分かりませんが、私のペースで
    私なりに やっていきたいと思います。

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