2011/07/18

生きてるかんじ


ここ何週間か、お仕事が忙しかったので、娘を連れてアトリエに通っていました。
朝起きて、授乳やおむつ替えをしながら、衣類と布おむつの2度洗濯をして、
前日の洗濯物を畳み、掃除して、娘の離乳食を作って、自分のご飯を食べて、お昼寝させて、
あっという間にお昼すぎ。アトリエに移動して、仕事を開始。
娘をあやしながらだから、限られた時間の半分くらいしか仕事ははかどらない。
(大変な時は、ベビーシッターさんにもお願いしたり)
夕方になったら、買い物して、家に帰って、娘に離乳食をあげて、夕食の準備。
翌日の旦那さんのお弁当も詰めて。適当なものだけど。
お風呂に入れて、ご飯を食べて、寝かしつけてから、また夜中まで仕事再開。
寝ぐずりと夜泣きがあるから、寝た気がしないまま朝がくる...
私のストレスで娘がぐずり、悪循環な日々もあった。旦那さんの手助けにも感謝。
「やっぱり女は働くべきじゃない!!」なんて思いながら、流れていく慌ただしい生活。

でも、なんか、おもいっきり生きてるかんじ!
パリに来て、一番「生きてるかんじ」がした。
パワフルな娘の成長を見ているだけでもそう思うけど、
過去も未来も考える暇なく「今」しかない。
一瞬で「今」が過ぎていってしまう。
生きてる生きてる。
すごく疲れるけど、それは生きてるから!
お腹がすくのは、生きてるから!
今までこんなこと、あまり感じなかった。
やっぱり、守るべきものがやってきたから、なのかな。
母になって、生まれ変わった、というか、
自分が持って生まれてきた大きな仕事に出逢ったというか...
お仕事が一段落して、たっぷりと娘との時間を心がけるようになった。

娘は生後7ヶ月を迎え、ハイハイもお尻を上げて完全にできるようになり、
早くもつかまり立ちや、伝い歩きもできるようになり、
最近は、私を追って「マンマ〜」と言うようになった。
泣いてる時だけしか言わないけど。笑
嬉しい。ぎゅぅ〜っとしたくなる。生きててよかった。
教えたわけじゃないのに、びっくり。
私は自分のことを「お母さん」としか呼んでないのに。
これが「ママ」の語源?
ママって、甘えの言葉なのかも。

娘から、毎日溢れんばかりの元気のエネルギーをもらってる。
命をかけてでも、この子を守るのだ。

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