私には二人の弟がいます。
私よリ6つ年下の実弟と、主人の6つ年下の義弟。
そして二人は誕生日が1日違いで、共にミュージシャン。
ヴァイオリニストではなく"ヴァイオリン弾き"という実弟と、パーカッショニストの義弟。
奏でるジャンルは全然違うけど、演奏する喜びと、
それで人を楽しませることができる温かいハートの持ち主。舞台の上のマジシャン。
実は私も幼少時代からピアノとヴァイオリンを習っていて、一度は音楽の道を目指したほどでした。
何年か遅れで私に続いてヴァイオリンを初めた弟は、
みるみる上達して私を追い越し、自分なりの音色を身につけていきました。
私が買ってもらった若いヴァイオリンは、弟の手に渡って、立派に成長しました。
しっかり弾き込んでくれたおかげで、当時の声とは比べものにならないくらいの音色で歌ってる。
いつだったか、弟の演奏を、娘と聴いていて、はっとしたこと。
私がパリに渡った時、まだ中学生だった彼は、
私の置いていったヴァイオリンと共に、気づけばすっかり大人になっていたのでした。
聴いてる人をふわっと包み込んで安心させて、愉快な気分にしてくれる。
音に秘められた何か深ーいもの、まだまだ中に財宝が眠ってるようなドキドキ感。
どんどん洗練されて、ますます色っぽい音色を奏でていく彼の姿は、
弟というよりも、ひとりの人間として見せてもらいたいと思うようになりました。
義弟もまた、弟らしい顔とステージの上の顔の二つを持った魅力的な人。
ふざけあってる時のおもいっきり無邪気な笑顔と、
音楽に打ち込むときの真剣なまなざしは、どきっとするほど違って、
彼の刻むリズムからは、彼のやさしさが、温かい人柄が、伝わってきます。
太陽の光のかけらのような、元気をくれるひと。
二人とも、音楽という手段を選んだこと。
音を楽しみ、音で楽しませてくれる、彼らの役割。
そんな彼らを見ていると本当に、楽しそう!これぞ音楽。
心から滲みでてくるものが、音の波動に乗って、まわりを彼ら色に染めていく。
これからもたくさんの人の心に、音の楽しさ、奏でていって欲しいと思います。
ふたりの弟、お誕生日、おめでとう。
Hikaru WAKITA (ヴァイオリン)
民族音楽から昭和歌謡まで古今東西の音楽を演奏。
主に関西を中心にライブ活動。
HIromi TANIGUCHI (パーカッション)
個人活動の他、サンバチームMaquina do ritmoのリーダーも努める。
主に宮崎を中心にライブ活動。
楽器の音、めちゃめちゃ変わってるよ。心地よく鳴るバイオリンに育ってます。
返信削除生で聴いてほしいな。
フランスにライブしにいくのを待っててくださいな。
弟より
ひーくん!
返信削除コメント返しありがとう!
本当、見違えるほど美しい娘に育ったよ。
是非フランスでライブできたらいいのに。
そして、ひろくんといつか共演してもらいたいなぁ、ジャンルの枠を超えて。
輝君お誕生日おめでとう!!
返信削除そしてYuiちゃんありがとう!!
こうしてBlogで読んでて共通してる事がいっぱいでビックリ☆
これはもう共演するしかないでしょう!!w
ひろくん
返信削除わ〜 弟たちからコメントいただけて感激☆
輝もひろくんのブログ見ても、今年はなんだかいっそう記念に残るお誕生日だったみたいだね。
二人ともケーキでお祝いしてもらっちゃって。
おめでとう!
共演してくれる日を心から楽しみにしてる〜!