先日、娘がインフルエンザにかかり、40度近くの高熱が出て、
いつも元気な娘が初めて布団の上でぐったり。
自然療法のみで乗り越えたかったけど、なにしろ初めてのことで、
辛そうな姿が心配になり、夜中にSOS Médicin(救急医)を呼んだ。
やはり解熱剤やら鎮痛剤、咳止め、嘔吐止めなどいろいろ薬を処方され、
翌朝も熱が下がらなかったので、夫と話し合って解熱剤のみを一度だけ飲ませた。
すーっと熱は下がって、らくになった娘は、
今度は元気いっぱいになって部屋中ぐるぐる駆け回って、遊び始めた。
本来、元の病気と闘うために、安静に体を休めてエネルギーを蓄えるべきなのに、
そのための体力をどんどん消費して、目はギンギンに冴えて寝てくれない。
動いて食欲も出たのか、おかゆを食べずパンを食べたり。
食欲がない時はお腹を休める合図なのに、それすら狂ってしまって、逆効果。
高熱の時は病気と闘う時間。自然治癒力に任せた方が治りは早い。
やっぱりお薬はあげなきゃよかった...と思った。
夕方、薬が切れてきた頃、疲れ果ててコロっと寝て、また高熱が出て、ぐったり。
これの繰り返しでは、風邪は長引く。
病人は病人らしく寝てくれてた方がいい。娘は仕事があるわけじゃないんだから。
彼女にとって、生まれて初めての高熱、初めてのお薬(着色料、イチゴ味!)、
初めての下痢(薬の解毒)、初めての食欲不振で、きっとびっくりしたはず。
こうやって免疫をつけて、ますます強い子になっていく!
私たちも、悩んで迷って話し合って、いろいろ考えさせてられた出来事だった。
そして娘の体調がよくなったと思ったら、今度は私がダウン。
38度の熱。数年ぶりの風邪。
食事療法と、娘がしてくれる「よしよし」のみのお手当て。
ピンとくるものがなくてホメオパシーも取らず。
お腹にやさしく体を温めてくれる食事をいただいて、自分の自然治癒力を信じ、
寝る前に「明日は風邪ひいてない!」と唱えて寝たら、どっと汗をかいて翌日はすっかり治ってた。
もう何年もお薬は飲んでないけど、日頃の食生活のおかげで風邪の治りは早い。
お布団と八百屋さんがあれば、たいていの風邪はすぐに治るのです。
ちょうど1年前、出産直前に書いた日記を思い出した。
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