2015/02/10

ひらがな


ひらがなを覚えたい年ごろの娘。
星の絵を見て『ほ』を覚えるような絵本で、
「おほしさま」の『お』と言ってしまう..

おいも おうち おうまさん おくつ おさかな
おさるさん おそと おなす おなべ おひるね 
おふね おへや おまめ おみみ おみせ おやさい
 
なんでも『お』をつけて覚えてたから、大苦戦。

娘の幼稚園は、シュタイナーだけど、
次の年長さんでは少し文字(アルファベット)も教わる。

ひらがなもアルファベットも最近すごく書きたがって
自分の名前はひとりで書けるようになった。
はじめて「お」を書いてみたのは1年前で
スローペースだけど、今まさに「書きたい!」時期のよう。

「と」の字がどうしても逆になる。笑


 私の書いたのを真似して、幼稚園の先生につくったお誕生日カード。


「と」や「N」が何度も書いても逆になってしまうのは、
きっと自然なことで、娘にとって心地のいい感覚なんだろうと思って
そういう自ら生み出すリズム、流れみたいなもの
大切にしてほしいから、無理に直すことはまだしてない。

最近、文字と同時に、突然毎日ひたすら絵を描く娘。
寝る間も惜しむほど、お休みの日の前は夜遅くまで「絵が描きたい」って
狂ったように、色鉛筆片手に何時間も夢中になって。
ちょっと前に新しく買ったおえかき帳もあっという間に全部描き尽くした。
描いた絵に毎回「これなぁに?」って聞いてたら、
「わかんないよ!」って、絵を描くには目的がないといけないの?と
逆に尋ねられたようで、はっとさせられた。

シュタイナーの本にあった言葉。
「文字を書く前の段階としては、クレヨンや鉛筆を持って、
 どの方向にも自由に線を描けるようになることが必要。
 思いっきり、自由に、らくがきや自由画を描くこと。
 それが、文字を書く土台になる。」

今、きっとそういう時期。
発芽して成長して、開花していく過程が組み込まれた種のように、
無意識に自らの力が導くままに力強く生きてる。
土の中で、春を感じて、
今、むくむくと殻を割って顔をだす可能性の種。
生命力ってすごい。

そんな娘のエネルギーに圧倒される今日この頃。

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