2014/07/05

いま、想うこと



7月はじめの日は、頬をつたう涙の感触で目覚めました。

戦争体験する怖い夢を見ました。
張りつめた 重くて恐ろしい空間に
遠くから近寄ってくる足音
怖くて怖くて
震えながら娘の手をひいて、
なにかでふいに力が抜けて、涙が溢れた..

はっと目を開けたら
朝日が眩しくカーテンからこぼれてた。

あの夢を見ただけで寿命が縮んだようだった。
隣ですやすや眠る娘の
からだの温かさを感じて
いつも以上に
いつも通りの朝に感謝しました。
 

その夢を見た前日は、
官邸前の集団的自衛権反対のデモの様子をネットで見ながら
ひとつになる賛同者の声にこみあげてきて、
夜は、のんちゃんのブログ読んで涙して、
朝はその夢で泣きながら目覚め、
娘を幼稚園に送って、別れ際でうるうる..
とうとう集団的自衛権が容認され、
ごはん食べながらまた泣けてきて..

いやーってほど
どんより、もやもや、めそめそして、
そんな私を心配そうに気づかう娘を見て
ふと気づいたのだけど..

親の不安は、子どもに一番に伝わる。
子どもが病気のときだってそう。
親の不安が、一番の悪化につながる。
私が娘の治癒力を信じているほど
答えるように、あっという間に回復する。
まだどうなるか分からない未来を
ネガティブな想像で決めつけて
子どもたちを不安にさせちゃいけない。
本来の私たちは、
もともと恐れも不安も憎しみも持っていない。
与えなければ、響かない。
子どもたちが引き寄せるものは、私たち次第。

ネットを見ていると、
怒りと憎しみの色でいっぱい。
この不安な連鎖こそが、罠なのかな、なんても思えてきたり..
私もそれをぐるぐる巻き付けて、そんな色を放ってた。

子どもを戦争に行かせたくない!と
思うのは、親としてあたり前だし、行かせたいと思う親なんていない。
子どもは大人が守るべき、もちろんもちろんそうだけど、

子どもたちはそれ以上に、大きな使命を持って生まれてきてる。
私たちだってそう。

子どもは両親を選んで生まれてくる。

どんなに短い命の子も、虐待を受けてしまう子も
自らそれを望んで産まれてくる、とよく言われるけど、私もそう思う。
親の魂の成長を助けるために。

そして、 この時代に生まれてきた子どもたちは、
この時代を自ら選んで、やってきたんだと思う。
地球の成長のために。

魂レベルの高い子どもたちは
目の前のことでオロオロしている私よりも
ずーっと分かってる、気がした。

今、小さな灯が集まって、すごく大きな光になろうとしてる。
反対デモの4万人はすごい数字だし、
ここ数年、数ヶ月、数日のうちにも確実に、意識を向ける人が増え続けてる。
私たちがこんなに真剣にこの国に危機感を持って、
考えるようになった、大きなきっかけになってる。
今ここで、ひとつになって乗り越えることが
私たちの世代の使命なのかなって思う。

すべての出来事には、必ず意味はあるから。
未来へのメッセージだから。
  
『大変』とは、大きく変わるチャンス。 

考え方ひとつ変えて捉えると、
今の日本のこんな状態にだって感謝することができる。

なにがなんでも、子どもたちを、日本の未来を、守りたい
そう心の底から強く祈る気持ちを育ませてくれた。

こんなにも、子どもたち、家族、友達、知らない人、
すべての人の命を尊いものだと、改めて心に刻ませてくれた。

今まで、あたり前に思っていた平和な、豊かな暮らしを
こんなにも大切なものだと気づかせてくれた。

そして、日本の世界のさらなる平和を願う人が
ものすごいスピードで増えてる。
みんなが、ひとつの大きな輪になろうとしてる。

理解できない人たちの理解できない行動、言葉たち、
それさえも、気づきを与えてくれるもの。

こんなに恐ろしいことにでも、
ありがとうって思えることがたくさんある。
闇なのに、光に感じることもできる。

以前、教えてもらった呼吸法。
怒りと憎しみ、悲しみ、不安な気持ち、一気に吸い込んで、
自分の中の喜び、至福、祝福に変換させて、吐き出す..
繰り返してると、内側から光が生まれる。
次々と光がでてきて、包まれる。

毎日いろんなニュースや情報が入ってきて
ずるずるとはまっていって
考え込んで落ち込んだりする日々だけど、
この呼吸を意識して、ネガティブな感情をクリーニングして
できるだけ保っていきたいなと思う。

私たちが、子どもたちが、この時代に生まれてきた意味を、
信じて、感謝して、それに委ねて、愛を放って
未来に導いていきたいし、私たちだって、導かれてる。

日本を変えたければ、
世界を変えたければ、
まずは自分が変わること。
1年前の選挙の時に、すごく心に響いた言葉。

またちょっと見失いがちになってた私に
改めて、気づかせてくれた。

共感できない人も、こういう考えが不快に想う人もきっといると思う。
でも私は、この張り裂けそうな気持ちを、光に変換していきたい。

集団での祈りの効果は科学的に証明もされてる。

そして、地球の、宇宙の一部としての
生命の治癒力を高め合っていきたい。
全体の治癒力が高まれば、自然と毒はでていく..

それが私たち本来の姿。

怒りと憎しみを持ったまま
戦争反対と叫んでいても、
ぶつかりあうだけで
平和は呼べない。

大切なのは
私たちひとりひとりが
平和な心を持って
繋がって
ひとつになって
小さな灯を持ち寄って
輪になり
大きな光を放つこと。
光は愛。

いつか、その愛で
すべてをすっぽり包める日がやってくることを、信じて。

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